そろそろサラリーマンの方は年末調整のころではないでしょうか。
そして驚いていらっしゃるのではないでしょうか。
年末調整の記入内容めちゃくちゃムズいと。
私が勤務する会社ではありがたいことにオリジナルの年末調整書類を作ってくれて、家族構成、会社経由で加入する保険などは印刷したうえで配布されます。
ですので、通常ならばはんこをポンとついて終了なわけです。
これって非常にありがたいですし、税知識のない社員でもトラブルなく年末調整ができる制度ということで労使ともにウィンウィンの仕組みでした。
通常の企業ならばそのようなことはなく、自分で書かなくちゃいけないですよね。
そのように恵まれた立場の私が驚愕したのが2019年からの年末調整書類ですね。
特にややこしい配偶者控除の申告書
- 紙が3枚になった
- 所得予定金額を書かないといけない
- 収入金額に早見表をみて計算をして所得金額を計算が必要
もう、わけがわからないと思います。
ネズミがチーズをかじったくらいしか税知識のない私でも以前はそれなりに理解して書類を書くことができました。
さすがに今年からは記載例を見ながらでないと書くことができませんでした。
配偶者控除申告書に悶絶
給与所得者の配偶者控除等申告書をみた瞬間なんじゃこりゃぁ~(・_・;)って感じ。
いざ書き方を見てみたら・・・
出典:国税庁HP
チェックや計算やマイナンバーや表を見て自分で選ぶとかグッチャグチャ。
ひめだかもがんばって計算したよ
ええ、私も書き方を見ながら必死こいて書きましたよ。
しかも裏面にある計算式ってこの表をみながら自分で計算しないとだめなんですよね。
電卓でカタカタと。
出典:国税庁HP
えっと・・・私の場合には660万円未満だから・・・
お給料の金額 ÷ 4
えっと、1,000円未満は切り捨てっと。この数字をメモメモφ(・・
次にこのメモった数字に3.2をかけて・・・
そこから540,000円引くっと・・・ふぅ。
あー!!!!めんどくさくってやっとれんわ!!
となっちゃいましたね。
おそらく全国で数千万人のサラリーマンの方がおなじような阿鼻叫喚地獄が各所で繰り広げられていたのではないかなと思います。
感じたこと
こんなふうに阿鼻叫喚してしまった2019年の年末調整の書類の記入。
そこでちょっと感じたことをまとめてみました。
確定申告書作成コーナーの方がかんたんでない?
一番感じたのは確定申告書作成コーナーの方がまだかんたんなのでは?ということですね。
現在はスマホ入力で受け付けてくれる企業もあるみたいですが、大多数の企業ではゴリゴリと手書きです。
一方で、確定申告書の作成でつかう確定申告書作成コーナーのほうが使い勝手がいいのかなと思ってしまいました。
必要な項目を入力さえすれば基礎控除などは自動計算してくれます。
電卓使って速算表みて計算させることがない分めちゃくちゃ楽チンな感じがしました。
わざとややこしくしてない?
あとはあってはいけないのでしょうが、わざとややこしくしていないかということです。
所得税の知識のあるかたならば、記載内容は理解できるのですが、ほとんどの方は全く知識がないと言っていいくらいですよね。
そのような人に専門用語ばりばりで、計算までさせるのは酷じゃないかと思いました。
なんだかしれっと増税などのワナをしかけられてもわからないでしょうし、めんどくさくて提出しなかったら配偶者控除の適用を受けられず税金の金額がアップしてしまいます。
まさか・・・これを狙ってないでしょうね?国税庁さん。
まとめ:少なくとも私は目が点になりました
毎年このシーズンに記事にする年末調整がらみなのですが、今年は特にややこしくてびっくりしてしまいました。
ただでさえめんどくさい書類で、提出までの期限も短いのにエグいことしてくれるなと思いましたね。
ちょっとずつは改善されるとは思いますが、エグい状態はしばらく続くと思います。
ですので最低限の知識はもって書類を書きたいと思いましたね。
次は確定申告。来年から悶絶しないように準備をしていこうと思います。
では、またよろしくです!
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