2020年もスタートしてぼちぼち平常モードになりつつある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も正月モードを少しでも払拭すべく行っているのが投資方針の策定です。
といっても思いっきり悩むのではなく、サクッと策定するように心がけています。
2019年とは違い、2020年は相場が安定しているなかで策定するのですからなおさらですよね。
ところが、私個人的には全く異なります。
私のリスク許容度が劇的に低下しているからなんですね。
ですのですこし真剣に今年の投資方針を考えてみたいと思います。
ポイントは以下の3点です。
- リスク許容度の低下対策
- 無リスク資産の扱い
- 投資商品の絞り込み
では、それぞれの対策をふまえて見ていきたいと思います。
2020年の投資方針
私の投資方針としてはインデックス投資を原則とするものとします。
これまでは個別株に投資をおこなっていたのですが、リスク許容度が低下しているためにより自分に馴染んでいるインデックス投資に経験と資産を集中させたほうが良いと考えたからなんですね。
リスク資産の基本運用ポートフォリオは昨年どおり以下のファンドで運用します。
もう5年以上同じファンドで運用していますので含み益が大きくなっています。
そのため解約すると多額の税金・信託財産留保額がかかるため乗り換えは適切でないと判断しました。
個別株に関して
個別株はNISA口座にいくつか保有していますが、株主優待や配当金収入がはいること、そして含み損が発生している状況です。
全資産に対してわずかとなっているため、このまま保有することで運用益・配当金を得るようにしていきます。
運用益が発生した時点で順次売却をすることとしました。
運用方法について
インデックス投資に関しての運用方法は従来どおりバリュー平均法で運用していきます。
- 想定する運用利回りは5%
- 追加資金100万円
- 資産チェックは1,4,7,11月の年4回
以上の方針に従って、資産残高とバリュー経路(想定する資産の増え方)をチェック。
資産残高がバリュー経路より高い(多額)の場合には資産を売却
資産残高がバリュー経路より低い(少額)の場合には資産を購入
することで想定利回りを維持するようにしていきたいと思っています。
非課税口座運用
私は一般NISAとiDeCo(個人型確定拠出年金)の両方を利用しています。
NISAは特定口座と同じファンドを保有することで、
- 利益が出たときにはNISA口座から解約
- 損益通算が必要なときには特定口座から解約
することで両面での運用を無駄なくおこないたいと思っています。
無リスク資産
2019年と比較して大きく変更したのが無リスク資産の積み増しです。
現在仕事ができていない状況ですので、収入が不安定な私。
傷病手当金の入金状況によって収入がない状態になってしまいます。
ですので家族に経済的不安をあたえないためにも無リスク資産の残高を積み増しました。
この無リスク資産のには生活防衛資金を含んでいます。
投資資金と併せての無リスク資産は年間生活費の5年分を確保。
資産運用においてバリュー経路より低額なときには躊躇なく資金を投入できるようにしたいと思いますね。
たとえ機会損失と言われても不安定な状況ななか運用を行うのですからこれくらいの無リスク資産は必要だと思い、あえて投資せず確保するようにしました。
感じること
2020年の投資方針を書いてみたのですが、感じたことについてまとめてみたいと思います。
相場は常に不安定
2020年は非常に好調な相場のなかスタートしています。
ただこのように好調な状況はいつまで続くとは限りません。
私は根拠なき経済成長だと感じています。
株式相場が上昇したときの恩恵はありがたくいただき、もしもの暴落があった際には大バーゲンセールだということで積極的に買いに入ろうと思います。
しかし、あくまで資産をチェックする年4回のみに限ることで、落ちるナイフを拾うことはしないつもりです。
マーケットは常に不安定だということを頭に叩き込んで運用を行いたいと思いますね。
無リスク資産はたくさんもっておくべき
私は現在休職中の身ですので、お給料ではなく、傷病手当金を受給しています。
そのため手続きの状況によって収入が不安定になってしまいます。
一方で家族をお金で露頭に迷わせるわけにはいきません。
ですので何かお金が必要になったときにそなえてすぐに使えるお金を確保しておこうと思いました。
個別株から撤退するのは非常に忍びなかったのですが、リスク許容度が低下したのですから仕方ありません。
わたしが今まで取り組んできたインデックス投資での資産運用を徹底させていきたいと思いました。
ある程度経済的な恩恵・災害に対応
リスク許容度が低下したとはいえ、資産の7割がインデックスファンドの私です。
どうしてもマーケットの動向に振り回されるのは仕方がないことです。
そのため
- 相場がいいときには波に乗る
- 暴落相場になったときにはためらわらず追加投資
といったどちらにも対応できるようにしておきたいと思いますね。
まとめ:守りに入った運用をこころがけます
今回私が考えた2020年の投資方針についてまとめてみました。
キャッシュフローがマイナスになる可能性が高くなっているので、無リスク資産を厚めにキープすることで生活と投資両面に対応が可能にできるのかなと思っています。
できればこのままリスク資産がさらに増えてくれたらうれしいなと思っています。
ただマーケットは一寸先は闇です。
何らかのかたちで暴落があれば無理のない範囲で買い進めていきたいと思いますね。
今年1年無事で生き残れますようにと祈っています。
では、またよろしくです!
コメント