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(改善済み)企業年金導入企業勤務の私がiDeCoの証券会社をよく考えなかった失敗談

この記事は約6分で読めます。
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失敗した男性

2018.2.22 更新
この記事を書いた後にSBI証券・楽天証券ともに預かり資産にかかわらず口座管理費用がゼロ円となっています。

さらに現在ではいくつかの証券会社も口座管理手数料が完全無料となっています。

そのため、陳腐化していますのでそれを踏まえてご覧ください。

今回は私がiDeCoの口座をあまり深く考えずに決めてしまったことについて感じていることを自己反省を兼ねて書きたいと思います。

そうしているといろいろ感じることが出てきました。

では、私の後悔話を聞いてください。

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私がしてしまったこと

iDeCoの口座を開設するにあたって私がやらかしてしまったことをお話します。

申し込んだSBI証券

私がiDeCoの口座を開設したのはSBI証券です。

理由はいたって簡単なもので

メインの証券会社だから

というものでした。

昨年11月に確定給付企業年金(DB)導入企業勤務者や公務員に加入の幅が広がり、スタート当初から拠出させたいと思い、他の証券会社を検討せずに申し込みました。

一気に申込んだのはいいが・・・

なにも検討せず一気に申込んだのはいいのですが、後にいろいろなことがわかってきます。

SBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」

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わかったこと

SBI証券の個人型年金プランに申し込んだ後にここがダメだといくつかわかってしまいました。

それをこれからご紹介します。

手数料無料が資産残高50万円以上

まずわかってしまったことはSBI証券の取り分である口座管理手数料がゼロ円、つまりタダになるための条件が預かり資産50万円以上

ということでした。

私のような確定給付企業年金導入企業勤務者は年間拠出可能額は14万4,000円です。

ざっくり考えても3年半は口座管理手数料がかかってしまいます。

別サイト扱い

それだけではありません。

SBI証券はiDeCoの口座は別サイトとなっていて、通常の特定口座・NISA とは全く異なるサイトとなっています。

iDeCoログイン画面

しかもID・パスワードも異なります。

そのためリスク資産の通算はそれぞれのサイトを別々に訪問し、集計しなければなりません。

さらに以前からのiDeCoサイトをそのまま使用しているため作りが古く、非常に見づらい作りとなっています。

ログイン後ページ

先日書きました資産の損益が莫大だったのもこのサイトが原因の一つだと私は思っています。

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一方で楽天証券は

SBI証券は加入対象者が拡大される以前からiDeCoを取り扱っています。

一方で新規参入組もあります。

それは永遠のライバル楽天証券です。

さすがに新規参入組ということでライバルSBI証券のiDeCoプランの対抗策はよく考えています。

口座管理手数料が10万円以上無料

まずすごいなと感じることがこれです。

楽天証券は預かり資産10万円以上なら口座管理手数料は無料となっていました。

2018.2.22 追記

現在では資産残高にかかわらず無料となっています。

さらにライバルのSBI証券の口座管理手数料も資産残高にかかわらず無料となっています。

しかも加入した年は資産額にかかわらず無料でした。

10万円以上なら1年間iDeCoに1ヶ月9,000円拠出すれば翌年からはずっと口座管理手数料が無料となってしまいますね。

明らかに制度拡大の対象者を取り込もうとしているのがわかります。

一方でSBI証券は基本的には有料のスタンスは崩さず、キャンペーンで様子をうかがう戦略となっています。

現在のところ延長されていますが、いつ取りやめとなってもおかしくありません。

同じサイトで確認が可能

もうひとつすごいなぁと感じることがあります。

それは、同じサイト上で資産の確認が可能ということです。

先程も書きましたが、SBI証券は別サイトです。しかも昔からのサイトをそのまま使用しているため非常に見にくくなっています。

私は楽天証券の口座自体を解約してしまいましたのでみることができないのですが、楽天証券の場合証券口座と同じサイトで確認が可能とのことです。

以下のページで知りました。

下の方にiDeCoにまつわるサイトの作りについて書かれていますが、同じID・パスワードでアクセス可能で、しかも資産残高も確認可能になっています。

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感じたこと

私がiDeCo口座をあまり検討もせずに決めてしまったことについて感じたことや今加入しているSBI証券へのお願いを書いてみたいと思います。

証券会社の検討はじっくりと

まずこれからiDeCoを検討している方にお願いしたいことは金融機関の選択はじっくりとしてほしいということです。

一度加入すると他の金融機関へ以降するのには加入時とは比べ物に習いくらいの手間と時間、それに手数料がかかってしまいます。

早く拠出したいという気持ちはよく分かるのですが、一息吸って落ち着いて金融機関選びをしていただければと思います。

2018.2.22追記 今も同じです。

しかも現在ではiDeCoの金融機関側の手数料が無料となっている証券会社が多数登場しています。

この記事を書いた当初はSBI証券の運営管理手数料は有料でキャンペーンで無料となっていました。

現在ではライバルの楽天証券とともに口座管理手数料が恒久的に無料となっていますが、お願いしたいことは今も同じです。

SBI証券にお願いしたいこと

そしてSBI証券さんにも要望があります。

SBI証券の無料キャンペーンが続いてほしい

2018.2.22追記
SBI証券の口座管理手数料は現在キャンペーンではなく恒久的に無料となっています。
iDeCo口座と証券口座のサイトが別扱いなのは現在でも同じです。

なんといっても加入時・口座管理手数料の無料キャンペーンを継続をしていただければ幸いです。できれば対抗策上楽天証券に足並みをそろえ、無料化をしていただけたらと思います。

SBI証券さんはファンドのラインナップは非常に充実しています。

それだけでも非常にありがたいですが、せっかく商品が充実しているのですからここでもう一歩踏み込んで手数料の面もがんばってもらって、

公務員やDB導入企業のサラリーマンといった拡大されたiDeCo加入者をみすみす楽天証券さんへ渡すようなことがないようにしていただけたらと思います。

iDeCoと証券口座との統合

そしてもうひとつは証券口座との統合です。

現在はiDeCo口座は別サイトですが、これを統合するか、証券口座と同じIDでiDeCo口座へアクセス可能にしていただけると利用者のアクセシビリティが向上すると思います。

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まとめ

今日は私があまり検討もせずにiDeCo口座をSBI証券にしてしまい、ちょっと後悔していたことをお話しました。

iDeCoは利用対象者が拡大してから取扱金融機関は増えています。そのため私のように適当に選んでしまうと後悔してしまうことがあるかもしれませんのでじっくりと選んでいただけたらと思います。

では、またよろしくです!

2018.2.22追記

ただ、その後SBI証券も楽天証券も口座管理手数料がともに無料化しています。

私が後悔していた件のうちひとつは解消されていますが、サイトの使い勝手の悪さはまだ改善されていません。

証券サイトとiDeCoサイトの統合(のように見えるようにつくる)がなされるとより使い勝手は良くなると思っています

ただ、1年ほどの間に多数の金融機関が口座管理手数料を無料化しました。

SBI証券と楽天証券の競争は他の証券会社にも改善を促す結果となりました。

ごくわずかな間でもこれだけの変化があることにあらためてびっくりしています。

この記事がお読みいただけた方の金融機関選びの参考にしていただけたらと思います。

iDeCo資産運用金融機関レビュー
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記事を書いてる人
ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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コメント

  1. こんばんわ、iDECO加入しようと調べていてこちらのサイトに辿り着きました
    証券会社のサイトよりもずっとわかりやすく勉強になりました
    ランニングコストというか必要経費というかSBIだとお金がやはりかかる様子ですが、SBIの強みである商品の豊富さはいかがでしょうか?
    この強みにお金をかける価値があるならばと思っていたのですが・・良ければご意見お聞かせ下さい

  2. 青さま
    コメントありがとうございます。
    SBI証券の商品のラインナップの充実ぶりは素晴らしいと思います。(楽天証券さんと比較しても充実していると思います)
    インデックスファンドもiFree8資産バランスといったキラーファンドもありますし、インデックスファンドの取扱も充実していますのでその点は心配いらないと思います。
    ただ、コストについてはじっくり考えたほうがいいと思いますので楽天証券さんと見比べてみてはいかがでしょうか。
    それでも取扱ファンドがいいと感じられるのならばSBI証券に加入するのも大いにありだと思います。