今回はいつものようなお得な話ではなく、私自身のメンタルに関することを書きたいと思います。
社会人になって15年以上経ちましたが常に心がけていたことは
「ちゃんと空気を読もう」
ということです。
これが最近私を苦しめてきていました。「空気を読んでも相手には響かないしそれならば空気を読まなければどうなるのか」という考えが最近でてきました。
それが私を苦しめているが最近ちょっとした「空気を読まない」体験ができましたので
そのことを書きたいと思います。
空気を読んでしまう自分
好き好んで空気を読んでいるわけじゃない
もともと私は必死になって空気を読もうと努力してきました。もともといじめられっ子体質な私はまわりに同調しようとする気持ちが強く人一倍空気を読もうとしてきました。
親に対しても、そして周りに対しても。
そして現在では会社内でもそうです。
周りに気をつかって、つかって、つかいつづけてきました。
ただこの気を使うってことは好き好んでしているわけではないのですよね。
評価されたい、仲良く仕事がしたい、いろいろと下心があるわけです。
極力下心は思わないように心がけてきましたがちょっと以前と違う自分がでてきました。
空気を読んでもつらい
以前から感じていたものなのですが、
空気を読んで対処しても空気を読んだ相手には響かず、結局のところ気を使っても使わなくてもあまり関係がないのではないかと感じるようになりました。
一生懸命気を使ってもないがしろにされたり、気を使う「おかわり」をされたりすることもありましたので必死に空気を読んでいてもつらいことが増えていきました。
ただ以前の私にはそれでも必死に耐えていったと思います。なぜなら自分に自信がないからです。弱い小動物のような立場の私だとこれしか生きる道はなかったからです。
それなら空気をあえて読まない体験をしよう
ちょっと最近はこの「無理に気を使う」ことに疲れてきたと感じてきていました。
そこでちょっと自分を一歩前に進む勇気をもちたいと考えていました。
それは、「あえて空気をよまない体験をする」ことです。
気を使っても相手に響かないのならば自分のやりたいことをやってみようと思ったのです。
もちろん業務に支障がないことを確認した上での話です。
月末に休暇を取る
以前からやってみたかったことがあります。
それは「月末の金曜日を休み3連休にする」ということです。
もちろん自分の仕事に影響があるようではいけませんが、販売会社なので月末はお休みをとることは雰囲気上非常に難しいです。
ただ私の仕事はバックオフィスの仕事なので月初めに休もうが月末に休もうが仕事上関係がありません。
また以前ならひとりでたくさんの業務を兼務していたので3連休をとることは不可能でしたが現在はスタッフが増えましたので可能になりました。
それならばあとの問題はひとつだけ「空気を読まずに休めるか」それだけです。
そしてそれを実践してみることにしました。
おなじつらいのなら自分に優しくしてつらくなろう
結論から言いますと「問題ありません」でした。
休暇は許可されました。ただどう思われたかはわかりません、いや
「あえて考えないようにします」
考えるといろいろといやなことが思い浮かぶことが間違いないですので今回に限ってはあえて考えずに自分のやりたいことをやってみたいと思います。
ここで一つ感じたことがあります。
それは
気を使っても使わなくてもしんどい思いをするのならばときには気を使わないことも必要
ということです。
雰囲気におびえて評価が下がることを恐れて無理に気を使ってばかりしないでときには自分にやさしくすることも必要ではないかと思いました。
まとめ
気を使ってばかりいて正直なところ疲れてしまったのですが、40歳をすぎて将来の先も少しずつ見えてきていますので少しは自分に優しくできるようにしたいと思っています。
もちろん仕事をスムーズにすすめていくために周りに気を使うことは当然必要です。そのうえで過度の気遣いがつらいようならばその見極めが必要であると感じています。
ただ自分を縛り付けているものが今までの人生でこびりつきまくっていますので一つずつ勇気をもって取り除いていきたいです。
そしてもっと「いい意味でおもてなしができる」自分になっていきたいと思います。
では、またよろしくです!
2016年10月30日追記
月末の月曜日に休みを取りましたが結局トラブルは何もありませんでした。
いままで休んじゃいけないと思っていたのは単なる思い込みだったと思います。
基本的には月曜日は忙しいのですが、たまには自分の休みたいときに休むことは必要だと実感しました。
いきなりわがままを通すのは難しいですが考えた上で必要ならばたまには自分のわがままを通すことが重要であると思いました。
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