インデックス投資についてどのような印象をお持ちでしょうか。
リスクの割にリターンが少ない投資法かもしれません、配当を運用に回すため分配金を出さないインデックスファンドが多いため、分配金という目に見えたキャッシュはもらえず株主優待もえられないちょっとつまらないものなのかもしれませんよね。
たしかにそのとおりなのですが、現在の私にとってはメインの資産であり、そして資産形成に重要な役割を果たしています。
昔も今も。
このブログでは個別株に手を出したり、FXで豪ドル円の取引をやってみたりといろいろと書いているのですが、それは資産の一部の投資に過ぎません。
大半の資産はインデックスファンドを利用した国際分散投資でおこなっています。
そのような私があたらめてインデックス投資のいいところについてどんなものがあるのかなぁと思い考えてみました。
インデックス投資のいいところ
インデックス投資のいいところってどんなことなのかなぁとあらためて考えてみました。
思いついたのは以下のとおりです。
- 投資したことを忘れるくらいラクな投資法
- 他の投資法との土台にぴったりなところ
- 投資の素人の私に平均点をもたらしてくれるところ
投資したことを忘れるくらいラクな投資法
インデックス投資はつみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)を利用して毎月積み立てたり、
あるいは私のように資産の増え方をシミュレートする投資法(バリュー平均法)を利用したりして投資している方が多いと思います。
これらは一旦仕組みを作ってしまえばあとはルール通りにすればOKといういわば楽ちんな方法です。
私は最近は本業の仕事で消耗していたり、ブログを書いたりするなどおこなっているため、インデックスファンドの残高のチェックはときどきしか行っていません。
良くも悪くも市場の動きに追従するのであわてても仕方がないと思ってゆったりとした気持ちでインデックス投資を行っています。
それでもOKなのがインデックス投資の一番のいいところではないかと思うんですよね。
他の投資法に対する土台にぴったりなところ
冒頭でもお話しましたが、私はインデックス投資以外に他のブログを参考にしながら高配当株を買ってみたり、トラリピと称する方法でFX(豪ドル円)をやってみたりとちょろちょろ浮気しています。
これらをメインにするにはスキルも知識もセンスも半端なく必要であることを実感しているので、
これらを全く持ち合わせていない私にとってはインデックス投資は土台となる投資法でぴったりなんですね。
まさにコア・サテライト戦略のコアにぴったりな運用法ではないかと思っています。
投資の素人の私にとって平均点をもたらしてくれる
最後に感じるのが投資センスのない私に平均点のリターンをもたらしてくれうるということです。
長年投資家もどきなことをやっていると感じるのが自分の投資センスの無さです。
値上がりするかなと思って株や通貨を買うと値下がりしてしまうことは日常茶飯事な私です。
決算書を読み込む力もなければ、指標を分析する力もない私。
そのような私でも15年ほどインデックス投資をしていたらそれなりに資産を増やすことができました。
たしかに企業の決算書や四季報などを読み込み、銘柄を分析して投資すればもっとリターンがあったのかもしれません。
しかしながら、本業の仕事に追われ、消耗しているなかでこれらを行うことはとても大変です。
さらにセンスが必要なのも実感しています。
これらを持ち合わせていない私にとってインデックス投資は平均点をもたらしてくれるありがたーい投資法でした。
インデックスファンドを購入していれば誰でも平均点をくれるインデックス投資は知識やセンスのない私のような投資家にはありがたい存在です。
いいことばかりじゃないけど
ただ、いいことを取り上げたからといってインデックス投資は打ち出の小づちではありません。
インデックス投資もリスク資産への投資法の一つ。
そんなに甘いものではありません。
そこで、甘くないこともご紹介しておきましょう
つまらない
楽ちんとメリットのところで書きましたが、つまらないですよね。
個別株のようにどれだけ値上がりした!どれだけ増配した!優待増えた!とかのワクワクはないです。
分配金を出さないインデックスファンドの場合、配当は運用に回されているため、結果として資産残高が増えるということで問題はありません。
市場がいいときも悪いときもたんたんとインデックスファンドを買っていくだけの投資です。
ちょっとつまらなくなるのもムリもありません。
しっかり下落時は資産を減らしてくれる
資産が値上がりするときにはリターンはじわじわと上がっていき、資産が急激に増えるということはありません。
しかしながら、下落時には短期的にはしっかりと資産を減らしてくるのもインデックスファンドなんですね。
資産が増えているときにはこの点はイメージしにくいのですが、ちょっと市場が冷え込むと一気に資産が減っちゃうのも甘くない点の一つであると思っています。
これからどうつきあっていくか
これらのメリット・デメリットをふくめて私とインデックスファンドの付き合いはどうしたらいいのかと思い考えてみました。
コア・サテライト戦略のコアとしての役割
一番に感じるのはコア・サテライト戦略のコアとしての役割です。
リスクもリターンも平均点をもたらしてくれるインデックス投資はまさにリスク資産への投資の土台にぴったりです。
しかもメンテナンスも少なくてすむという点もいいですね。
個別株・FXなどもやってみる
インデックス投資はとても簡単な投資法です。
ただ、いいときも悪いときもひたすら持ち続ける努力(これけっこう大変です)は必要ですが。
簡単なのであまり勉強してこなかったのもまた事実なんです。
そこで私は個別株やFXなどの投資法に関しては全くの素人という状態です。
ベースとなるインデックス投資を続けつつ、個別株やFXなどの投資も行っていきたいと思っています。
ただ、今のところあくまでコア・サテライトの「サテライト」の範囲でですが。
おそらくたくさん失敗するでしょう。
資産も溶けちゃうかもしれません。
ただ、ベースとなるインデックスファンドがありますので、ちょっと冒険もしてみたいかなとも思っています。
まとめ:インデックス投資は私にはぴったりフィットしてます
今回、インデックス投資のいいところ、そしてよくないところをご紹介したうえで、これからどう向き合っていこうかと自分なりの考えをまとめてみました。
普段は投資していることを忘れるくらいにインデックス投資は私にとってぴったりな投資法です。
年数回のメンテナンスでOKなのはとてもありがたいもの。
これからも簡単に平均点をもたらしてくれるインデックス投資と付き合っていきたいと考えています。
では、またよろしくです!
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