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SBI証券の投信マイレージを徹底解説

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インデックス投資を行っている方がよく利用されているのはSBI証券です。

投資信託には当然ながら信託報酬が設定されているのですが、いわばキャッシュバックサービスとしてSBI証券が投資信託保有者向けのサービス「投信マイレージサービス」が設けられています。

このサービス自体は以前から行われているのですが、今回ポイント別にどのようなファンドが設定されているのかについてご紹介したいと思います。

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投信マイレージとは

SBI証券の投資信託ポイントプログラム

投信マイレージはSBI証券が投資信託を保有している方に信託報酬の一部をポイントとして還元するサービスです。

このポイントをSBIポイントへ変換することにより現金への交換が可能となり実質的にはキャッシュバックされるという仕組みとなっています。

換算レート

この投信マイレージは以前からありました。

従来のユーザーへのポイント計算は以下の通りとなっています。

  • 平均保有額1000万円未満:平均保有額の0.1%
  • 平均保有額1000万円以上:平均保有額の0.2%

SMTインデックスシリーズやeMAXISシリーズ、それにインデックスeシリーズといったいわばインデックスシリーズ第1世代には適用されていますのでこの恩恵を受けている方もいらっしゃると思います。

私もそのひとりで、eMAXISバランス(8資産均等型)をメインに保有しているますので、

このポイントが適用されることがiFree8資産バランスへの移行を妨げる要因の一つとなっていました。(あくまでひとつです)

SBIカード保有者ならさらに1.2倍

SBIカードのサービスは2018年1月で終了しました。

しかし、サービス廃止以前に登録されている方のみ、このサービスは2018年7月まで延長されています。

SBIカードというSBIグループのクレジットカードを保有している方はSBIポイントのキャッシュバック率が1.2倍になります。

ちょっとややこしいのですが、まず投信マイレージからSBIポイントには交換の手続きが必要です。

さらにSBIポイントから住信SBIネット銀行の口座へキャッシュバックする際には手数料が不要ですので、

この方法をとると投信マイレージから現金まで等価交換することができます。

これがSBIカード保有者の場合SBIポイントから住信SBIネット銀行へ交換する際に、専用ページから手続きをすれば

10000ポイント=12000円で払い込まれます。

つまり実質1.2倍になり平均保有額1000万円以上の保有者の場合、

換算レートは実質0.24%となります。

ローコスト投信は対象外だった

ところがこの制度非常においしい制度のためここ数年登場したローコストインデックスファンドには適用外でした。

  • EXE-iシリーズ
  • たわらノーロードシリーズ
  • iFreeシリーズ
  • ニッセイ<購入・換金手数料無料>シリーズ

など投信ブロガーが選ぶFund of the yearでランキングされるインデックスファンドは軒並み適用されませんでした。

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投信マイレージのポイントについて

SBI証券のHPにもアップされているのですが、どのようなファンドにどのくらいのポイントが付与されるのかをまとめてみました。

ローコストインデックスファンドにも付与

投信マイレージが設けられたあと、ローコストインデックスファンドが多数設定されるようになりました。

その際に以前は投信マイレージは付与されていませんでした。

しかしながら、その後サービスが改善され、ほとんどのローコストインデックスファンドにポイントが付与されるようになっています。

付与されるレートは

金額にかかわらず保有額の0.05%となっています。

2018.4.22追記
その後、この制度が訂正され、0.03%、もしくはゼロ%のファンドも追加されるようになりました。

平均保有額にも含まれる

このローコストインデックスファンドの保有額は平均保有額の残高には含まれます。

たとえばわたしのポートフォリオを例にとりますと

  1. eMAXISバランス(8資産均等型)<0.1%適用ファンド>:800万
  2. EXE-i中小型株式ファンド<0.05%適用ファンド>:100万
  3. たわらノーロード先進国株式<0.05%適用ファンド>:100万

以前ならばeMAXIS8資産均等型へのポイントのレートは1000万円未満ですので0.1%
しか適用されませんでした。

2月からは0.05%のファンド200万円分を足して平均保有額が1000万円になりますので、

eMAXIS8資産均等型へのポイントのレートは0.2%となります。

注意しなくてはいけないのですがこのローコストインデックスファンドは金額にかかわらず保有額の0.05%が還元されます。

つまり1000万円以上たわらノーロード先進国株式を保有していたとしても倍の0.1%にはなりませんので注意してください。

ファンド別ポイント付与率について

SBI証券での投信マイレージにおけるポイント付与率は以下の通りとなっています。

現在では大きく分けて3種類のポイント付与率となっています。

  1. ポイントが付与されないファンド
  2. 資産額にかかわらず0.03%のファンド
  3. 資産額にかかわらず0.05%のファンド
  4. 資産額よって0.1%、もしくは0.2%のファンド

では、

ポイントが付与されないファンド

投信マイレージが拡充されるとともに、超ローコストファンドの一部は再度ポイント付与率がゼロとなっているファンドが設定されるようになりました。

ポイント付与率がゼロとなっているファンドは以下のとおりです。

  • SBI-EXE-i つみたて先進国株式ファンド
  • SBI-EXE-i つみたて新興国株式ファンド

ポイント付与率が0.03%のファンド

ポイント付与率がゼロではないものの、資産額にかかわらず年間0.03%となっているファンドも設定されています。

  • 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • 楽天-楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド
  • 楽天-楽天・新興国株式インデックス・ファンド
  • 楽天-楽天・全世界株式インデックス・ファンド
  • 楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド
  • SBI-EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド

ポイント付与率が0.05%のファンド

保有額にかかわらず、年間0.05%となっているファンドは以下のとおりです。

  • たわらノーロードシリーズ
  • SBI-EXE-i シリーズ
  • ニッセイ-<購入・換金手数料なし>シリーズ
  • 三井住友-三井住友・DCシリーズ
  • 三井住友TAM-日経225インデックスe
  • 大和-iFree シリーズ
  • 大和住銀-ひとくふう日本株式ファンド
  • 大和住銀-ひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり)
  • 明治安田-ノーロード明治安田アクティブシリーズ
  • 三井住友TAMーiSMTシリーズ
  • りそなーSmart-iシリーズ
  • ブラックロックーiシェアーズシリーズ(旧i-mizuhoシリーズ)

などです。

詳細は以下のページに適用ファンドが掲載されていますのでご覧ください。

適用ファンド一覧

ただし、MRFやETFそしてREITなどは従来通り適用がとなっていますので注意してください。

従来の分はそのまま

従来0.1%のレートでポイントが付与されていたファンドについては従来通り

  • 1000万円未満は0.1%
  • 1000万円以上は0.2%

のレートが適用されます。

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感想

正直すごい

このニュースを目にしたとき私は

「すげーーー」

と思ってしまいました。

最近からインデックスファンドに投資されている方は軒並み適用外だった投信マイレージが適用になるのですから。

しかも以前からのレートはそのままにです。

楽天証券は以前から保有額の0.05%をすべてのファンドに適用していましたが、SBI証券の場合従来の高還元をそのままにしたことが大きなメリットとなっています。

私のポートフォリオに全て適用

さきほど計算の例でかきましたが、私のポートフォリオは投信マイレージ適用ファンドと適用外ファンドを混ぜて保有しています。

  1. eMAXISバランス(8資産均等型)<0.1%適用ファンド>:80%
  2. EXE-i中小型株式ファンド<0.05%適用ファンド>:10%
  3. たわらノーロード先進国株式<0.05%適用ファンド>:10%

といった保有割合となっています。

今まではこの20%分にはポイントが適用されていませんでした。

それが0.05%とわずかですがポイントが適用されますので非常にありがたい制度だと思っています。

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まとめ

今回はSBI証券の投信マイレージが大幅に拡充される件についてお話ししました。

インデックスファンドはコントロールすることができるリスクの一つとしてコストがありますが、

このポイントプログラムによってキャッシュバックされるとあらためて投資に回すことができますのでよりお得になります。

私はこれからもSBI証券を利用していきたいと思っています。

この詳細は以下のページに掲載されていますのでご覧ください。

投信マイレージサービスパワーアップ

では、またよろしくです!

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インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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