長期投資に対して現在大きな2つのグループがあります。
それはインデックス投資グループと高配当株式投資グループです。
それぞれ明確なメッセージを持ち、ポリシーを持って投資されている方の割合が非常に多い投資法ですね。
どちらも長期的な視点を持って自分の資産を増やしていこうという熱い気持ちを持たれた方が投資していこうという印象です。
私も短期的な株式の売買はせず、長期投資を行なっています。
ただインデックス投資と高配当株投資、どちらも主張性が強く、いわば宗教論争となりがち。
ひめだかはどっちに投資しているんだと言われるとこう答えることにしてます。
インデックス投資も高配当株投資も両方やっていると。
どちらのメリット・デメリットを考えた上でのいわば二刀流の投資法なのですが、今のところはこれでいいのかなと思っています。
この記事では、インデックス投資・高配当株投資の両方をやっている私が考える2つともやったらいいんじゃない?と思う理由について考えてみます。
インデックス投資と高配当株投資両方に取り組む理由
では私がインデックス投資と高配当株投資の両方に取り組んでいる理由について考えてみます。
インデックス投資をベースに資産を増やしているから
私は元々は個別株をやらずにインデックス投資で資産を増やしてきました。
博才がまるでなく、銘柄分析もできないため、個別株で一山当てることのできないと思っていた私にとって福音となる投資法。それがインデックス投資です。
メリットは非常にシンプルなもので、誰でも平均点の投資ができるというもの。
これは投資する能力のない私にとっては非常に魅力的な投資法なのは事実です。
最近リリースされているインデックスファンドは基本的には無分配です。
株式を持っていれば当然もらえるのが配当金ですが、これをそのまま分配するのではなく、ファンドに組み込み運用することによって複利で増やすことができるのが大きなメリットです。
高配当株は安定したインカムに期待しているから
一方で高配当株式投資は、配当利回りが高いいわば割安株を購入することによって株価の上下を機にすることなく配当金をいただいていこうという戦略です。
こちらは銘柄の分析が必要なのですが、分析力のない私でもある程度は銘柄を選択するために必要な情報を手に入れることができるようになりました。
そうです。ブログ仲間の方に高配当株の探し方、そしておすすめ銘柄を教えていただきながら見よう見まねで取り組んでいます。
配当利回りが3%程度あればちょっとしたお小遣いになるくらいには投資することができるようになってきました。
こちらの方は株価の損益にはあまり期待せず配当金をいただくことを期待してますね。
どちらもデメリットがある
インデックス投資、高配当株投資、それぞれメリットやデメリットがあると私は思っています。
メリットは先ほどお話しした通りなのですが、デメリットもしっかりとあることを認識しておかないといけません。
私が一番感じるのはお金を使うときにそれがわかるのかなと思います。
インデックス投資の場合
インデックス投資の場合には基本的には無分配です。
そのため効率的に資産を増やすことができる、そして配当課税を先送りにできることは認識しているつもりです。
そして相場の変動も大きなマーケット単位ならば我慢できるのも大きなメリットですが、いざ資産が必要となるときには資産の解約が必要です。
資産の解約は思ったよりもハードルが高いのではないでしょうか。
資産を積み上げていくときには増えていく資産残高を見ると気持ちがいいものです。
それをまとまった金額で解約を続けていくのは思ったよりもハードゲームなのではないかと思います。
高配当株投資の場合
一方で高配当株式投資の場合には半期ごとにまとまった金額の配当金が入るのでいわば不労所得と言ってもいいくらいありがたいお金が入ってきます。
しかしこれもメリットばかりではありません。
私が大きく感じるのは減配リスクです。
高配当株も個別株投資なので、企業の業績が悪化すれば当然ながら配当金は減ります。
最近の身近な例としては日産自動車がありますね。
ちょっと前まで日産自動車は高配当株の一つとして紹介されていましたが、あれよというまに減配。
これが配当金収入に頼るとなると非常にこわいと感じざるを得ません。
また、損失を抱えながらも手放さずひたすら持ち続ける根気の強さが必要もハードルは高いのではないかと感じています。
ひめだかはどうするの?
インデックス投資と高配当株投資の双方に取り組んでいる私としてはどのようにしていこうかと考えてみました。
インデックス投資をメインに高配当株も取り組んでみようっと!
シンプルに隣の芝生は青く感じるので両方取り組んでみようと感じているんですよね。
もちろんそれぞれの投資法にメリットデメリットがあることは承知しているつもりです。
ただ一つの投資法だけに固執しすぎてはもったいないのではないかなと感じるのです。
インデックス投資は15年ほど取り組み資産を増やすことができました。
一方で高配当株投資の場合には気にしていなかった配当金や株主優待をもらえるという喜びを得ることができました。
片一方だけの投資法なら感じられないことを2つ取り組んでみれば感じることができます。
もちろんインデックス投資が圧倒的な割合なのですが、高配当株投資も勉強の一環として取り組んでいきたいと感じています。
現在のところインデックス投資9割、高配当株投資1割くらいの比率なのですが、高配当株の割合を増やすことは考えていません。
銘柄を分析するための力がついていないと認識しているため、失敗しても撤退できるだけの株式に留めておこうとは思っています。
まとめ:小さくはじめてみましょう!
今回私がインデックス投資と高配当株投資の両方に取り組んでいる理由と、メリット・デメリットについて考えてみました。
インデックス投資と高配当株投資にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
完璧な投資法はないと考えた上で、自分が取り組んだことのない投資方にもチャレンジしてみるのも楽しいのではないでしょうか。
投資信託は100円から、個別株も1株から購入することができる時代です。
ですのでそれぞれのメリットデメリットを認識した上で小さく始めてみてはいかがでしょうか。
小さく始めたらもし撤退するとしても傷は浅いです。
私を含めてぴったりな投資法を探すことができたらいいなと感じています。
では、またよろしくです!
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