口座の断捨離についての必要性と体験談についてこのブログではご紹介をしています。
口座を絞り込むことが大切なことを別の視点から考えてみたいと思います。
今回はもし私たちがこの世から旅立ったとすれば残された人に迷惑をかけないかということがテーマです。
ちょっと重たいかもしれませんが、考えるきっかけにしていただけたらと思います。
残された人にとっては
ただこれらの行為は私たち口座を開設した人間には楽しく、お小遣い稼ぎになっていいかもしれません。
ただちょっと考えてみてください。
もし私たちがこの世から旅立ったとすれば。
病気だけでなく事故などでも突然亡くなってしまうこともかんがえられます。
その際に残された遺族にはどのようなことがあるかをちょっと考えていただければと思います。
相続がややこしくなる
残された遺族には相続という作業が待っています。
きちんとリストアップをしていたとしても多数の金融機関の口座をもっているということは
それだけで相続がややこしくならないかという不安があります。
ただでさえ手続きがいろいろあるのに口座をたくさん持っているだけで手続きが激増することをは間違いありません。
手間を取らせる
たくさん口座を持っているということは
ただでさえ大切な人が亡くなったということで悲しい思いをしているのに最後に多数の金融機関と相続の手続きを取らなくてはならないということになります。
手続きが大好きな人ならいいでしょうが、普通はめんどくさいはずです。
そのめんどくさい作業がたくさんあると残された人には大変な思いをさせることがかんたんに想像できます。
そういった大変な思いを私は家族にはさせたくありません。
それでは私たちが残された人にできることはなんだろうかと考えてみたいと思います。
口座をつくることは楽しい
しかしながら口座をつくることはとても楽しいことですよね。
私はとてもワクワクすることだと思っています。
断捨離の必要性はお話していますが、なぜこんなに口座を作ることが楽しいかあらためて考えてみました。
考えられるのは以下のポイントです。
- よりよいサービスが受けられるから
- キャッシュバックなどが受けられるから
それぞれの理由について考えてみましょう。
よりよいサービスが受けられる
口座を新しく開設することは言い換えると新しい金融機関のサービスを受けられることです。
これによりよりよいサービスが受けられます。
使いやすいサイトであったり、支払う手数料が少なくなったり、あるいはかゆいところに手がとどくサービスがあったりとさまざまです。
これがないと積極的に口座を開設することはないと思います。
キャッシュバックがもらえる
もうひとつはこれだと思います。
銀行や証券会社の口座を開設したときにキャンペーンでキャッシュバック、つまりお金がもらえることがあります。
古事記と称してさまざまな金融機関の口座を開設してはキャッシュバックをいただきまくることをされている人もいます。
このキャッシュバックの金額が結構いい金額ですのでちょっとした小遣い稼ぎにはいいですよね。
このように口座をつくるときにはワクワクしたり、ちょっとしたおこづかいがもらえていいかもしれません。
ただ、残された人にとっては迷惑な話であるのもまた事実。
そこで、元気なうちに私たちにできることについてご紹介しましょう。
元気なうちにできること
このように口座をたくさんつくることは私たちがこの世からいなくなったあと、残された家族に迷惑がかかってしまうことがわかりました。
それではどのようにすればいいのか考えてみました。
使う口座をシンプルにまとめる
なんといっても利用する口座をシンプルにしておくこれに尽きると考えています。
各業種1社が理想ですが、なかなか難しいのではないかと考えていますのでとりあえずは減らす努力が必要ではないかと考えています。
なぜなら過剰にまとめると利用できるサービスが限定されたり、元気なわたしたちが利用しにくい環境にしておくのもおかしな話だと思うからです。
私も何年間も口座数を絞り込む努力をしてきましたが、今もなお銀行だけで数行ありますし、証券会社にいたっては訳が分からなくなってしまうくらいあります。
これでは私が突然死んでしまったときには家族には多大な迷惑をかけてしまうことが確実です。
たとえエンディングノートに口座の情報をまとめたとしても手続きがちんぷんかんぷんな家族には荷が重すぎます。
ですので口座を開設した私たちが元気な今のうちに口座数を絞り込んでいくことの重要性がわかっていただけるのではないかと思います。
使っていない口座はまとめて解約してスッキリ
口座数を絞り込む際の基準を考えたいと思います。
なんといっても使っていない口座は解約する
これでいいのではないかと思います。
- キャンペーン目的で開設したはいいけれども使っていない口座
- 転職や転勤などであちこちの銀行の口座を作らざるをえなかった
でもいまは使っていない。
こういった口座はさっさと解約しちゃったほうがいいです。
今の時代口座の解約に際し解約阻止をする金融機関は少なくなっています。
ですのでいつか使うかもしれないとほったらかしにするのではなく、
きちんと解約という形で処理すべきだと私は考えています。
そうすることで口座を開設した私たちの心の中にあるもやもやもスッキリしますし、
残された人がする口座を確認するという作業を減らすことができますので一石二鳥というわけです。
残された人に迷惑をかけないように
またいま使っている口座をみてみて同じサービス
たとえば親と子で使っている証券会社が違うことや株と投資信託で利用している証券会社が違うなどという場合
できるだけまとめられないか検討すべきでないかと考えています。
株や投資信託は売却するという手続きをとらなくても移管という方法で他の証券会社へ移すことができます。
また国債も口座振替制度があるため、他の銀行や証券会社へ売却しなくても移し変えることが可能です。
投資信託は移管先の証券会社が取り扱っているという条件がついていますが、利用する価値はあると思います。
売却して税金を支払うよりも手数料を支払うほうが少ない場合は移管という方法で資産をまとめておくことが残された人に少しでも迷惑をかけないようにしておく努力が必要です。
口座を開設するときにはよく考えよう
キャンペーンやよりよいサービスをうけるために口座を開設をすることはよくあることだと思います。
私も少しでもよいサービスを受けよう、手数料が安いところで利用したいという気持ちから口座を開設しまくった経験がありますのでよくわかります。
しかしそれだと口座数が増え続けるということにつながりますので、1つ口座をつくったら使っていない別の口座は解約することも考えたいものですね。
まとめ
今日は私たちがこの世にいなくなってしまったあと残された人が少しでも相続で大変な思いをしないように少しでも使う口座数を絞り込むことの重要性をお話ししました。
こういった作業は元気な今だからこそできるものです。
残された人のためだけでなく、利用している私たちも口座数がシンプルになることで管理がしやすくなるのではないかと思います。
たくさん使っていない口座をお持ちの方は少しでも減らすように考えるきっかけの一つにしていただけたらうれしいです。
では、またよろしくです!
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