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バリュー平均法で投資する時期が到来。買い付けどころか売却することになっちゃった

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関連記事です。ついでにどうぞ!

今年の投資方針書を決めました。
確実に自分の資産を把握する唯一の方法

今回は私が投資しているインデックスファンドに追加投資するか売却するかを判断する時期が到来しましたのでどのように対応したかをお話ししたいと思います。

通常ならば追加投資をおこなうのですが、今回はいつもと違って売却をしなくてはなりませんでした。

それにともなう気持ちのコントロールについても考えてみたいと思います。

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現在の資産状況

ポートフォリオ

私のバリュー平均法を採用しているリスク資産の状況は以下のとおりとなっています。

今回の資産はあくまで今回の資産状況は私の資産のなかで預貯金やFXなどの資産をのぞいたインデックスファンドのみの資産となっていますのですべての資産ではありません。

ファンド名 割合
eMAXISバランス8資産均等型 79.4%
EXE-i 中小型株式ファンド  10.0%
たわらノーロード先進国株式  10.6%


これは去年の12月にバリュー平均法とは別にリバランスをおこなったため、本来の資産配分の

eMAXIS:EXE-i:たわら=8:1:1

という状況に近い状態となっています。

バリュー経路からは大きく外れていた

資産配分は理想的な形となっているのですが、バリュー平均法ではバリュー経路とよばれる資産の上昇経路を設定することになっています。

私のポートフォリオでは年間5%の利回りを見込んだバリュー経路を設定しています。

それが今回は大きく上外れしてしまいました。

というのは9月から1月にかけて大きく変わった点としてはアメリカ大統領選挙でトランプ氏が当選し、いわば「トランプラリー」が起こった点ですね。

たった4ヶ月の間に私の資産が10%押し上げられました。

去年の初頭では世界的な株価の低迷や円高などからバリュー経路を大きく下回る実績となっていたため待機資金が枯渇するくらいの追加投資が必要でした。

そのぶんを取り返したのに加えて上昇したため今回は資産がバリュー経路を大きく上回ったかたちとなりました。

今回は売却することに

年間積立計画では、3ヶ月ごと(今回は積立時期を変更したことから4ヶ月になっていますが)に25万円ずつ、年100万円の積立を計画しています。

現在の資産残高にこの25万円を加え、さらに想定利回りの4分の1にあたる1.25%をかけた金額がバリュー経路となっています。

この資産残高が上昇したことにより、売却することになったのですが、

ここでみみっちい私は税金や信託財産留保額のことを気にしてしまいました。

ルールをこねくり回して積立金額を増えたようにして売却金額を減らそうかとも考えました。

よくよく考えてみると、落ち着いた時に考えた投資方針をきちんと策定しているのですから、

とくに切羽詰まっているわけでもありませんので今回はきちんとルールにのっとって資産を売却することにしました。

すると売却金額を計算するとは去年1年間追加投資した金額を上回ることに。

ということはたった数ヶ月で低迷した相場を取り戻したということになりますね。

この売却したお金は待機資金として次の低迷した相場で突っ込めるようにしておきます。

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この期間を振り返って

今回はたまたまだった

今回は相場が急上昇した結果資産も急上昇した形となりましたが、私はたまたまな結果だったと思っています。

なぜなら去年は9月まではずっと相場が低迷していたからです。

特に1月から6月までは株価も低迷していた結果資産も追加資金を投資してもバリュー経路に届かない状態が続きました。

そのため今回は資産が大幅に増えたため売却をするという貴重な体験ができました。

売却した資金は待機資金に

今回売却した資金は待機資金として預金しておくことになります。

以前ならば国内債券インデックスファンドに投資しようかとも考えましたが、

  • 売却に時間がかかる
  • 待機資金に損失を出したくない
  • 国債金利が上昇傾向にある

といった理由から今回はメインで使っている住信SBIネット銀行のハイブリッド預金に預けておき、暴落したときにすばやく追加購入ができるようにしておきます。

売ることは買うことよりも勇気がいる

今回とくに感じたことは資産を売却することは買い付けるよりもはるかに勇気がいるということです。

私はインデックスファンドで長期的な投資をおこなっていますので、

資産が増えた→わーい!売却しようっと♪

とはならないんです。

売却すると税金や信託財産留保金(いわゆる手切れ金みたいなもんです)がかかってしまいますので、これらを払いたくないんですよね。

このままルールをいじって売却しなければ資産がもっと増えるのではないかと考えてしまいがちです。

これが逆に相場が低迷していた時にはがんがん追加投資すればいいのですから簡単なものです。

ただこれにも余裕資金には限度がありますので年間5%上昇を見込んだバリュー経路に追いつけないことも何回もありました。

そのため相場が上昇した時には利益を確定することで余裕資金をふやすことも必要なのではないかと思っています。

これからはもっと売却する勇気のトレーニングをかさねて気持ちのコントロールを行なえるようになりたいと感じました。

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まとめ

今回は3ヶ月に一度おこなっているインデックスファンドを投資する時期がきたのでどのようにするかを考えてみました。

思ったよりも相場が上昇したため資産を売却することになり、

売却することが買い付ける事よりもはるかに心理的な抵抗が大きいことがわかりました。

これからはこういったメンタル面の負担に耐えられるように相場に向き合いたいと感じています。

では、またよろしくです!

バリュー平均法資産運用
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ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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