なかなか斬新な案が出てきたみたいです。
2023年に制度が終了する一般NISAに変わる新型NISAに関する日本経済新聞の記事を目にしてびっくりしてしまいました。
なんじゃこれ。
こんなんじゃないって。ほしいのは。
現行NISAの延長でいいやん。これだったら。
なにこの「積立枠」って。それだったらつみたてNISAでいいやんと。
わけがわからない。 https://t.co/iJbk7F4uNZ— ひめだか@投資ブログ書いて〼 (@kotsu2life) December 7, 2019
骨子としては以下の三点です。
- 1階部分を年間20万円・2階部分を年間102万円の年間122万円とする
- 1階部分は低リスク商品とし、1階部分を満たさないと2階部分に投資ができない
- 1階部分の低リスク商品はつみたてNISA対象商品を想定
- 2階部分は現行NISAから高レバレッジ型投資信託など安定的な資産形成に不向きな商品などは除外New!
2019.12.12追記
与党税制改正大綱が決定し、上記の新型NISA案が正式に導入されることになりました。
新型NISA案は13,14,18-21ページに記載があります。
当初はめちゃくちゃややこしい案だなぁと思っていたのですが、該当する日本経済新聞の記事を読んでみると意外と私にとってはデメリットはなさそうな感じですね。
なぜかといいますと、
私はインデックスファンドを一般NISAで買っているから
なんですね。
該当の記事を読む前には1階部分はMMFとかの煮ても焼いても食えないような商品しか投資できないかと考えていたのですが、
1階部分はつみたてNISAの商品を想定
というものを読んで少し安心しました。
私の場合にはインデックス投資でも積み立てオンリーではなく、売却も行います。
そのため一般NISAの方が使い勝手がいいのですが、現在のところ少なくとも記事を読む限りデメリットはなさそうです。
ただ、個別株を購入されている方にとっては非常にめんどくさい制度になるのは間違いありません。
今まで年間120万円まるまる個別株の購入にあてられていたのが、20万円はインデックスファンドとごく一部のアクティブファンドの購入にあてなくてはいけないのですから。
このニュースを一部見たときにはなんてめんどくさい制度を作ったんだとかなりびっくりしてしまいました。
しかしながら、少し落ち着いて見てみると少なくとも私にとってはデメリットはなく、むしろ年間2万円枠が増えるのでありがたいのかなとも思っています。
上に政策あれば下に対策あり。
中国での格言なのですが、政府(上)が決めたトンデモ政策でも、人民(下)は抜け道を考えてうまくやるべきというものです。
今回の新型NISAもいろいろと考えてみれば使いみちはありそうだと感じました。
単純に新型NISAがダメなのだと決めつけずに、いかに自分にとってプラスになる使い方ができるかどうかが投資家にとっての腕の見せどころではないでしょうか。
では、またよろしくです!
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