私は現在ファイナンシャル・プランニング技能士(いわゆるFP)の資格を取得しようと勉強しています。
先日行われた試験の結果無事FP3級の試験に合格し、次は本丸であるFP2級を受検すべく再び勉強を再開しました。
最近FPという資格に関してちょっと寂しい意見をよく目にします。
それはFPの資格をとっても意味がない、稼げない、価値がないといわれることですね。
たしかに税理士や社会保険労務士といった業務独占資格と違ってFPは名称独占資格といわれるもので、FPの資格がなくてもファイナンシャルプランナーとして活動することができます。
先日私はTwitter上でとあるつぶやきをしました。
FPの合格発表直後に上の資格(3級から2級、2級から1級)を受けようとしている人に意味がないとか役に立たないという水をさすようなことは言わないでほしい。
受検している人はそのようなことは百も承知のはず。
上を目指す本人は努力しようとしているのにこんなときにあえて言わなくてもいいのでは。— ひめだか@投資ブロガー (@kotsu2life) October 22, 2019
思ったよりも反響が大きく驚いています。
その中でよく目にしたご意見が資格を活かすも殺すもその人次第というものです。
たしかにおっしゃるとおりだなぁと思ったのですが、ふと自分はどのような理由でFPの試験を受けたのだろうかということを改めて考えたくなりました。
この記事では無意味論がでるFPをなぜ私が受検しようと思ったのかについて考えてみたいと思います。
私がFPを受験しようと思った理由
では、なぜ私がFP(ファイナンシャルプランナー)の試験を受けようと考えたのでしょうか。
ちなみに現在の仕事とFPとは仕事上なんの接点もありません。
ブログを書いていてお金の知識が足りないと実感したから
一番大きな理由が私がブログを書いていくうちにお金の知識が足りないことを実感したからというものです。
このブログを書き始めて3年が経過しました。
金融商品だけでなく、税金の件、オトクな情報いろいろと書いてきました。
多少は投資歴もありますので、資産運用のことも色々と書いています。
そこで書いていてふと感じたのです。
僕ってお金の知識はあるようでないのでは?と。
たしかに投資信託やポートフォリオについてなどは投資していく上で学んでいきました。
しかしながら・・・・
系統立てて勉強したことはなかったのです。
するとだんだんとブログを書いていく自信がなくなっていきました。
薄っぺらい知識かもしれないけど、なにも勉強しないよりはマシだと感じるようになったのです。
そこでFPの資格を取ろうと考えました。
お金の知識をより広く知りたかったから
もう一つの理由はお金の知識をもっと拡げたかったからというものです。
確かに私は投資信託や株式を買っていますので、リスク商品や、それにともなう所得税に関する知識は経験上身につけました。
しかしながら、保険に関する知識や不動産の知識、そして相続・贈与の知識なんて全くありません。
興味がなかったから知識としてもなかったのです。
これらの知識もいつか必要になるかもしれない、薄っぺらい知識だけれども悪徳業者からの勧誘を撃退できるかもしれないという気持ちもわいてきました。
それならば専門家ではないけれどもFPの知識を吸収しておけば多少は役に立つのでは?と感じたわけですね。
FPの資格に関して感じること
ここであらためて私がFPに関して感じることについて考えてみたいと思います。
あくまで独断と偏見での意見であること、そして3級FPごときの意見であることをご了承下さい。
これでお金が稼げるとは思っていない
これだけFPの資格を取りたいと考えている私でもFPだけでお金が稼げるとは思っていません。
確かにFPはさまざまな金融商品を横断的に理解はしていますが、あくまで名称独占資格です。
同じ稼ぐのだったら、税理士や社会保険労務士などの業務独占資格を併せて持っておいたほうがいいのかなと思いますね。
さらに、それぞれで実務経験を積んでおかないとたんなるペーパーライセンスなのかなと思ってしまいます。
活かすも殺すもその人次第
私はブログをよりよいものにしたいという動機があるため、意識的に勉強をすることができています。
しかしながら会社からの命令で受けさせられている方もいらっしゃるでしょう。
単なる資格を取るためだけだったら大した価値はないのかなと思います。
一方でFPの勉強で学んだことを実生活で活用することも十分可能です。
実用性の高い資格ですが、権威がそこまでないというのが実情なのです。
ですので印籠にはならないけど、学んだことを活かそうと思えばすぐに生活の役に立つのではないかと思います。
ですので私の場合にはブログの記事をよりよいものにするためにFPの知識を活かしたいと感じますね。
同じ勉強するなら楽しみながらやりたい
最後に感じるのは同じ資格の勉強をするのならば、知識を身につけることをたのしみながらやりたいというものです。
冒頭のツイートで、漢検と似ていると例えられていた方がいらっしゃいました。
たしかにそうだよなと私も納得していまいました。
漢検は難しい漢字の読み書きを、FPは金融商品の知識を身に着けられる、実用性の高い資格です。
どうせ資格の取得という目標に向かって勉強をするのは決して無駄ではないと思っています。
ですので同じFPの勉強をするなら楽しみながらやりたいと感じました。
まとめ:FPの資格を活かすかどうかはあなた次第です
今回FP(ファイナンシャル・プランニング技能士)の試験を巡って無意味といわれるけんで、私が感じたこと、
そしてあらためてFPの資格を目指そうとしている理由について再確認してみました。
ブログの記事の幅を拡げたいと思ったからなのですが、勉強していてとても楽しく、新しいことを知る喜びがありました。
これから2級FPの勉強をスタートさせますが、要領も悪いので数日の勉強では取得できるとは思っていません。
今から頑張って2級FPの資格を取得することを目指したいと思います。
私と同様にFPを受検されるみなさん、一緒に頑張っていきましょうね!
では、またよろしくです!
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