インデックス投資と個別株投資。
両方に投資されている方もいらっしゃると思います。
私もその一人になったのですが、その際に悩んでしまうのがそれぞれの投資法との折り合いの付け方です。
インデックス投資の場合、とくに複数の資産・地域にまたがる分散投資だと、
資産間で組み合わせたポートフォリオと個別株投資折り合いをどのようにつけたらいいのか悩むのではないでしょうか。
私はもともとインデックス投資ばかり行っており、個別株投資は行っていませんでした。
そこに新たに加わったのが高配当株に投資する個別株投資です。
目指す方向がインデックス投資における資産の増加を目指すに対し、個別株投資が配当収入というインカムゲインとまるで違います。
私の場合にはそれぞれのメリットを考え、完全に管理を別にするようにするようになりました。
この記事ではどのようにインデックス投資と個別株投資の付き合っていくのかについて考えてみました。
インデックス投資と個別株投資の付き合い方
インデックス投資の場合、私はバリュー平均法とよばれるあらかじめ決めた資産の増え方をチェックし、足りなければ追加入金し、余っていれば売却するという方法を行っています。
一方で、個別株投資の場合には株式の損益はあまり気にすることなく、配当をたくさんいただける銘柄を購入するようにしています。
それぞれ良い点があるのですが、感じるのはあまり折り合いが良くないということです。
インデックス投資の場合には資産の増加を狙うのに対して、高配当株投資の場合には配当収入を増やすことを狙います。
これらをごちゃまぜにしてポートフォリオにしてしまうとちょっと混乱してしまいそうな気がしました。
そこで私はこのように付き合っていくことにしました。
完全に別の管理をする
私はインデックス投資と個別株投資は完全に管理を別にしようと考えました。
証券会社も別ならば運用額も全く関連付けせず。
出入金口座もそれぞれ別に。
私の場合には
- インデックス投資はSBI証券
- 個別株は楽天証券
といった具合に分けることにしました。
こうすることにより、インデックス投資の資産と個別株投資の資産をそれぞれ管理できるようにしたいと考えたからですね。
もちろん管理する銀行も住信SBIネット銀行と楽天銀行と完全に分離しています。
金融機関を完全に分離してしまうことにより、インデックスファンドと個別株それぞれの状態を管理しやすくするのを狙っています。
では、つぎになぜインデックス投資と個別株投資を別の金融機関で取引するように考えたのかについてお話します。
分別管理する理由
もともとインデックス投資はSBI証券でファンドを購入していました。
リーマン・ショック以前から投資を始め、現在では結構大きな金額を運用することができるようになっています。
もちろんNISAもSBI証券です。
当初は個別株もSBI証券でちょこちょこつまんできたのですが、感じるのがごちゃごちゃ混ぜ状態になったということですね。
しかもバリュー平均法で売却してきた資産を思いつきで個別株投資に突っ込んでみたりともうぐちゃぐちゃな状態になってしまいました。
これだとせっかくインデックス投資ではバリュー平均法で相場が良いときに積み上げてきた投資待機資金をいざというときに投資できないのではないかと考えるようになっています。
一方で個別株投資も追加投資をしたいときにもインデックス投資の投資待機資金を突っ込むのはどうなのかとも思ってしまうようになりました。
それぞれの資産をおなじ器で管理するのは適当でないと考えたのが分別管理するようにした理由です。
どのように管理するのか
では、どのように管理していけばいいのでしょうか。
私の場合には以下のとおりにしたいと思います。
- 主に給料からの投資はインデックス投資
- 主に副業収入からの投資は個別株投資
給料からの投資はインデックス投資へ
今まで勤務する会社からの給料のみで投資を行ってきましたが、これはずっとインデックス投資を行ってきており、バリュー平均法で投資を行って4年になりました。
この方針はずっと堅持していきたいと思っています。
いまやインデックス投資は私にとっての資産の大黒柱です。
今までどおりあらかじめ決めたバリュー経路で投資をつづけていきたいですね。
NISAもインデックス投資で続けていきます。
ただ、以前みたいにインデックス投資100%ではなく個別株投資のための資金を一部振り分けるよことも検討中です。
そのため、投資待機資金が不足することが予想されますが、そのときには相場が好転したときに追加投資を行っていき帳尻を合わせることで対応できるのかなと思います。
副業からの資金は個別株投資へ
このブログを書くことにより、ありがたいことに副業収入をいただいています。
この資金は高配当株をメインとする個別株へ投資していきます。
ただ、副業収入だけではなかなか株式を購入することは難しいですので、足りない分はあらかじめインデックス投資用の投資待機資金を減らし、個別株用に振り分けることで対応したいですね。
配当収入も再投資として個別株を買うための資金にすることも狙っています。
こちらの投資金額はまだまだ少ない金額ですので、特定口座での対応とします。
まとめ:どちらも大切な投資法だと思います
今回インデックス投資と個別株投資の投資をどのように折り合いをつけていこうかについて考えてみました。
結論としては金融機関や主な入金源を分離してしまうということにしました。
これにより、それぞれの資産のおカネの動きがわかりやすくなるのではないかと考えています。
全体的なおカネの増減はマネーフォワードや手書きで書いている財産目録で確認すればいいと思っていますので当面は別々の扱いを行っていきたいですね。
資産と大きな幹をつくっていくのがインデックス投資、半年ごとに少しでも多くの配当を長くいただくのが高配当株投資と目的が違います。
ごちゃごちゃにして管理するとそれぞれの目的が見失われそうになりましたので、別々の方法で管理すればいいのかなという結論になりました。
どちらが優れているのかを考えるのではなく、どちらの長所を活かして投資をつづけていきたいですね。
では、またよろしくです!
コメント