いよいよ 4月となり、新入社員の方が社会人となる季節となりました。
新社会人の方、ご就職おめでとうございます!
期待や不安で いっぱいだとは思いますが、社会人ライフを楽しんでいただけたらと思います。
とてもお祝いしたいことでいっぱいなのですが、残念ながら新型コロナウイルス肺炎の流行で入社式も延期や中止となったりするなど複雑な状況となってらっしゃる方もいらっしゃると思います。
本当に悲しいことですし、一日もはやく元通りになることを私も祈るような気持ちです。
みんな新入社員というものを経験していますが、わたしも社会人になってもうすぐ20年になります。
長いこと社会人やってるなと感じると同時に私はメンタルが弱く、一度休職をした経験もあるという黒歴史も。
決してバラ色とは言い切れないことをふくめて、
私なりに感じる 新入社員の方にどのようなことを伝えておけばいいのかなと考えてみました。
お金について
社会人になってお仕事をすると必ずいただけるというのがお給料というものです。
お給料はある意味一番の楽しみなのではないでしょうか。
ただこれをあるだけ使ってしまうというのは非常にもったいない話です。
お金というものはいざ必要なときに限ってないようなものなんです。
そこで不思議とお金を貯める方法について考えてみました。
新入社員の方におすすめの貯金の方法
私がお勧めしたいのは財形貯蓄というものです。
これはお給料を支給されると同時に、一定の金額を天引きして預金にしてもらえるという制度なのです。
これを利用することにより、貯金した金額があたかもなかったようにみえる一方で、お金が貯まるのは確実です。
なおかつ 解約をしにくいという大きなメリットが。
私は新入社員の時から 毎月3万円 ボーナス時には20万円 財形貯蓄を続けています。
これを1年間続けるだけで 76万円お金を貯めることができます。
初任給は大学卒業の方で20万円前後だと思いますので、3万円というのは決して少ない金額ではないのはよくわかります。
ただ、それを1年間維持するだけで1年でお給料の3ヶ月分を 知らず知らずのうちに貯めることができますからバカにはなりません。
持株会はほどほどにしておこう
もし上場企業などにお勤めの場合、従業員持株会へ入会することが勧誘されることがあります。
しかしながら 持株会にはメリットデメリットがありますので、ほどほどの範囲でお付き合いしておくことをお勧めしたいですね。
なぜなら持株会に出資するということは自分のお給料で自社の株式を買うということです。
お勤めの会社の株価が上昇すれば、資産が増えるでしょうし、会社から補助金として投資額の1割程度をあわせて投資できるので大きなメリットがあります。
その一方で、万が一会社が傾いた場合自分のお給料が削減されるだけではなく、持ち株という自分の資産まで脅かされる恐れがあるのはわかりますでしょうか。
東京電力や東芝、それに神戸製鋼所などだれもが知っている企業が不祥事などでがたがたになったことは珍しいことではありません。
私がおすすめするパターンとしては、持株会には最低の積立金額例えば1,000円などにして加入するということです。
これならば加入しろというプレッシャーも受け入れつつ、財布にも優しい状態となりますのでおすすめです
ちょっとでいいから投資しよう
財形貯蓄だけでなく、おすすめしたいのがつみたて投資です。
今ではつみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)という国の制度として積み立て投資をバックアップする制度があります。
新入社員のときの若いときから少しずつでも投資することで、将来的に大きな資産を築く練習をしてみてはいかがでしょうか。
今では100円から投資信託を買い付けることができる時代です。
投資をする練習をするいうことは損失を出す練習をすると同じことです。
出資する金額が少なければ損失をだす金額も少ないものです。
ですので、少しずつでも投資にチャレンジしていただけたら私はうれしいですね。
精神的にしんどくなってしまった時には無理せずに休もう
社会人になるということはイコール会社のお給料でもらうことであり、必ず多かれ少なかれストレスがかかります。
ただこのストレスの受け止め方は人それぞれ異なり、かなりのストレスがかかってもこんにゃくのように跳ね返せる人もいますよね。
反対に私のように豆腐のようなメンタルをしていてちょっとしたストレスでぐちゃっと潰れてしまうようなメンタルをしている人もいます。
こんにゃくのような柔軟性のあるメンタルを持っていることがある意味に理想なのですが、
豆腐メンタルであることを多かれ少なかれ認識される方は 万が一のことについて少し考えておいた方がいいと思います。
社会人になってからは、悲しい話ですがさまざまな点で厳しいこともあり、上司や同僚、そしてお客様からのハラスメント(パワハラ・セクハラ・モラハラ・カスハラなど)があるかもしれません。
そのときにはなんとしても逃げてください。
石の上にも三年なんて言葉は無視してください。
私は完全に社畜のタイプでしたので、石の上に三年どころか20年もかじりついてしまいました。
身につけられたのは社内のスキルだけ。
それだったらもっと持ち運べるスキル(ポータブルスキル)をもっておけばよかったと後悔をしています。
ですので英語力でもプログラミング力でも構いませんので、スキルを磨くのもいいのかなと感じますね。
精神的にきついときに衝動的に辞めるのはやめよう
仕事はある意味ストレスとの戦いと言っても過言ではありません。
私もメンタルが弱いため、ストレスにつねにさらされながら生活しています。
あまりにも会社があわないことがあれば、転職することもアリでしょう。
私が就職した20年ほど前とは異なり、転職情報も天と地の差があるものです。
ところが、精神的に参ってしまっているときに衝動的に会社をやめるのはおすすめしません。
精神的にしんどいときに退職という大きな決断をすると、後々後悔するような気がするのです。
ですので、私は精神的にしんどいときにこれからどうしようかと考えるときに以下の方法をおすすめします。
- 心療内科へ行き、休職の診断書をもらい、休職する
- 元気になるまでとりあえずは休む
- 元気になったら今の会社に留まるか、転職するかを考える
私も同じような状況に陥ったときには以上の方法で2回休職しています。
1回目は退職せず今の会社に留まりました。
そして2回目の現在ではどのような進路をとろうか日々問いながら暮らしています。
休めと言ってみたり、やめるなと言ってみたりと矛盾しているかも知れません。
しかしメンタルを病んでしまうと、衝動的に辞めてしまうことになりがちです。
それだとやはり後悔することにもつながりかねません。
ですのでまずは逃げること、将来はその後でゆっくり考えることをおすすめします。
まとめ:無理せずがんばってください!
このブログを何らかの理由でお読みいただいた社会人になられる方向けに私が考えてみたことを今回お話させていただきました。
40代のおっさんがグダグダと書いているだけなので、ここまで読まれているかどうかはわかりませんが、読んでいただいた方には私の失敗やつらかったことを同じように経験してもらいたくないです。
それをふまえ、おカネの面とメンタルの面について感じることを書かせていただきました。
以前と異なり、おカネの面もメンタルの面も社会的に認知されていてサポート体制も整えられつつあります。
ですので、それらを利用しながら無理をせずお仕事を頑張っていただけたらと思います。
つらいことも多々あるでしょうが、うれしいことや楽しいこともたくさんありますので社会人ライフを楽しんでくださいね。
では、またよろしくです!
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