家計簿をつけていたりしても、自分がどのレベルの家計なのかはなかなかわからないものですよね。
私も普段は家計簿をつけておらず、つけているのは自動的に記録されるマネーフォワードのみとなっています。
そのため、ときどき家計格付けチェックを行うようにしています。
2017年にもチェックをおこなったのち、1年が経過しました。
そこでちょうどいい機会だと思いますので再度どのような変化があるかチェックをおこなってみました。
ちなみに2017年の記事は以下のリンクをご覧ください。
家計格付けチェック2018の結果
では、さっそく家計格付けチェック2018の結果をご紹介しましょう。
結果としては以下のとおりです。
の2点です。
それぞれの結果について感じたことをお話ししますね。
格付けは向上した!
昨年(2017年)の家計格付けチェックの結果は総合点が74点で、格付けはA2だった一方で、
本年(2018年)の家計格付けチェックの結果は総合点が83点、格付けはAa3
という結果でした。
ランク評価では2ランクアップとなっています。
その原因としては収入と資産がともに増えたことがあげられます。
収入は仕事のお給料がアップしたのと、副業としてのブログ収入がともに増加したため2017年と比較して収入がアップしました。
さらに、金融資産が増えたことがおおきな要因となっています。
インデックスファンドをメインとするリスク資産が増加し、想定よりも大きくなりました。
想定よりも増えた分は解約し、投資待機資金としてプールすることにより、預貯金の残高も増えています。
ですので、リスク・無リスク資産ともに安定的に殖やすことができました。
子供が大きくなったため支出が増えてきた
一方でいいことばかりではありません。
子供が大きくなってきたため、支出の金額が増えてきていることもわかりました。
ただこれをケチることは現在のところ考えていません。
なぜなら、子供が大きくなるにつれて様々な点で支出が増えることは当然ですし、これをケチってまで資産を増やそうとは思わないからです。
増えてきた資産を子供のために使うことも立派な使いみちだと思っています。
では、つぎに家計格付けチェックではどのようにしてチェックしたのか、
そして私自身のより詳細な結果についてまとめてみます。
家計格付けチェック2018の詳細について
つぎに私自身の家計格付けチェックをどのようにしたのかについてご紹介します。
家計格付けチェックは以下の記事で行うことができます。
4年ほど前の記事なのですが、そこまで厳密なものをもとめていませんので全く問題なくチェックすることができます。
家計格付けチェックは5つのステップに分かれています。
- 家計簿で得たデータを基に求められたデータを入れる
- 資産残高とローンの割合・貯蓄率・家族一人あたりの資産を算出
- 項目別の評価を確認する
- レーダーチャートでバランスチェック
- 格付けをチェックする
では、それぞれみてましょう。
家計簿で得たデータを基に必要なデータを計算する
まずは自分のおカネに関する基礎体力ともいえるデータを引っ張り出してきます。
毎日家計簿をつけているのならばそのデータを持ってくればいいのですが、私は家計簿をつけていませんので、ざっくりとしたデータと引っ張ってきました。
細かい支出はマネーフォワードから、あとは給与明細や入金明細から概算で算出しました。
また、生活費は一定金額を別口座に入金していますのでその金額をそのまま支出額としています。
そこで得られた数値が以下の通りとなっています。
私は転勤族のため社宅住まいとなっているため、まだ持ち家を持っていません。
そのため、ローン残高はゼロ円となっているのが大きいのかなとも。
ちなみに2017年と比較して金融資産は600万円、収入は月8万円、支出は1万円増加しています。
資産残高とローンの割合・貯蓄率・家族一人あたりの資産を算出
このデータをもとにローンの割合や収入に対する貯蓄の割合、そして一人あたりの金融資産を算出していきます。
といっても難しい計算方法ではないので、電卓があれば簡単に算出することができます。
そこで得られたデータが次の値ですね。
ちなみに2017年はローン割合はゼロで同じく、貯蓄率は16ポイント、一人あたり金融資産は約200万円のアップとなっています。
なかなかいい感じです。
項目別の評価を確認する
つぎに項目別の評価を確認していきます。
チェックリストをもとに、さきほどプロットしました数値をあてはめることにより点数を算出していきます。
2017年と比較してコストダウン努力が1ポイントダウンしたほかはすべての評価はアップしており、総合得点は7ポイントのアップとなりました。
うんうん、これもいい感じ。
レーダーチャートでバランスチェック
総合点数の算出だけでも十分おなかいっぱいなのですが、
次には大手企業労働組合の平均と比較して自分がどの位置に属しているのかレーダーチャートでチェックしてみましょう。
私の場合、以下の通りとなりました。
住宅ローンがないぶん家計安全度が、
金融資産が増えた分スケールパワーとリスク耐久力が平均よりも大きく、
貯蓄パワーとコストダウン努力が平均並みの結果となっています。
2017年と比べて少し五角形のバランスは良くなったかな?
いよいよ格付けチェック
そして最後に格付けをつけることにします。
ここで参考にさせていただいた記事では毎月算出するようになっているのですが、さすがに私はできませんので、年1回だけとさせてもらっています。
2018年の結果はAa3という結果となりました。
2017年はA2でしたので、2ランクアップ
という結果となっています。
まとめ:来年はわからないかもですよ
2017年に引き続き、2018年も家計格付けチェックを行ってみました。
結果としてはかなりグッドな状態であることがわかりました。
まさに順風満帆そのものですね。
しかしながら、このようなイケイケな状態はそう長くは続かないと思っています。
私は不動産を保有しておらず、資産のほぼすべてを金融資産となっています。
しかもリスク資産がメインとなっていることから、マーケットが不測の事態に陥れば金融資産はがた減りとなることはまちがいありません。
ですので、来年も順風満帆であることを祈りつつ、一方ではそんなに甘くないよと気を引き締めて家族の金融資産の管理を続けたいと思います。
その管理には家計格付けチェックは便利なツールとなっていますので、2019年にも再びチェックして公表したいですね。
では、またよろしくです!
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