私が2019年11月初頭で株式相場・為替相場で気になることがあります。
それはマーケットがイケイケなことです。
確かにマーケットは非常に高調でアメリカの株式指標であるS&P500が過去最高値を叩き出すなど非常に好調な状況です。
Twitterのタイムライン(つぶやきのながれ)をみてみても不安を感じる人はほとんどおらず、非常に強気な発言がくりひろげられているところです。
ただ、私一人なのかもしれませんが、このマーケットの好調さに対して大きな不安を感じています。
不安の解消に際してはそれなりに対策は必要なのではないかと感じていますので、私自身がとりうる対策についても考えてみたいと思います。
マーケットの上昇が気になる理由
私は日本やアメリカの株式相場が非常に好調であることに対して大きな不安を感じています。
それはどのような理由なのでしょうか。
いくつかの理由でまとめてみました。
実感がない上昇だから
一番最初に感じているのは実感を感じないマーケットの上昇だからということがあります。
確かに東京オリンピックや消費税増税に対してキャッシュレス還元制度もあることからハードクラッシュは避けられているという印象を国内市場では感じています。
一方でアメリカではトランプ大統領のTwitterでのつぶやきによって世界中のマーケットが振り回されている、と思わずにはいられません。
相場が上がるという大きな材料を感じないまま相場だけがぐんぐん伸びているのが1つ目の理由です。
なんとなく不安に感じるから
2番めの理由ではなんとなく不安に感じるからというものです。
前項の実感がない上昇のため、めっちゃうれしいと喜ぶのではなく、これで大丈夫なのかな??と感じる気持ちのほうが強くでるからです。
一言で言い表すとなんとなくマーケットが好調であることで不安を感じているんですね。
強気な発言をよく目にするから
3番めの理由ではTwitterなどでは投資家さんから非常に強気な発言を多く目にするからです。
若い投資家さんに多いのですが、このイケイケなマーケットがいつまでも続くと考えられているのか、集中投資や教育資金をつくるためにマーケットに投入ということをよく目にします。
私ならばとてもじゃないけど怖くてできないことをさも当たり前かのように会話が繰り広げられる。
その状況に私は大きな不安感を抱いているんですね。
これが最後の理由です。
私が取りうる対策
マーケットがイケイケドンドンなときにもしものことを考えて私がとりうる対策について考えてみました。
基本のインデックス投資に立ち返る
一番大切に感じているのは基本のインデックス投資に立ち返るというもの。
私はずっとリターンはそこそこだけど暴落でも撤退を余儀なくされることのないインデックス投資を続けてきました。
しかも特定の国や資産に集中投資のではなく幅広い国や資産に分散投資してきました。
いろいろとサテライト投資に手を出していた私なのですが、サテライト投資の資産の損益を確定させたうえでインデックス投資への投資待機資金を積み増すことにしました。
これにより、暴落(ここ大事!:2018年12月の相場は暴落とはいいません)があったときにできるだけマーケットについていけるよう投資待機資金を積み増しておくことが大切かなと感じています。
相場の変動には注意しておく
2番めには相場の変動には注意しておくというものです。
私の場合には3ヶ月に1度しか投資活動は行いません。
しかしながら、マーケットの動きには注意しておきたいと思っています。
マーケットのうねりから逃れられることはありませんが、そのうねりがどのような状況下については観測しておきたいと思っていますね。
インデックス投資は利確しない
そして最後に大切なのはインデックス投資は利確しないということです。
不安が非常に強いとすべてのリスク資産の利益を確定しがちですが、これではマーケットのいい意味でのうねりにも対応することはできません。
基本的には暴落したときへの対策を行うため、好調なマーケットの果実はありがたくいただきたいと思っています。
ですので、インデックスファンドからの撤退はせず、マーケットの恩恵はいただきたいですね。
暴落したときに粛々と投資待機資金を投入していきます。
感じること
マーケットの状況が上り調子なことに対し私が不安に感じていることで、対策法もうちだしてみました。
これらの状況から感じることをまとめてみたいと思います。
イケイケドンドンな発言が多い
一番感じるのはイケイケドンドンな発言が目立っているということです。
Twitterでも掲示板類でもニュースでもそうなのですが、今までの慎重な姿勢が一転して誰もがマーケットが上昇することについて強気は発言が目立っています。
私は非常にこの状況はまずいと思っています。
ところどころ慎重な意見がありますが、それをかき消すようにイケイケドンドンな発言が至るところで見受けられます。
下手すればバブルといってもいいのではないか、とも感じるくらいです。
もう少し冷静に考えたいですね。
急激な上昇も不安を感じる
確かにマーケットが上昇することはありがたいと思いますし、上げ潮相場の恩恵を受けるために今まで投資を行っています。
ただ誰もがこの相場が続くとかレバレッジ型商品に突っ込みまくるという状況には大きな疑問を感じています。
私はこのままイケイケな相場が続いてくれたらありがたいのですが、急激な上昇のため本当に大丈夫なのかな??と不安になります。
この不安が杞憂で終わってくれるといいのですが、もしものときのためには対策をしておきたいものです。
何もなければ株価上昇でありがたかったです。ちゃんちゃん。
で終わりなのですから。
大切なお金です。もしものときのことも考えながら投資していきたいと強く願っています。
まとめ:不安になりがちですが、マイペースでいきます
今回、マーケットの急上昇に対してうれしく思いつつも大きな不安を感じていることについて考えてみました。
基本的には
- マーケットの恩恵をいただく
- 暴落がきてもいいように投資待機資金を積みましておく
- 皆がイケイケな意見をいう相場は危ないかも
というスタンスで臨んでいきたいと思っています。
このまま相場が急激によくなったらそれはそれでうれしいですし、逆に相場が暴落しても退場しないようにしっかりとした資金計画をたてておきたいと思いますね。
では、またよろしくです!
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