トータルリターンという単語をご存知でしょうか?
この概念が導入された頃に投資をされていた方は「んなもん知ってるに決まってるがな」
と言われると思います。
しかしながら、近年新たに投資を開始された方にはこの概念をご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
かくいう私も何年も気にすることなく、概念をちょっと忘れてしまっていました。
そこでこの記事では、私の2023年のトータルリターンを見てみることで、どのようなものかについてまとめてみたいと思います。
トータルリターンって?
では、トータルリターンとはどのようなものかについてみてみたいと思います。
私があーだこーだ言っても仕方ないので、証券会社さんのサイトから引用させていただきます。
トータルリターン(Total Return)とは、一定期間内に投資商品への投資から得られる総合収益を指します。これにはキャピタルゲイン(譲渡益)だけでなく、再投資された分配金(インカムゲイン)などが含まれます。
こうした利益の合計額を投資コスト(購入価格)で割ってパーセンテージで表すことが多く、総収益率ともいいます。
トータルリターンは、投資信託の運用成績を表す際に用いられます。分配金を全て再投資したと仮定し、ある一定期間の分配金込みの基準価額の騰落率を年率で表します。
引用元:「初めてでもわかりやすい用語集」SMBC日興証券ウェブサイト
SBI証券のトータルリターンサイトではこのような式が載っていました。
トータルリターン(円)=評価金額+累計売却金額+累計分配金額-累計買付金額
トータルリターン(率)=トータルリターン(円)÷累計買付金額×100(%)
誤解を恐れずにいうと、すべての収益(含み益を含む)から買付金額を引いた金額がトータルリターン(円)で、
それを買付金額で割ったらトータルリターン(率)がでる。
ということですね。
これを証券会社さんが毎年はじき出してサイトに載せてくれています。
とても便利な世の中になりましたね。
2023年のひめだかのトータルリターンはどうだったの?
トータルリターンについては先ほどの概念をお伝えしたらこの記事的には終わりなのですが、せっかくですから2023年のひめだかのトータルリターンをみてみましょう。
私はネット証券界のダンジョンことSBI証券がメインの証券会社ですが、ここをみればすぐにトータルリターンがわかります。
ちなみに楽天証券の場合はこちら。
変にちょこちょこ隠すのもめんどくさいので2023年のトータルリターンはこれです。
どん!
これだけのトータルリターンを得ることができました。
2023年には16.91%のトータルリターンに。
マジびっくりです。
感じること
では、ひめだかの保有する投資信託のトータルリターンを見ていただいたあとに感じることについてまとめてみたいと思います。
投資信託の総合成績
一番に感じるのは保有する投資信託の総合成績ということですね。
よく投資信託や株式では、分配金・配当の数字は出てきますが、投資信託(特に無分配)ではあまり成績はよくわからないということはないでしょうか?
今人気のeMAXIS Slimシリーズは無分配ですので単に利益金額だけで判断する方も多いのかなと思います。
しかしながら、トータルリターンでは売買もふくめた総合的な成績で判断することができるんですね。
これは投資信託の成績を判断する上ではとても大切なことではないかと思います。
証券会社で算出してくれて便利
二番目に感じるのは証券会社で算出してくれて便利というものです。
私はインデックス投資をスタートして20年以上の老害そのもの(ベテランって思ってくれたらうれしいです笑)なのですが、昔はこれらの作業は手作業で行わなければなりませんでした。
それが、現在ではトータルリターンは証券会社が出すよう義務化されています。
ですので、電卓やExcelでポチポチする必要がなくなったのはとてもありがたいですね。
まとめ:ご自身のトータルリターンをチェックしてみては?
今回、私の成績をネタにしてトータルリターンがどのようになっているのかについてまとめてみました。
単に口座情報の損益とはまた違ったお金の増え方についてご紹介できたと思っています。
ですので、最近投資信託を買われるようになった方は一度一年間の投資成績をチェックしてみてはいかがでしょうか。
では、またよろしくです!