私は15年ほど投資を行ってきています。
よくよく考えたら結構長い期間投資をしてきたんだなぁと実感するものです。
その間にはさまざまな金融商品に投資を行ってきました。
その一方で多くの金融商品と別れを告げてきました。
いろんな商品と出会っては別れてまた出会いを繰り返しているのですが、今投資している商品がベストかと言えばそうではないと思っています。
常にこの金融商品はいいのだろうかとかこのアセット・アロケーションは適切なのだろうかと自問してきて今に至っています。
この記事では無駄に長く投資を行ってきた私における投資の歴史はまさに金融商品との別れと出会いの歴史であることについて考えていきたいと思います。
投資家は金融商品と出会い別れることについて
私はさまざまな金融商品に投資をおこなってきました。
よりよいと思う商品には積極的にお金を投じ、そして失敗したりうまくいったりを繰り返している私です。
私が金融商品と出会い、そして別れることについて感じることをまとめてみましょう。
関係者の方の努力が本当によくわかる
私が投資を始めたときにはインデックスファンドの信託報酬も1%あたりでローコストと呼ばれていたものです。
さらに外国株式インデックスファンドの場合ならば実質コストが2%を超えるのはザラ。
下手すれば販売手数料・信託財産留保額までかかるファンドもたくさんありました。
現在ではどうでしょう。
先進国株式インデックスファンドの場合だと信託報酬が年0.1%を割り込んでいます。
しかも販売手数料や信託財産留保額もありません。
金融商品の進化はこんなにも変わってきているので関係者の方の努力はハンパないものだったろうと実感していますね。
さらに販売される側の努力も大きいと思います。
ネット証券でもかつては積立投資は月1回・1万円以上というのが原則で、これでも敷居が低く簡単に投資ができると言われていたものです。
それが今やつみたてNISAで、毎日100円から投資ができるという非常にありがたい購入環境となっていますよね。
海外ETFでもネット証券で取り扱われたと売買手数料が1回27ドルからだったものが今ではゼロ円からが当たり前です。
さらに当初は一般口座だったものが特定口座が当たり前になっていたりと変化の大きさを実感しています。
自分にとってベストな金融商品は刻々と変わっていく
若いときには株式一本でいくぜー!!と思っていてもたびたび襲ってくる経済的災害や自分自身の環境の変化によって投資する商品も刻々と変わっていくのを実感しています。
一番私にとって劇的な変化は海外ETFから国内インデックスファンドへの切り替えでした。
かつて私のポートフォリオはVT1本でひたすらVTを購入してきました。
VTという海外ETFを購入するために手数料が莫大でしたので、手数料負けしないよう1万ドル単位での買付を行っていたものです。
1万ドルをつくるために国内インデックスファンドを積み立てて海外ETFへ乗り換えるいわゆる「リレー投資」を行っていたくらい。
それをあえて国内インデックスファンドへ切り替えたことが一番大きな変化かなと思いますね。
それが今では個別株を買ってみたり、新しいタイプのバランスファンドを買ってみたりと刻々と変化していっているのがよくわかります。
では、つぎにお別れしていった金融商品たちをご紹介していきたいと思います。
お別れした金融商品
では私が投資をしていってお別れした金融商品についてご紹介していきましょう。
投資信託
ずっとインデックス投資を行ってきたのでインデックスファンド・アクティブファンドのお別れは非常にたくさんありますね。
お別れした商品はこんなものがあります。(リンクはそれぞれのファンド紹介のページです)
- トピックスオープン(三菱UFJ国際投信)
- ステート・ストリート外国株式インデックス・オープン
- 三井住友(旧トヨタアセット)・バンガード海外株式ファンド
- (年金積立)インデックスファンド海外株式(ヘッジなし)(日興AM)
- 外国株式インデックスe(三井住友トラストAM)
- さわかみファンド
- 結い2101(鎌倉投信)
などなど・・・
昔から投資されてきた方にとっては懐かしいファンドたちばかりではないでしょうか。
私もちょっと懐かしい気持ちになってきました。
ETF
つぎにETF(上場投資信託)です。
これも投資初期からいろいろと購入してきました。
- TOPIX連動型上場投資信託(1306)(野村AM)
- MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(1550)(三菱UFJ国際投信)
- iシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV)
- iシェアーズ MSCI EAFE ETF(EFA)
- バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
楽天証券でネット証券初の海外ETFが取り扱われた当初から海外ETFを買い付けてきたのですが、国内インデックスファンドが充実してきたので結果としてはお別れしちゃいましたね。
その他
それ以外にもお別れした金融商品は色々とあります。
たとえば定期預金。
リーマン・ショック時にはリスク資産が軒並み大暴落した中で新生銀行やあおぞら銀行などでは5年定期で年1.5%程度の金利の定期預金があり、生活防衛資金を増やすのに活躍してくれました。
満期を迎え、一気に利息が低下したので今では定期預金は利用していません。
外貨MMFも投資した当初には利用していました。
そのころはまだFXを取り扱うのも怖く、一方で外貨預金はボッタクリというのを知っていましたので重宝しました。
FXを利用するようになってこちらも売却しちゃいましたね。
FXは最近まで利用していました。
低レバレッジで利用していたのですが、高いレバレッジをつかってまで利用するのはどうかなと思い、撤退してしまいました。
これからどうしていこうかな?
というわけでこれからどうしていこうかなということも考えてみました。
これからも興味のある商品には積極的に投資を行っていく
一番に考えているのはこれからも興味のある商品には積極的に投資を行っていくということです。
投資していく金融商品には正解はありません。
ですので私にとって合った商品があるかもしれませんので、ちょっと話題になったり興味があるような投資対象には積極的に投資をしていきたいと思います。
もちろん、上限を決めての話ですが。
成功しても失敗してもシェアしていく
これからも新しいタイプの金融商品にチャレンジをしていくのですが、せっかくブログを書かせていただいている身です。
どうせなら成功体験も失敗体験もブログでシェアしていきたいと思いますね。
特に私の場合には失敗体験が多くなりますので、記事をご覧いただいてあほや、こいつーと思いながら見ていただけたらうれしいです!
まとめ:金融商品選びは楽しいです
今回、私が投資をしてきて付き合ってきた商品を振り返ってみました。
投資信託がメインだったこともあり、今でも販売されている商品がたくさんでてきてちょっと懐かしい気持ちになりましたね。
さまざまな金融商品とつきあってきて今の私があります。
これからも決めつけないで、そして人柱になるべく投資対象を選んでいきたいと思います。
そしてその経験はこのブログでシェアしていきたいと改めて感じました。
では、またよろしくです!
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