私は気が弱く値引き交渉することができません。
以前営業マンをしていた経験上、無茶苦茶な値引きの要求を受け、
はねのけたりあるいは受け入れたりしたのですが、はっきり言って苦しい思い出しかありません。
無理だといえばお前じゃ話にならないだとか、こんなクソな商品買えるかなどという嫌な言葉を吐き捨てられて、
他社に乗り換えられたりしたこと多々ありました。
売る側の気持ちもそうですが、買う側としてもあまり強く出ることができないのが私の弱いところ。
売る側も利益を取るのでしょうが、私が無茶な要求をしているのではないかと考えてしまい、結局は言い値(プラスちょっとの値引き)で買うことにしています。
そのような私もある程度の高額商品はときどき買わなければならないこともありますので、どのようにすれば私自身のメンタルを保ちつつ、
気持ちいい買い物ができるのかなということを考えてみました。
気持ちよく高額商品を買うための戦略
では、気持ちよく高額商品を買うためにはどのようにすればいいでしょうか。
私は以下のポイントを考えてみました。
事前リサーチの必要性
私が商品を買うために必要なのは事前リサーチが超重要ということです。
いまや買いたい商品がネットでどのような価格で販売されているのかは簡単にリサーチすることができます。
商品の型番や、あるいはJANコード(バーコードの下に書いてある番号)を検索すると、
どのくらいの価格でネット上で販売されているかは容易に知ることができます。
ネットで購入することができる商品ならば、これでいちばんやすかったり、費用対効果が高いお店で買うことで満足して購入することができます。
Amazonの価格の場合、最安値ではないことが多いのですが、ある程度納得できる絶妙な価格だなというのが私が実感していますね。
店員の態度をよく見る
高額商品といってもネットで購入することができる商品ばかりではありません。
ちょっと大きい商品や、メンテナンスなどお付き合いが必要な商品などはお店で買うこともしばしばですよね。
そのような場合には私はある程度ぼったくられるのを覚悟の上お店に行くようにしています。
どうしても交渉事が苦手な私です。
ある程度値引き上手な人と比較して高い買い物をしなくてはいけないことは覚悟しなければなりません。
ただ、本当に必要な商品ならば、購入前に店員さんと具体的にお話しなくてはだめですよね。
小さく、ネットで購入することができるのならばそのような心配がないのですが、
お付き合いが必要なためあえてお店で購入しているのです。
それならばこうしよう。
店員さんの商品知識と態度をよく見ようと。
もちろんネットで買った場合の価格はリサーチしたうえで、
- どのくらい価格差があり、それを受け入れられるのか
- 店員さんの商品知識はあるのか
- おつきあいするに値するようなお店なのか
これくらいは頭の中で考えてから店員さんとお話するようにしています。
あまりにも値段をふっかけてきたらそっと帰ればいいですし、
多少ネット価格よりも高くてもお付き合いしていくのに値するようなお値段だと思えば、
無理して値引き交渉しなくても自分を納得させられます。
値引き以外に使える点はフル活用する
本当になじみの店ならば私はクレジットカードは使わず、あえて現金払いにしたりします。
しかしながら、値引き交渉うんぬん考えるような店の場合ですとそこまでの関係ができていません。
そのため、値引き交渉の代わりに以下の項目が使えるものはフル活用するようにしています。
- クレジットカードは必ず使う
- ポイント類は必ず使う
高額商品を購入して満足した経験
私は高額商品を購入することはあまりありませんが、それでもときどき購入しなければならない場合があります。
最近、メンテナンスが必要なちょっと大きなものを購入することがあり、
近くのお店で購入したのですが、とてもいい気持ちで購入することができました。
そのお店はとても小さな店だったのですので、とても敷居が高く感じてしまっていました。
しかしながら入ってみると店員さんが話した言葉が「なにか質問があったら言ってくださいね―」
とにこやかに話しかけただけで、べったりつきまとったりしなかったのです。
これだけでも気の弱い私は少し安心して展示されている商品を眺めることができました。
そして、商品を購入するのを決断する前に不思議と店員さんに質問をするようになっていました。
いくつも質問をするとスパスパと的確な答えが出てくる出てくるじゃないですか。
それを繰り返しているうちに店員さんの態度(演技かもしれませんが)が非常に良かったので、そのお店で購入することに。
値段の話は一切せず、値札の価格で買おうとしていましたが、値引き要求がなかったにもかかわらずちょっと安くなっていました。
私は感じるのです。
どれだけ引いてくれたのではない。要求しなくてもそっと値引きしてくれたことがうれしかったと。
いかに安く買い物をするかと考えた場合なら、私もネットで購入します。
しかしメンテナンスが必要な商品だと、これからのお付き合いもありますので、
お店の人の商品知識や態度がしっかりしたところで買いたいと思っていました。
それがはっきりと認識することができたので、小さなお店で購入することにしたのです。
その後納品されたあともきちんと対応してくれていたのは言うまでもありません。
まとめ:ネットとリアル店舗をうまく使い分けたい
以前ならば、購入することができるのがリアルなお店しかない場合、
ちょっとお高い買い物をする場合には価格交渉は必須でした。
私のようなメンタルが弱い人間にとって価格交渉は非常に消耗する行為です。
しかも黙っていれば吹っかけられる、といういわば弱肉強食の世界です。
ところがこれだけネットが普及した現在では、ある程度適正な価格というのが調べればわかるようになり、
実際のお店と比較してどのくらいの価格差があるのかがわかるようになりました。
メンテナンスなど後々のお付き合いが必要な商品の場合だとその価格差を受け入れられるのかが大事な問題となってきます。
そうでない商品だとサクッとネットで購入することで余計なメンタルを消耗しなくてもすむのでありがたい時代となりました。
ネットで購入する場合だと価格差はどれくらいとはっきりとわかるので問題はありません。
ただ、リアルなお店で購入しなければならない場合にはどうしてもお店の人とのお話をしなくてはいけませんので、
考えておかなければならないポイントはあると思います。
メンタルの弱い人間である私にも流されずに、
ときには高い価格で買うリスクも受け入れる覚悟で取り組めば問題なく購入することができます。
ですので、リアルなお店で商品を購入するときには事前のリサーチと店員さんの態度・商品知識をみることが超重要ですので、
これからもこの方針に従ってお買い物をたのしんでいきたいと思っています。
では、またよろしくです!
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