PR

SBI証券を便利に使おうと思ったらグループ企業に囲い込まれちゃった件

この記事は約7分で読めます。
スポンサーリンク

SBI証券を便利に使おうとするとSBIグループに囲い込まちゃった!

今日は普段私が利用している証券会社のSBI証券のサービスを使っていくうちにすっかりSBIグループのサービスに囲い込まれてちゃったというお話です。

便利なサービスをつかっていくうちにグループ内のサービスにがっちりと固められちゃいました。

ではどのようなかたちで囲い込まれたかをみてみましょう。

スポンサーリンク

私のメイン証券会社、SBI証券

私は現在メインの証券会社をSBI証券にしています。

理由はいくつかありますが、

  1. 商品のラインナップが豊富
  2. 割りと便利
  3. けっこうお得

といった形でなんだかんだと他の証券会社からひとつ、またひとつ商品を移し替えていきました。

するとすっかりできちゃいました。メイン証券会社。

取引をある程度集中させてくると、今度は便利なサービスがないかと考えてしまいます。

まずは入出金。

もともとはみずほ銀行で入出金を行っていたのですが、系列の住信SBIネット銀行にすると入出金が格段に楽になりました。

地方住民なのでメガバンクでの取引もコンビニATMばかりなのでネット銀行でいいやんって使うとこれがけっこう便利。

そのうち給与振込も住信SBIネット銀行にしてすっかりメインバンクになっちゃいました。

さらに私はETFからインデックスファンドへ切り替えていったのですが、ここでおトクなサービスがあることがわかります。

ご存じの方も多いと思いますが、投信マイレージサービスです。

投資信託の残高の0.1%(ローコストインデックスファンドは0.05%)がポイントとしてゲットでき、そのポイントは現金化できるという非常にありがたいサービスなのですが、さらにポイントを増やす方法がありました。

2018.10.8追記

これからお話しする内容は、サービスが終了してしまいました。

現在ソーシャルレンディングの口座を開設した人に同様のサービスが提供されています。

SBIソーシャルレンディングとのID連携受付開始とSBI iD会員様ご優待サービスについて(出典:SBIポイントHP)

方法は2つ。

  1. 投資信託の残高を1000万円以上にするとポイント2倍
  2. SBIカードをつくって、ポイントを現金化するときの払い出し口座を住信SBIネット銀行にするとさらに1.2倍 終了しました

つまり、インデックスファンドを1000万円以上の残高にして、ポイントをSBIカード保持者向けのページから住信SBIネット銀行へ払い出すと資産残高の0.24% がキャッシュバックされるというわけです。

そのことを知ると当然作っちゃいました。

SBIカード。

2018.10.8追記
現在SBI証券では、投資信託の残高1,000万円以上の場合には投信マイレージを2倍にする制度は維持されています。

しかしながら、SBIカードがサービスを終了したことに伴い、SBIカード(MasterCard)保有者限定のポイント20%増し(10000pt=12,000円)で住信SBIネット銀行へ払い出してくれるサービスも終了しました。

そして最後の一発。

iDeCo

これはミスっちゃったかもしれません。

(確定給付企業年金や公務員といった月額12,000円しか拠出できない方は現状では楽天証券のほうが手数料的にはお得です。)

といろいろしているうちにあることに気がついちゃいます。

2018.10.8追記

SBI証券iDeCoプランにも変化が起きています。

大量にあったファンドが整理されたり、全く新しいプラン「セレクトプラン」が登場することになっているため、楽天証券のiDeCoと比較して良いものとなってきています。

スポンサーリンク

あれれ?すっかり囲い込まれちゃった

こうしていろいろとSBIグループのサービスが便利だなぁ、お得だなぁと思いいろいろしていくとふと気がついてしまいます。

すっかりSBIグループのサービスに囲い込まれていることを。

銀行は住信SBIネット銀行、証券はSBI証券、カードはSBIカード。

周りがすべてSBIグループになっちゃっていました。

ある意味SBIグループの手中にまんまとハマってしまった状態となっています。

スポンサーリンク

でもいいやん。便利だから

通常はこの囲い込まれていることはあまりいい意味では使われません。

サービスを通じて資産を把握されたり、それに応じて搾取されたりするのではないかという懸念があまりいい意味では使われなくなる原因だと思っています。

いっぽうで私はこう思っています。

便利なサービスはとことん使わせてもらおうということを。

今までさまざまな証券会社・銀行のサービスを利用していきましたが、今のところSBIグループのサービスほど現在の私の取引にピッタリとフィットしているものがありません。

SBIさんもビジネスでされているのですから私の資金を通じてなんらかの収益を得られているのはわかっています。

ただそれによって私の資産が搾取されているのならば非常に問題なのですが、そのようなことはなくむしろキャッシュバックというかたちで帰ってきています。

他の証券会社や銀行ならば信託報酬やATM手数料などを取られているのですから、これが一部でも帰ってくる事自体が素晴らしいことだなぁと思います。

正直サイトはわかりにくいよ

ただこれが他の方におすすめできるかのかというとそういうわけでもありません。

SBI証券のサイトは非常にわかりにくいです。ごちゃごちゃしています。

投信マイレージサービスでもらえるSBIポイントのあるページなんか本当に深い深いところにあります。

しかも手動でポイントに振り替えなくてはいけませんので知らない方だとそのまま死蔵してしまいます。

もう少し分かりやすいサイトを作っていただけるとありがたいのですが、ここらへんは大人の事情でそっとしておいたほうがいいのかなと思っています。

スポンサーリンク

でも改悪されたら乗り換えちゃうかも

私は盲目的に囲い込まれたわけではありません。

便利なサービスを提供してくれているのだから囲い込まれたのです。

つまりより便利なサービスを提供してくれるところが他にできたら乗り換えるかもしれないということです。

いままでさんざんとより便利な金融機関をもとめてさまよってきた私です。

乗り換えようと思うと売却や移管などの方法で乗り換えを検討します。

そういう意味ではある意味SBIグループってすごいなぁと思ってしまいますね。

とくに金融サービスは一度囲い込まれると通常はなかなか離脱するのが難しいですのでこの手中にハマっている方も多いのではないかと思います。

でも私はこの状況に安住せず、より便利なサービスがあればどんどん乗り換えていきたいです。

スポンサーリンク

まとめ

今日は私がメインで利用しているSBIグループのサービスに囲い込まれていることについて感じることを書いてみました。

金融サービスはいろいろな企業があり、それぞれの特徴をもっています。

たまたま私はSBI証券のサービスが合っていただけですので、お読みいただいた方もこういった自分にフィットする証券会社・銀行にめぐりあうといいなと感じています。

では、またよろしくです!

スポンサーリンク

2018.10.8追記

この記事を書いてから約1年半が経過しました。

現在ではこの記事で書いていたようSBIグループ無双状態ではなくなってきています。

その理由としてもっとも大きいものとしては楽天経済圏と呼ばれる

楽天グループによるユーザー囲い込み政策があります。

楽天スーパーポイントを楽天グループ内の企業で幅広く使い回せるように制度が改善されているとともに、

楽天証券の投信積み立ての際に楽天カードで引き落とすと5万円を上限に楽天スーパーポイントが付与されるようになりました。

この衝撃はすさまじく、SBI証券から楽天証券へ移行する方も出てきています。

SBI証券も対抗策を打ち出すときに来ているのではないでしょうか。

詳細につきましては以下の記事をお読みください。

節約生活資産運用
スポンサーリンク
ひめだかをフォローする
記事を書いてる人
ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

ひめだかをフォローする

コメント