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2018年3回目のバリュー経路チェックをした結果をまとめてみた

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PDCA

いろいろと個別株やFXなどの投資に関する記事を書いている私ですが、大多数の資産はインデックスファンドをバリュー平均法とよばれる運用法で運用しています。

圧倒的に多くの方は「ドルコスト平均法」とよばれる毎月等金額の積み立てを行っているのですが、私はそうではありません。

バリュー平均法では、毎月積み立てるのではなく1年間に4回、目標となる「バリュー経路」と実際の資産額との差を判定しています。

それにより、バリュー経路よりもマイナスの場合には多額の積み増しが必要となったり、プラスの場合はあえて売却することによりバリュー経路に資産を合わせるということを年4回行っているんですね。

7月は第3回目の判定時期となりましたのでどのような結果だったかをみてみたいと思います。

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2018年3回目のバリュー経路判定結果

では、さっそく2018年3回目のバリュー経路の判定結果をみてみたいと思います。

私が運用しているインデックスファンドは以下のとおりです。

最近よりコストの低いファンドが増えたり、特定口座とNISAを併用している関係上複雑になってきていますが・・・

  • eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)・eMAXIS バランス(8資産均等型):80%
  • EXE-i 中小型株式:10%
  • たわらノーロード先進国株式:10%
  • この3ファンドを年4回だけ資産額をチェックし、目標額に足りなければ買い増し、余っていれば売却するという方針で運用しています。

    8資産均等型のファンドのみeMAXISバランスとeMAXIS Slimバランスの2ファンドがありますが、信託報酬が劇的に変化しており、乗り換えたいのですが、税金や信託財産留保額の関係があるため乗り換えられません。

    そのため、同じファンドとして2ファンドを保有しています。

    今回の結果は以下の通りとなりました。

    ファンド名 バリュー経路との差 判定
    eMAXIS(Fat/Slim)8資産均等型 -0.2% 購入
    EXE-i 中小型株式 +8.0% 売却
    たわらノーロード先進国株式 +8.2% 売却

    前回4月の判定の際には7%を超える積立不足が発生したとは裏腹に今回は相場が安定しているのか一転して売却がメインという結果となりました。

    トータルの資産額でみると1.5%の売却という結果となりました

    ちなみに2018年の結果は以下のとおりです。

    判定時期 売却/購入
    2018年1月 売却(想定より上回る)
    2018年4月 購入(想定より下回る)
    2018年7月 売却(想定よりも上回る)

    現在のところ売却2回・購入1回ということで、順調な資産増加となっています。

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    感じること

    今回バリュー平均法の判定時期ということで、バリュー経路と実際の私の資産額との差をチェックして感じたことをまとめてみました。

    感じるのは以下のポイントです。

    • 今のところ順調に資産増加している
    • 売却することに抵抗感がなくなってきた
    • 3ヶ月に1度のイベントが結構たのしみ

    順調に資産が増加している点

    バリュー経路と比較して資産が上回っている場合、バリュー投資法では売却することになっています。

    インデックス投資の場合、利益確定するという行為は課税されるのを極力引き伸ばすことが大切であるためにあまり推奨されません。

    ところが、私の場合ルールを決めて売却してますので、バリュー投資法で把握しているリスク資産だけでなく、

    売却して得られた投資待機資金(預金としてキープしています)が順調に増え続けているといううれしい結果となっています。

    また再び株価が下落し、追加投資が必要となったときにはためらうことなく思い切って資金を投入することができる範囲が拡大することができるようになりました。

    それだけ株価下落に対応する範囲が広がっていることになるため、より安心してバリュー投資法で運用することができますね。

    売却することに抵抗感がなくなってきた

    私はインデックスファンドをひたすら購入していた時期には、課税されたりするのが嫌で、売却することに抵抗感がありました。

    しかしながら、売却する際に利益が出ている資産はできる限りNISA(少額投資非課税制度)に投資したものから優先して売却することにより非課税で売却することができるようになっています。

    NISAを利用して比較的短期に利益確定する行為は本来の趣旨とは反するのかもしれませんが、私にとって課税を極力さける意味での売却するのをためらうのは本末転倒だとおもっています。

    そのような意味でNISAを利用して非課税で利益確定するのは非常に有意義になり、抵抗感がなくなるというメリットも実感していますね。

    3ヶ月に1度のイベントが楽しみ

    私がおこなうバリュー平均法投資では1年に4回、3ヶ月に1度資産額とバリュー経路(目標)との差額のチェックを行って、売買を行うことはおわかりいただけていると思います。

    ドルコスト平均法ならば、毎月、あるいは毎日投資を行うことである意味資産額と一喜一憂することもあるかと思います。

    私もドルコスト平均法で投資を行っていたときにはこまめに証券会社のホームページへログインしては損益額を見、一喜一憂していたものです。

    そのようなことがなくなり、3ヶ月に1度資産額とバリュー経路がどうなっているのかなぁと楽しみになりました。

    資産を売るのかなぁ?追加投資がどれくらい必要なのかなぁと考えるのが結構楽しみなんですね。

    これが毎日や毎月だとちょっとしんどいとおもいますが、3ヶ月に1度くらいのペースではしんどくないですし楽しく投資することができるようになっています。

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    まとめ:これからも記録し続けていきます

    今回、2018年にはいって3回目のバリュー平均法にとって必須の検証作業であるバリュー経路と実際の資産額のチェックをおこいました。

    幸いにも今回もトータルではバリュー経路よりも資産額が上回っていることから売却することになりました。

    そのことで、投資待機資金が積み増され、来るべき暴落へ対応する範囲が拡がることになります。

    売っても買っても楽しく投資することができるようになっていますので、これからもこの方法でチェックしていきたいですね。

    では、またよろしくです!

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