みなさん、ふるさと納税をされていますでしょうか?
いまや過熱しすぎて総務省が火消しに奔走している感があるふるさと納税ですが、それだけ非常に魅力のある制度だということですよね。
私もふるさと納税をはじめてから4年になりましたが、非常に大きな恩恵を受けています。
もうこの制度がないと食糧調達に支障が出るレベルまで来てしまいました。
というわけで今回はふるさと納税とはどういうものなのか、そして私がふるさと納税をどのように寄付してきたかについてお話ししたいと思います。
このような記事もあります!
ふるさと納税の概要
ふるさと納税とはなんでしょうか。
ふるさと納税(ふるさとのうぜい)とは、日本の個人住民税の制度の一つで、日本国内の任意の地方自治体(都道府県、市町村および特別区。以下同じ)に寄付することにより、寄付した額のほぼ全額が税額控除されるものである(ただし一定の制限や限度がある)。「ふるさと寄附金」とも呼ばれる。 wikipediaより
なんだか難しく書いていますが要は「限度や制限はあるけど寄付してくれたら税金を安くしちゃいますよ〜」という制度です。
そしてその金額に応じて「お礼の品」としてさまざまなモノが頂けちゃうので流行っているんですね。
だって義援金とかだったらただ寄付するのもアリですけどどうせならいただけるものは頂きたいっていうのが人情ってものではないでしょうか。
税金を安くするというのは寄付した金額を所得から差し引かれて税金が計算されるので安くなるというお話です。
限度がなければありったけの金額を寄付しちゃいますよね。税金が安くなるのですからだれでもゼロ円を目指すでしょう。
そうは問屋がおろさないわけで一定の限度があります。
また、気をつけておかないといけないのは「限度額から2,000円引いた金額の商品をもらえる」わけではありません。
おおむねその3割程度であればいいところではないかと思います。
1万円を寄付した場合、まず控除額として2,000円引かれた後(8,000円)の3割=2,400円 このくらいの商品をもらえると思えばいいでしょう。
ところが現在は総務省からの通達もあり、返礼品の割合を3割以下、そして金券等の返礼品の取扱がぞくぞくと中止されています。
そのため以前と比べて魅力は減ったのは間違いないのですが、食べ物に限定した場合にはまだまだ魅力のあるものといえます。
限度額
ふるさと納税をするのには限度額があります。
限度額を超えるとその分は「純粋に寄付をする」ことになります。
計算は複雑なので概算の計算ができるサイトがいろいろあります。
もっとも簡単にできるところがここですので一度計算してみてください。
妻が専業主婦で子供が小学生の場合年収500万円の場合、約49,000円となります。
確定申告
我が家はインデックス投資やFXをしている関係上確定申告をしていますのでふるさと納税分を申告することは難なくできるのですが、
現在は5箇所以内の自治体へ寄付した場合「ふるさと納税ワンストップ特例制度」というものがあり、
確定申告をしなくとも寄付した自治体に書類を送れば大丈夫になりました。
さらに、確定申告書も簡単に作成できるようなサービスも提供されるようになりました。
私がしていること
私がふるさと納税を始めてから4年が経過しました。
いろいろと寄付していろいろな商品をいただきましたが過去のふるさと納税先を振り返ってみたいと思います。
2013年
鳥取県米子市:ハム、ウインナーのセットと米子市民体験セット(どら焼きとか米子市のイメージキャラクターのテープなど)
食品添加物に厳しい我が家にも関わらず食品添加物だらけのハム・ウインナーでしたので不評でした。
宮崎県綾町:野菜詰め合わせ
野菜の種類は先方が決めたため好きな野菜や苦手な野菜も入っていました。また一部傷んでいました。
2年前2014年
長野県阿南町:1万円で米20キロ+味噌 おいしいため現在も継続中 味噌も無添加!
2015年
長野県阿南町:1万円で米20キロ+味噌
兵庫県宍粟市:1万円で「玄米」10キロ 我が家は玄米食のためありがたかったです。
静岡県藤枝市:1万円でうなぎ 思ったよりも大きくておいしかったです。
岡山県吉備中央町:1万円でコシヒカリ20キロ 阿南町のお米の方がおいしかったです。
2016年
佐賀県小城市:ようかん 小城羊羹というのを初めて知りました。外がしゃりしゃりしていて美味しかったです。
鹿児島県大崎町:無投薬うなぎ(蒲焼+白焼き) 身がぷりっぷりで美味しかったです。
さつまいも4種セット 妻の希望で取り寄せることに。まだ届いていませんがおいしいといいな。
岡山県総社市:3万円で「玄米」60キロ 玄米がたくさんゲットできるので寄付しました。そこらじゅうにコイン精米機があるので必要な時に必要な分づきの米を食べたいです。
長野県阿南町:1万円で米20キロ ブレンド米ですがめちゃくちゃ美味しいです。完全にリピーターになってしまいました。
2017年
これまでのさまざまな返礼品をいただく方針をあらためて、今回からは米の返礼品にターゲットを絞りました。
そのため他のふるさと納税をされている方に比べて非常にシンプルなものとなっています。
長野県阿南町:ここは他の自治体へ浮気したりして寄付したりしなかったりしたのですが、3万円で60キロかつ品質も安定したお米をいただけますので限度額いっぱいの3万円寄付しました。
岡山県総社市:昨年に引き続き寄付しました。1万円で20キロの玄米をいただけるのは非常に魅力的です。さらにここは限度額がありませんので阿南町で寄付した金額の残りの限度額を全額寄付させていただきました。
今年はこれでふるさと納税枠がいっぱいになりましたので寄付は終了です。
寄付する商品を選ぶ方針
我が家でのふるさと納税でいただく商品はかつては
- 米 家族全員が米食いなので1万円あたり20キロ頂ける自治体を選んでいます。
- 普段買わないもの うなぎなんかがその例です。
- 妻の希望 さつまいもや野菜詰め合わせがその例です。
といった基準で選んでいました。肉とかもいいのでしょうが、
我が家はあまり肉を食べないので豚肉数キロとか頂いてもちょっとしんどいですね。
それをあらためて、現在では食糧調達にターゲットを絞りお米の返礼品に限定するようになりました。
お米の返礼品は還元率も高く、提供している自治体も多い、そして複数回寄付することにより美味しいお米の自治体がわかってきたことから美味しいお米をいただくようにしています。
我が家はお米をたくさん食べますのでいわば一点集中で美味しいお米をこれからも頂きたいと思っています。
まとめ
ふるさと納税は非常に奥が深く、それだけでも1冊の本ができるくらいの内容です。
専門の書籍やブログも多い中私が今まで経験してきたふるさと納税の内容をお話ししました。
総務省の通達のおかげでやや沈静化しつつあるふるさと納税ですが、通達を無視する自治体もありますので返礼品の還元率も考えながら寄付していきたいものです。
まだまだ不勉強であることを実感しましたが、サラリーマンができる数少ない節税策の一つですので
これからもふるさとチョイスやさとふるなどをのぞいてみてはお取り寄せ気分で寄付をしていきたいと思います。
では、またよろしくです!
コメント