今回はリンナイさんのガスコンロ「バーモ(Vamo.)」(ET21-2STSY-S)を購入しましたのでどんな商品かレビューしてみたいと思います。
高級感あふれるいい商品でしたのでお伝えしたいと思います。
ではまずどのような商品かみてみましょう。
2017.8.24追記
この記事を書いた後バーモを数ヶ月間使ってきました。
その際に感じたこの製品の良い点、改善してほしい点を追記しました。
2018.8.2追記
前回の追記のあと1年間使い続けました。
その感想と、引っ越しにより都市ガスからLPガスになりましたので対応をどのようにしたのかまとめました。
買った理由
9年使っていたガスコンロが老朽化
わが家のガスコンロは結婚した時に購入したもので、現在10年目になります。
使っていたのは1万円台で家電量販店で販売されている普及型、いわゆる安物でした。
普段使っている分には良かったのですが、いろいろとガタが出てきました。
たとえば
- とろ火にすると火が消える
- グリルは当初から調子が悪かったので使えない
などなど・・・
そろそろガスコンロを買い替えようかと妻と相談し、いろいろとネットやお店を見てはいいのがないなぁと思っていました。
以前のように安い二口コンロや、サイズが大きすぎて賃貸マンションのガス台に入らないことなどでいいものが見つかりませんでした。
そんななかで見つけたのがリンナイさんから発売されているVamo.とよばれるガスコンロです。
Vamo.(ET21-2STSY-S)とは
リンナイのネット通販専用商品
「Vamo.(バーモ)」とは聞いたことがない方がおられると思いますのでちょっとどんなものかご紹介します。
Vamo.はリンナイさんが発売されているガスコンロで、通常は販売店を経由せず自社のネット通販専用商品となっています。
ルックスはいたってシンプルというより無骨なデザインです。
バーナーが2つあり、それぞれが高出力バーナーを備えている、
ただそれだけなんです。
しかしながらオールステンレス製で強火力。
そして火力調整も最近の高級モデルではバーを左右に移動させるスタイルが多いのですが、
Vamo.は回転式つまみです。
日本製
最近は外国製の商品が多いですが、この商品は日本製です。
また商品のレビューでもお話ししますが、作りが非常にしっかりとしていますので安心感があります。
価格
シンプルですが、正直少々値が張る商品です。
Vamo.の直販サイトの価格ですが
¥45,273(税込:¥48,895)
となっていますので価値をわかる方でないとちょっと高いかなと思います。
でも見れば見るほど高級感があるので思い切ってポチっちゃいました。
スペック
基本的なスペックは以下の通りとなっています。
- 外形寸法:幅 598 mm × 高さ 180 mm × 奥行 448 mm
- 質量:10.0 kg
- 安全機能:・調理油過熱防止装置 ・立消え安全装置 ・消し忘れ消火機能 ・焦げつき消火機能 ・器具栓つまみ戻し忘れお知らせ機能 ・高温自動温度調節機能
- 火力:両側強火力バーナー[最大火力]・都市ガス:4.65kW(4000kcal/h) ・LPガス:4.65kW(0.333kg/h)
サイズは基本的には60センチのガス台に入るように設計されていますので、賃貸マンションの二口コンロが置けたガス台には対応可能と思われます。
状況によっては別売りの断熱板を設置しなくてはいけない場合がありますので注意してください。
グリルがないので、魚を焼くのはフライパンや網で焼く必要があります。
いたってシンプルなのですが、安全機能は盛りだくさんです。
スペック表ではいろいろと書かれていますがSiセンサーコンロとよばれる機能です。
強火力の場合このセンサーが働きやすいためか、センサーの反応を遅らせる機能も付属しています。
といってもボタンを長押しするだけという簡単操作です。
レビュー
届いたので開封の儀式
注文したところすぐに届きました。
本体は10kgなのですが、段ボール箱や梱包材があるため12kgくらいありますので女性の方が注文されたら運ぶのがちょっと大きく、重たいと思いますので注意してください。
そしていよいよ開封の儀式です。
中はいたってシンプルに入っています。
そして出してみて五徳をおいてみました。
めっちゃ高級感あるやん
というのが第一印象でした。
全面がステンレス製というのがとてもいい感じですね。掃除するのも楽そうです。
安価なコンロはアルミや薄い鉄板を使っていますので高級感がハンパないです。
設置してみた
さっそく古いガスコンロとお別れをしてVamo.を設置してみました。
事前の計測通りばっちりと入りました。
ただジャストサイズなのでもう少し幅は狭い方が良かったと思います。
火力調整つまみは昔からの押し回し式です。でもちょっとスタイリッシュなつくりになっています。
昔のコンロは「パチン!」と音がして火花が1回だけ出ていたのですが、これは「チチチ」と何回も火花が出ます。
そのため火がつかないからといって何回も回す必要はありません。
使ってみた
試しにやかんでお湯を沸かしてみました。
つまみを回して火をつけるのですが、とてもスムースに点火します。
また火力の調整もとろ火から強火まで調整幅は広いと思います。
火力が強い!
このコンロの売りの火の強さはどのくらいかもためしてみました。
安物二口コンロとの比較になってしまうのですが、
かなり火は強いです。
炒め物などをする際にはこの強火力が役に立ちそうです。
また五徳も鋳物製でしかも大きいですので重たいものも安定して置くことができます。
(ちなみに古いコンロは鉄板をうちぬいた軽いものでした)
やかんでお湯を沸かしてみたあと晩ごはんがお鍋だったのですが、土鍋を2つ(右側土鍋は炊飯専用土鍋です)置いてみても安定して置くことができました。
ホースは別売り
Vamo.に限らないことなのですが、ガスコンロはホースが別売りとなっています。
そのため商品が届いてからあらためてガスホースを買わなければいけませんので注意してください。
私の家では元栓からコンロまでは50センチのホースでOKでした。
近所の家電量販店で買ってきたのですが価格は350円程度です。
感想
リンナイさんの高火力ガスコンロ「Vamo.(バーモ)」(ET21-2STSY-S)を使ってみての感想ですが、
価格が高いですが、その分の価値がある製品です。
一言で言うと
シンプルイズベスト!
という商品です。
そして非常につかいやすく設計されていますので誰でもラクに使えると思います。
妻にも使ってもらったのですが、火力の強さにくわえて掃除がしやすそうと言っていました。
フッ素加工の薄い鉄板製ではなくオールステンレス製ですので掃除もらくらくです。
ちゃんと料理に向き合っている人向け
ただ価値がわかる方でないと価格がちょっとお高い商品ではないかと感じました。
何せ通常のコンロの倍以上のお値段がしますから。
しかしながらきちんと料理をされている方ならばこのコンロの良さというものがよくわかると思います。
そして作りがパーツごとに非常に堅牢ですので長持ちしそうです。
全体的に丁寧につくられており、安心して使えるのではないかと思っています。
数ヶ月間使用しました
この記事を書いてから数ヶ月が経過しましたが、その後このバーモがどのようになったかをレビューします。
良い点、改善してほしい点いろいろありますが、概ね買ってよかったというのが結論となっています。
品質は良かった
開封時のレビューでもお話ししましたが、このコンロは非常に作りが丁寧で設置したときにもよかったのですが、現在でも非常に安定した調理をすることができます。
しかも全体がステンレス製のため、お手入れも行いやすく、現在でもこのような状態となっています。
五徳も非常に大きいものが採用されていますので、以前の安価なコンロとは異なり土鍋のような大きな鍋でも安定して置くことができました。
火力は非常に強く調整も幅広い
このコンロの「売り」の一つの強火力はまさに宣伝文句通りでした。
我が家では焼飯などの炒め物をよくするのですが、以前のコンロと比較してパリッと炒め上がることができます。
また火力が強いだけではありません。火力調整つまみの調整範囲が非常に広く、とろ火からフルパワーの火力まで幅広く調整することができます。
揚げ物は警告がよく発生する
ただ全てが良いわけではありません。
このコンロの弱点として安全装置としてのSiセンサーが非常によく働くため、揚げ物をする際には高温の警告音がたびたび発生します。
安全上の理由で仕方がないとは思うのですが、ちょっとセンサーの感度が良すぎるのではないかと感じました。
火力が非常に強いため通常のコンロよりもセンサーの感知が多いのでしょうが、この点は改善してほしいと思いました。
追記:あれから1年使い続けました
前回使った感想をまとめてから1年が経過しようとしています。
現在でもこの「バーモ」を使い続けています。
しかもめちゃくちゃ安定して。
毎日これでもかというくらい使い続けていますが、まったく問題なく使用することができています。
前の項目の使用感はそのままですね。
そして、ステンレスボディがどうなるのか気になるところですが、凹みや歪みはまったくなく使用することができています。
都市ガスからLPガスに転換した
2017年10月に引っ越しをしたのですが、引越し先のガスがプロパンガスなんです。
もともと住んでいた家では都市ガスだったため、このままでは使用することができません。
通常ならば、引っ越しを機に新しいプロパンガス用コンロを購入するのですが、このバーモですが、決してお安い買い物ではありません。
ですので、今回はガス種の変更を行いました。
ガス種の変更方法
都市ガス用のコンロからプロパンガス用コンロへ変更するのですが、これは素人では行うことができません。
バーモを製造・販売するリンナイさんにコンロを預けて修理を行ってもらうことになります。
ただ、バーモ用の都市ガス用からプロパンガス用に変更するために必要な部品は取り寄せる必要がありましたので時間がかかってしまいます。
ですので、引っ越しが決まった際にプロパンガス屋さんに事前に連絡されることをおすすめします。
私の場合、以下の方法でガス種の変更修理を受けました。
- 引っ越し先が決まった時点でプロパンガス屋に連絡
- バーモの型番を伝えた上で変更に必要な部品をリンナイの営業所へ取り寄せてもらっておく
- 引っ越しして開栓で来た際に持って帰ってもらう
- あわせてプロパンガス屋のてもちのコンロを貸してもらう
- 1週間ほどで修理完了
費用について
ガス種の変更には修理扱いとなるため当然ながら費用がかかります。
私の場合、8,000円ほどかかりました。
これはリンナイに直接持ち込んだりしたり、他のプロパンガス屋さんだと費用は前後すると思いますが、参考にしていただけたらと思います。
まとめ
今回はこの度購入したリンナイのガスコンロVamo.についてレビューしてみました。
シンプルでとてもスタイリッシュなコンロで非常に満足しています。
他の人とは違う賃貸マンションでも使えるコンロをお探しの場合にはこのVamo.(バーモ)も検討してみてはいかがでしょうか。
長く使えるいい商品だと思いますよ。
では、またよろしくです!
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