私は子供の教育費や将来必要になるかもということで、証券会社に未成年口座を開設し、インデックスファンドを積み立てています。
かつてはマネックス証券を利用していましたが、SBI証券へ移管させることにしました。
その理由と移管させるための方法についてお話ししたいと思います。
わが子の未成年者口座について
現在の子供のために開設している未成年者口座の現状をざっとお話しします。
マネックス証券で開設
今子供のために積み立てているインデックスファンドは親である私のメイン口座であるSBI証券ではなくマネックス証券で開設しています。
ここでローコストインデックスファンドをを毎月1万円ずつシンプルに積み立てています。
ちまちまと育てて今はそれなりに大きな資産になりました。
親口座は未稼働
このマネックス証券なのですが、子供の口座は稼働している一方で親の口座は未稼働な状態です。
私も投資を始めたときにカブドットコム証券とともに開設したのがマネックス証券でした。
開設以来それなりに利用はしてきたのですが、さまざまな面で使いにくさを感じ、
現在ではSBI証券がメインの証券口座となっています。
そのため親口座は未稼働な状態で預け入れ資産もながらく0円の状態で放置されたままです。
書類提出せよ!→嫌じゃ。
そんななかマネックス証券から私たち親子関係を証明する資料を送ってこいと1通の手紙が届きました。
マネックス証券は良くも悪くもアットホームな証券会社なのですが、この手紙に私はちょっといらっときました。
約款が変わったから法的資料を送ってこいと上から目線で手紙が送られてきたのでここで続けて行く気持ちが途切れてしまいました。
住民票を取得するため300円程度の負担なのですが、嫌な気持ちになりましたので6000円以上の移管費用が必要にもかかわらずマネックス証券からはさよならすることにしました。
シンプルにしたい
もともと私は口座開設が趣味の一つでもあるため未稼働口座が多数あります。
毎年春の時期に断捨離として未稼働口座の整理を行なっているのですが、もっともっとシンプルにしていきたいと思っています。
今までは大手ネット証券は対象外としていましたが、今年は未稼働なネット証券はすべて解約することを検討しています。
必要ならばその時に再開設すればいいだけの話ですからマネックス証券も一旦さようならしようと思うようになりました。
費用はかかりますが、ちょうどいい機会ですので口座をお掃除しようという気持ちになっています。
口座移管を決意
上で書きましたがマネックス証券で子供の未成年者口座の件が発端となり、よりよい未成年者口座を利用するためにはどうすればいいか新しい証券会社探しを始めました。
候補となる証券会社
そのようななか候補となる証券会社が2社ありました。
松井証券とSBI証券です。
松井証券
松井証券は投信工房というラップ口座に対抗するシステムを構築しました。
以前記事でもお話ししたのですが、結構いいシステムとなっています。
投資工房の売りのひとつであるリバランス積立、つまりアンバランスになった資産を自動的に積立金額を調整して積み立ててもとの資産構成にするシステムにひかれました。
資料を請求までしたのですが、わざわざ開設するのもなんだかなぁと思い断念しました。
ここの仕組みは素晴らしいのでオススメなんですけど。
SBI証券
SBI証券は私が普段使っている証券会社です。
取扱商品は後追いながらも充実したラインナップとなっていていまではメインの証券会社になりました。
ここでの一押しが投信マイレージサービスです。
投資信託の資産に応じてキャッシュバックがあるというものです。
これで移管に伴う手数料などがちょっとでもまかなえるといいなというしょぼい理由もありますが、
なにより使い慣れているところがいいかなと感じています。
さらに口座もまとめられることから私に何かあったときにも相続などの手間がへるのでいいのではないかと考えるようになりました。
そのためにここで未成年口座を開設し、移管することを決めました。
口座開設からのプロセス
これから口座を開設し、投資信託を利用して行くためのプロセスを考えてみたいと思います。
SBI証券で未成年口座開設
まずはSBI証券で未成年者口座を開設します。
以前はコールセンターに連絡して書類を送ってもらう必要がありめんどくさかったためマネックス証券にした経緯があるのですが、
いまではオンラインで口座開設ができるようになっています。
てなわけでさくさくっと口座を作ってしまいます。
マネックス証券の投資信託をほふり経由で移管
つぎにマネックス証券に預けている投資信託を移管させる作業をおこないます。
一番簡単な方法は売却してその資金を動かすことなのですが、
積み立てている商品のうち
- emaxisシリーズの2つのインデックスファンド(先進国株式・国内株式)
- たわらノーロード(新興国株式)
は利益が大きくなっていて売却すると税金がかかってしまいます。
税金は数万円となってしまうので、費用と手間がかかりますが
ほふりを利用した投資信託を移管させることにしています。
「ほふり」とは「証券保管振替機構」の略で、株式や投資信託を証券会社間でやりとりしている会社のことです。
詳しくは以下のページをご覧ください。
手数料負けするものは売却
ほふりを利用した投資信託移管ですが、1銘柄あたり3000円の手数料がかかってしまいます。
3000円の手数料よりも税金の金額が少ない銘柄は売却したのちにSBI証券へ移すことにしています。
利益が出ているものは移管させるほうがいい
投資信託も株式と同じようにほふり経由で移管することができるようになっています。
このことは後日記事にしようと思っているのですが、1銘柄あたりの手数料がかかっても売却に伴う税金が上回る場合は売却せずにほふり経由で移管させるほうがお得な場合があります。
移管させると利益は確定しませんので、税金が発生することもありません。
いま持っている投資信託を他の証券会社へ移す際には単純に売却するだけではなく移管させる方法も利用していきたいものです。
まとめ
今日は子供の投資信託を管理している未成年者口座をSBI証券へ移管させるためのプロセスをご紹介しました。
口座開設などの具体的な方法についても随時このブログでご紹介していきたいと思っています。
めんどくさいですが、口座をすっきりまとめることによってシンプルな取引を行なっていきたいと思いますのでよかったら参考にしてみてくださいね。
では、またよろしくです!
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