私は投資家(といえるかどうかわかりませんが)歴17年ほどになります。
20代なかばにそれまで比較的高かった預金金利がガンガン下がっていき、預金だけではダメだと思いたまたま投資本を手にとって読み始めたことがきっかけです。
それからさまざまな失敗をしてきました。
そして投資してよかったなということもたくさん得てきました。
Twitterでも私をフォローしていただける方もたくさんになってきてふと思ったんです。
フォロワーさんの投資歴はどれくらいなんだろう?と。
そこでちょっとしたアンケートを取ってみました。
内容は投資歴はどれくらいですか?という至ってシンプルなもの。
その結果から私が感じたことについてこの記事ではまとめてみました。
アンケートの結果
たった一つのアンケートの結果から見えてきたものがいろいろありましたので見てみたいと思います。
Twitterでのアンケートについて
私が伺った質問は以下のとおりです。
いたってシンプルなものですね。
答えは一目瞭然。
投資歴3年未満の方が半数以上を占めていました。
やはりここ数年の株高と老後2,000万円問題、そして自分の資産は自分でつくるという意志を持たれた方なのかなと勝手に想像してしまいました。
アベノミクス期以降の方が圧倒的
投資家歴10年未満をみると、全体の8割を上回る結果となっています。
やはり民主党政権から自民党政権に変わってからのアベノミクス期以降の投資家歴の方が圧倒的ですね。
とてもいい時期に投資にチャレンジされ、そして成功体験も失敗体験もいろいろと経験されてとても楽しく投資ができている方が多いのではないでしょうか。
10年以上はかなり少ない
一方で私のような投資家歴10年以上の方は全体の6分の1程度で非常に少ないという印象を持っています。
リーマンショックなどの経済的災害などを生き延びた方というのは非常に少なかったのと、
40代くらいまでが多い私のフォロワーさんで投資をされていた方が少なかったのかなと思っています。
いずれにせよ、マーケットの荒波を乗り越えられてきた方もたくさんいらっしゃるので心強い気持ちになりました。
感じたこと
今回Twitterで投資歴のアンケートを取ってみて感じたことについてお話ししたいと思います。
成功体験はとても貴重なもの
一番最初に感じたのはこの3年以内に投資を始められた方は時期がよく、成功体験をされた方が多いのではないかというものです。
この3年間は2020年3月のコロナショックを除き、全体的には上昇傾向の相場でした。
特に米国株に投資された方は非常に良好な成績を得られた方が多いのではないかと思っています。
ですので、私のような古参投資家のように苦汁をなめまくっているのと違い、成功体験をもつことができてとてもうらやましいなとも思います。
マーケットがいいときに投資計画を!
そして投資歴3年以内の方にぜひおすすめしたいのが投資計画を策定するということです。
おそらくネット等でおすすめの銘柄や資産に投資された方が多いと思います。
そして良好な成績で楽しく投資をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
マーケットは常に今のような楽しい事ばかりではありません。
2020年3月のコロナショックに遭遇したときの気持ちを思い出しながら、今のようなマーケットが落ち着いているときに投資計画を考えてみることをおすすめします。
「どのくらいの下落幅に耐えられるか」や「個別株なら利確・損切りタイミング」などちょっと考えてメモ程度でいいのでまとめておくと、
相場が荒れたときにちょっとおちついて考えることができるのでおすすめです。
生活防衛資金の確保を!
そして最後にお伝えしたいのが生活防衛資金の確保をおすすめしたいということです。
投資できる資金が少ない方はフルインベストメントの状態の方もいらっしゃるかと思います。
そのような方は預貯金等の生活防衛資金の確保をおすすめします。
金額は生活費の3ヵ月から2年分と幅が広いので、ご自身がキープできる金額で結構です。
方法は財形貯蓄や自動積立定期貯金などで確保することがおすすめですね。
マーケットが良好な今だからこそ、準備をしておくといいと思います。
まとめ:長く生き残ってほしいなと思います
今回私がTwitterで投資歴をお尋ねした結果について感じたことをまとめてみました。
投資歴が3年以内の方が半数以上を占めており、これからいろいろと厳しい体験をしていくものと思います。
そのようなときにでもうろたえないように、マーケットが落ち着いている今だからこそ投資計画を立てることや生活防衛資金の確保をぜひ考えていただけたらと思いました。
そしてまた数年後アンケートを取ってみて3年以上の割合の方が少しでも増えているといいなと感じています。
私はなんだかんだと生き延びていますが、のんびりとこれからも投資を続け、ちょっとでも生活に潤いをもたらせたらいいなと思いますね。
では、またよろしくです!