出典:iFree ホームページ
はじめに
こんにちは!ひめだかです。
このたび私が利用しているSBI証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)向けファンドに大和証券投資信託委託が運用するバランスファンド「iFree 8資産バランス」が取り扱われることになりました。
私は8資産均等型のファンドが投資のベースと思っていますのでその点をふまえてお話ししたいと思います。
SBI証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)でiFree8の文字が
SBI証券のiDeCoサイトへログインしてみたところ、iFree8資産バランスが新規に取り扱われることがわかりました。
出典:SBIベネフィットシステムHP
今までのバランスファンド
現在SBI証券のiDeCo向けとして扱われているバランスファンドは
- eMAXIS最適化バランスシリーズ(信託報酬:年0.54%)
- 日興DCインデックスバランスシリーズ(信託報酬:年0.1944%〜0.216%)
- SBIセレブライフストーリーシリーズ(信託報酬:年0.7%程度)
- 三井住友TAM-SBI資産設計オープン(資産成長型)(愛称:スゴ6)(信託報酬:年0.7344%)
といったものが現在取り扱われています。
これにiFree8資産バランス(信託報酬:年0.2484%)が加わることになります。
ネット証券では初めての均等型の取り扱い
8資産均等型のバランスファンドは通常のインデックス系バランスファンドとしてはどこのネット証券でも扱っているのですが、iDeCo向けとしてはネット証券でもはじめての取り扱いになります。
ちなみに三菱東京UFJ銀行のiDeCo向けプランならばeMAXIS8資産均等型が取り扱われています。
意外なところで取り扱われているものですね。
iFree8資産バランスについて
つぎにiFree8資産バランスについてざっくりとお話しします。
8資産を均等に投資するバランスファンド
iFree8資産バランスとは8資産に均等に投資するバランスファンドです。
8資産とは国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・海外REITとなっています。
これを12.5%ずつ均等に投資していきます。
詳しくは以下のページをご覧ください。
ローコストバランスファンドの一角
iFree 8資産バランスは信託報酬が年0.2484%と非常に格安になっています。
まだ新規設定されたばかりで決算を迎えていませんので実質コストはまだわかりませんが、
今までのバランスファンドよりはローコストであると思われます。
8資産均等型では先行するeMAXIS8資産均等型の信託報酬が年0.54%なのに対して半分以下とコストパフォーマンスに優れているバランスファンドとなっています。
感想
このお知らせを知って私が感じたことを書きたいと思います。
SBI証券、グッジョブ!
まず感じたことはSBI証券、やるやん!ということですね。
SBI証券のiDeCoでバランスファンドはいくつかあるのですが、信託報酬が若干高めであったりちょっと資産配分にクセがあるなものばかりでした。
今までのバランスファンドのラインナップでは日興DCインデックスバランスシリーズがローコストで複数資産に投資できていたのですが、
株式割合80%の「DCインデックスバランス(株式80)」の場合国内株式(TOPIX)が60%とちょっと使いにくい感覚でした。
それ以外のバランスファンドはeMAXIS最適化バランスシリーズや「スゴ6」の愛称で知られるSBI資産設計オープン(資産成長型)といったものがあるもののローコストインデックスファンドが出回っているなかで信託報酬が高めなのがネックでした。
それと比較してiFree8資産バランスはシンプルかつローコストなバランスファンド
ですので取り扱われることには非常に好感をもてました。
8資産バランスは使い道がいろいろある
私は8資産均等型を投資のベースにしています。そこでiDeCoにおけるiFree8資産バランスの使い方を考えてみました。
分散投資のベースに最適
まずは分散投資のベースとして保有するというものです。
8資産バランスは8資産を12.5%ずつ均等に保有しますのでこれを8割に株式に投資するファンドを2割くわえることで
株式:非株式(債券・REIT)が1:1のファンドができたりするなどすっきりとした割合のポートフォリオをつくることができます。
もちろん1本持ちでもいいファンド
他のiDeCo向けバランスファンドと比較してもローコストかつ
8資産に均等に投資するという分かりやすいポートフォリオですので、
このバランスファンド1本だけ保有するという選択も私はアリだと思います。
私のポートフォリオをまるまる作れることに
私のリスク資産のポートフォリオは
8資産均等型:先進国株式:中小型株式=8:1:1
で構成されています。
これがiFree 8資産バランスのiDeCo向けプランに加わったことで通常の証券口座(特定口座・NISA)と同じ配分のプランがiDeCoでも作れることになります。
現在はiDeCo向けは投資額との兼ね合いの関係上中小型株式(EXE-i 中小型株式)1本でおこなっているのですが、これを通常のポートフォリオと同じにできるようになりました。
そこで私は通常の口座と同じ配分をiDeCo向けにしようと思っています。
まとめ
今回はSBI証券のiDeCo向けの取扱投資信託にローコストで8資産に投資できるバランスファンド「iFree 8資産バランス」が取り扱われることになったことをお話ししました。
私は早速つみたてのプランを変更したいと思っています。
SBI証券でiDeCoをされている方は検討してみてはいかがでしょうか。
では、またよろしくです!
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