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批判殺到の新型NISA案。しかし僕にはメリットがありそうだと感じた

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新型NISA案僕にはメリットがありそう

なかなか斬新な案が出てきたみたいです。

2023年に制度が終了する一般NISAに変わる新型NISAに関する日本経済新聞の記事を目にしてびっくりしてしまいました。

骨子としては以下の三点です。

  • 1階部分を年間20万円・2階部分を年間102万円の年間122万円とする
  • 1階部分は低リスク商品とし、1階部分を満たさないと2階部分に投資ができない
  • 1階部分の低リスク商品はつみたてNISA対象商品を想定
  • 2階部分は現行NISAから高レバレッジ型投資信託など安定的な資産形成に不向きな商品などは除外New!

2019.12.12追記
与党税制改正大綱が決定し、上記の新型NISA案が正式に導入されることになりました。

令和2年度税制改正大綱 | 政策 | ニュース | 自由民主党
第一 令和2年度税制改正の基本的考え方 令和の時代において人口減少と少子高齢化が一層進む中にあっても、直面する 様々な課題を克服し、豊かな日本を次の世代へと引き渡していかなければならない。 このために...

新型NISA案は13,14,18-21ページに記載があります。

当初はめちゃくちゃややこしい案だなぁと思っていたのですが、該当する日本経済新聞の記事を読んでみると意外と私にとってはデメリットはなさそうな感じですね。

なぜかといいますと、

私はインデックスファンドを一般NISAで買っているから

なんですね。

該当の記事を読む前には1階部分はMMFとかの煮ても焼いても食えないような商品しか投資できないかと考えていたのですが、

1階部分はつみたてNISAの商品を想定

というものを読んで少し安心しました。

私の場合にはインデックス投資でも積み立てオンリーではなく、売却も行います。

そのため一般NISAの方が使い勝手がいいのですが、現在のところ少なくとも記事を読む限りデメリットはなさそうです。

ただ、個別株を購入されている方にとっては非常にめんどくさい制度になるのは間違いありません。

今まで年間120万円まるまる個別株の購入にあてられていたのが、20万円はインデックスファンドとごく一部のアクティブファンドの購入にあてなくてはいけないのですから。

このニュースを一部見たときにはなんてめんどくさい制度を作ったんだとかなりびっくりしてしまいました。

しかしながら、少し落ち着いて見てみると少なくとも私にとってはデメリットはなく、むしろ年間2万円枠が増えるのでありがたいのかなとも思っています。

上に政策あれば下に対策あり。

中国での格言なのですが、政府(上)が決めたトンデモ政策でも、人民(下)は抜け道を考えてうまくやるべきというものです。

今回の新型NISAもいろいろと考えてみれば使いみちはありそうだと感じました。

単純に新型NISAがダメなのだと決めつけずに、いかに自分にとってプラスになる使い方ができるかどうかが投資家にとっての腕の見せどころではないでしょうか。

では、またよろしくです!

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ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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