私は毎月手書きで財産目録を記帳するようにしてから数年間が経過しました。
毎月月末に記録しているのですが、この1年間どれくらいの資産が増えたかについてチェックをしてみることにしました。
2017年1年間では想像以上に資産が育ってくれました。
では、2017年はどれくらい資産が増えたかについてチェックしてみましょう。
2019.4.7追記
この記事は2017年1年間でどれくらい資産が増えたという記事なのですが、3年弱で1,000万円資産を増やすことができました。
そのなかでも一番資産残高が増えたと実感したのが2017年です。
このように資産の増え方には大小ムラがあります。
また増えればまた良い方で、大暴落により減少することも大いに考えられます。
ですので長期投資の場合には常に市場にとどまり続けるということが必要ですね。
2017年はどれくらい資産が増えたのか
ではさっそくどれくらいの資産が増えたのかご紹介したいと思います。
2017年は・・・
515万円増加しました。
ちなみに2016年は317万円でしたので約200万円の増加となっています。
ただ、資産の増え方だけだと年収、あるいはライフスタイルによって差が出てきますので私がどのようなスペックなのかについてここでご紹介したいと思います。
ひめだかのスペック
私ひめだかが社会的にどのようなスペックなのかについてここでご紹介しましょう。
- 年収:約650万円
- 妻(専業主婦)・子1人
- 転勤族のため住まいは社宅扱い
家族3人ぐらしで、私の収入のみで暮らしていますのでいわば「1馬力」ですね。
転勤族ですので、住んでいるアパートは社宅扱いとなっており、家賃は3万円ほどと格安に住むことができています。
このような状況下のため、恵まれているところとそうでないところがありますので、参考にしていただけたらと思います。
つぎからはどの資産がどれくらい増えたのかについてご紹介します。
カテゴリー別資産の増え方
トータルでは500万円超の増加となった資産なのですが、どのようなカテゴリで増えたのかについてチェックしたいと思います。
資産については以下の通りにまとめました。
- 普通預金
- 財形貯蓄
- 個人向け国債
- 投資信託
- iDeCo(個人型確定拠出年金)
- 株式
- FX
では、それぞれについて見てみましょう。
普通預金
まずは生活の要、そして投資待機資金としても大切な普通預金です。
こちらは302万円の増加となっています。
これは、投資待機資金が増加したことが大きな要因となっているからです。
私はバリュー平均法という方法で投資を行っており、基準(バリュー経路)を上回る場合には投資信託(インデックスファンド)を解約して投資待機資金に入れるようにしています。
今年はそれだけリスク資産にとっては実りある1年であったということですね。
財形貯蓄
2番目は財形貯蓄です。
こちらは、76万円の増加となっています。
これは明確なルールがあり、毎月3万円、ボーナス年2回20万円ずつで合計すると76万円
になるからですね。
この財形貯蓄ですが、相場が急落した際には投資待機資金としていますが、
今年は普通預金の項目でお話したとおり、投資信託を解約しなければならないほどの資産の増加のため解約の必要がありませんでした。
個人向け国債
3番目は個人向け国債です。
こちらは1円も元本を増やしていません。
以前はゆうちょ銀行で子供の児童手当分個人向け国債を購入していたのですが、
資産が増えたことから引っ越しを契機に、児童手当は子供の教育費の口座へ払い込むようにしました。
また、個人向け国債の購入もゆうちょ銀行では非常にめんどくさいことから個人向け国債の購入はしばらくお休みしたいと思っています。
投資信託
投資信託(私の場合はインデックスファンド)はどれくらい増えたのでしょうか。
2017年は75万円の増加となっています。
思ったよりも少ないと感じられた方がいるかもしれませんが、
私は投資方針で投資信託の年間利回りを5%に設定しています。
これを上回る分はすべて解約して利益確定しました。
そのため普通預金が大幅に増加している一方で投資信託の増加は控えめになっている構図となっています。
iDeCo(個人型確定拠出年金)
iDeCo(個人型確定拠出年金)は今年から加入することができるようになりました。
そのため、1年間フルに拠出することはできず、途中からの拠出となりました。
そのため、資産は12万円の増加となりました。
私が勤める会社は確定給付企業年金導入企業のため、拠出限度額が年間14万4000円と少ないのですが、これでも数万円の節税となるためこれからも拠出を行っていきたいですね。
株式
株式は自社株の引き出し分となっています。
その金額は約47万円となっています。
これがまるまる増加分となりました。
私は従業員持株会に加入しており、単位株になると引き出すようにしています。
そうすることで、持株会に加入する際の補助・キャピタルゲインというメリットを享受し、かつ過度に持株会に依存することで生じる暴落した際の資産の減少というデメリットを避けるようにしています。
ただ、自社株は1年間のうち半分の期間はインサイダー取引の可能性があるため売ることができません。
そのために現在は自社株を売却待ちという状態になっているため計上しています。
FX
最後にFXです。
こちらは約5万円の増加となりました。
FXはがっつりレバレッジをかけるイメージがあるのですが、私の方法はトラップ・リピート・イフダン(いわゆる「トラリピ」)という方法で元本100万円豪ドルを買うことで運用しています。
相場が変動するときには激しく約定を繰り返すのですが、ここ数ヶ月は昨年ほど為替の動きが激しくなく、トラリピの動きも緩慢でした。
そのため、昨年は10万円超の利益があったのが半減しています。
こちらもほったらかしの状態でたまーにぽつぽつ約定していましたが、来年もこれでいいかなと思っています。
いつ急激に円高になりトラリピが激しく動くかわかりませんので。
まとめ:実りある1年でした。
これらの資産がどのように増加したのかを見てみて感じたことを書いてみました。
感じるのは今年は本当に実りある1年だったということです。
通常ならばこのようにすべての資産がプラスになることはまれで、いずれかの資産がマイナスになっていることが普通です。
ところが今年はどの資産もプラスとなっていることから自分の資産が大きく膨らんだのだと感じました。
ただ、このように順風満帆な状況がいつまでも続くとは限りません。
そのためにインデックスファンドが利益が出ているのを確認できた際にはちゅうちょなく解約することで投資待機資金を増やし、来るべき暴落に備えていきたいと思います。
私の場合は8資産均等型を中心とするポートフォリオのため、株式100%のポートフォリオと比較してリターンは少なめですが、来年このままほったらかし投資を行っていきます。
来年もここまではいかなくても実りある1年であるといいなと感じました。
今年の記事はこれで最後となりますが、読んでいただいた皆様も良いお年をお迎えください。
では、またよろしくです!
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