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暴落時にメンタルの弱い私ができた、たった一つのこと

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株価が急落したとき対処できることってあまりないと思う

2018年も終わりに近づき、相場が下落モードとなっています。

日経平均株価も23,000円の大台に行くかという状況で投資家の方々が非常にテンションが上っていることがTwitterやブログなどからもうかがい知ることができました。

ところが、一転して急落してしまい、今までイケイケだった方も投資をして初めて含み損を経験している方もいらっしゃると思います。

ところが私はイケイケモードはちょっと危ない兆候であるのではないかと思っていましたが、相場が急落してその予想はあたってきたのかなとも感じるようになりました。

比較的急激な株価の下落で終わるのではなくそろそろさらなる暴落が起きるのではないかとすこし不安になってきているのもまた事実です。

悲しいことなのですが、私達には対処できることはあまりないと思っておいたほうがいい。

この記事ではなぜ対処できることはあまりないと思っているなかどのようなことを行ったのか、

まださらなる不安が現実にならないうちに、私が過去に体験した暴落時にどのように対処したかを振り返ってみます。

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振り返って感じること

私が過去の暴落の経験から感じることですが、はっきりいってなにもできないと思っておいたほうがいいです。

この4,5年くらいの軟調な相場から投資を始められた方などはとくにそうではないかと思います。

来る日も来る日も株価が下落を続けるという心理的ダメージはかなりきついものがあります。

狼狽売りをしたところで結局は市場から逃げたことになり、再参入するのにためらってしまうことになりますのでおすすめはしません。

株価が底になってから再び投資するとよくいわれますが、底がいつかわからないのになかなか参入することは難しいですね。

そして株価が回復してから再参入し、いわゆる高値でつかんで安値で売ることになってしまいがちです。

結局私にとっての暴落対処法は以下のとおりになってしまいます。

  1. 自動積立を設定したままほったらかして証券口座にはログインしない
  2. 資産は損切りしない
  3. ひたすらプラスに転じるのを待つ

なんとも身も蓋もないのですが、豆腐メンタルな私ができた対処法はこれくらいなものでした。

相場が下がるから空売りするとか、アセットを乗り換えるとかいう芸当は今でもできません。

そんなことをするとまたマーケットの嵐に巻き込まれてしまいますので、弱小投資家の私はただひたすら嵐が過ぎ去るのを待つというのが一番の対処法であると今でも思っています。

では、つぎからは過去10年間で感じた3つの暴落時の経験をお話しします。

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私が覚えている過去の暴落

私は投資をおこなってから15年くらいになります。

はじめの5年ほどは生活防衛資金をためながらの投資でしたので預貯金や個人向け国債を中心にちょろちょろとインデックスファンドに投資をしていました。

その間もライブドアショックなどもありましたがあまり深刻になることはありませんでした。

そのため、実際に暴落を実感したのは2008年のリーマンショックからになります。

それから9年ほどで何回も「〜ショック」というものに襲われています。

そのうち代表的な3つの株式下落時の対応についてまとめてみました。

  1. リーマンショック:2008年
  2. ギリシャ危機・東日本大震災:2010−2011年
  3. チャイナショック:2015年

リーマンショック

リーマンショックは私が本格的にインデックス投資をおこなってから初めてかつ最大の大暴落というべき事態でした。

ところが最大の大暴落のときは投資した資産はほぼ半額になったもののまだ資産も少なかったのでダメージもそれほどではありませんでした。

そのときどのように対処をしたかと振り返ってみましたが、

結局なにもできませんでした。

日を追うごとに刻々と株価が急激に下落していくのをみて為す術もありませんでした。

いつまで下がるかわからない状況下で売り注文をだすことすらできませんでした。

幸か不幸か当時はドルコスト平均法による積み立て投資を行っていましたので、積み立てを維持した状態で証券口座を放置しました。

あれこれ考えるよりも嵐が過ぎ去るのをただただ待っていただけなんですけどね。

ただ、今ではこの判断は投資初心者が取った行動としては間違っていなかったと思っています。

暴落時には積み立てを設定した状態でほったらかすことで市場から逃げないことも大切です。

ギリシャショック・東日本大震災

リーマンショックのあとも株価は低迷したままとなっていたところにまた新たな暴落に見舞われました。

それが2010年のギリシャショックや2011年の東日本大震災などです。

リーマンショック時と同じようにドルコスト平均法による積み立てを行っていたのですが、このころは単純な積み立てだけではなく資産間のリバランスなども行えるようになっていました。

このころは多少冷静に市場をみることができたのですが、やはりほったらかしで、いつかはプラ転になることを夢見ていました。

リーマン・ショック後は私の積立投資もパッとすることはなく、何年間もマイナス評価だったのですから仕方がありません。

暴落時には「また暴落か・・・・」くらいにしか思わなくなり、資産のマイナスがいつ解消するのかといつも思っていたものです。

長期間損失を抱えた状態でも投資を続けていくことで忍耐力がつきました。投資には忍耐力が必要ですね。

チャイナショック

2012年からの「アベノミクス相場」により今までずっと資産評価が真っ赤(つまり損失)だったファンドたちがたちまち急上昇していくのをみて浮かれていたところにまた冷水を浴びせられました。

それが2015年のチャイナショックでした。

このときにはドルコスト平均法からバリュー平均法に投資方法を変更していましたので今までのようにほったらかすことはできません。

つまり刻々と減っていく自分の資産と真正面から向き合わなくてはいけませんでした。

さすがにこれだけ「〜ショック」に遭遇しているのですから多少は落ち着いて対処することができています。

自分の資産が増えるシミュレーション(バリュー経路)と自分の現在の資産をチェックすること(つまり大幅に不足している現実を知る)で不足分を追加投資することに。

ところが、さすがに下落幅が大きかったため追加投資する資金が底をついてしまいました。

ドルコスト平均法ではない積立投資の方法をレクチャーしてみた
インデックスファンドの積立てはつみたてNISAなどの利用のため、毎月一定額積み立てる「ドルコスト平均法」を用いられている方が多いのではないでしょうか。 私も以前はドルコスト平均法を利用していたのですが、ちょっと物足りなくて・・・ 現在ではバ

そのため現在では株価が好調なことから利益確定を行うことで暴落時の追加投資資金を増やしています。

数々の暴落の経験から立ちすくむだけではなく対処することができるようになっていました。
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まとめ:暴落時の対処はあまり期待できません

今回は暴落時の対処法についてまとめてみました。

過去10年間で3つの暴落の局面をみながら私がこれまでどのように対処をしたかを振り返ってみました。

結局のところうろたえることしかできなかったというのが結論です。

今後大暴落が起きた際にはある程度は追加投資を行いますが、その資金が底をついたときにはリーマンショックのときのように積み立て設定だけ行って証券口座を見ないようにしようと思っています。

その際には株価を見ない、総悲観なニュースを聞かない、強がりを言わないといった気持ちで投資を続けていきたいと感じました。

あまり対処法は見つからないので、結局は自分の普段の投資法を続けていきたいと思っています。

今日の記事が参考になれば幸いです。

では、またよろしくです!

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