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うつ病で休職後ひたすら資格の勉強に打ち込むメリット・デメリット

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私は2019年5月に当時勤務していた職場でハラスメントを受け、うつ病となり、仕事ができなくなってしまいました。

いきなり退職するのではなく、休職し、その後退職しました。

その期間、ひたすら資格取得のための勉強をしてきました。

2023年に行政書士試験に合格したことでひとまず大きな目標は達成したかなと感じていますので、ここで休職中ひたすら資格取得のための勉強してきて得られたもの、そして試験勉強に打ち込む「デメリット」について考えてみました。

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得られたもの

では、さっそく私がうつ病で休職・退職している期間ひたすら資格試験の勉強に取り組んで得られたものについてご紹介したいと思います。

私が休職後3年以上ひたすら資格取得にひたすら取り組み、得られたものとして以下のようなものがありました。

  • 金銭的メリットはむしろマイナス
  • 生きる目的を得られた
  • ちょっとだけ自信が取り戻せた
  • セカンドライフの選択肢が増えた

金銭的メリットはむしろマイナス

一番気になる「お金の話」なのですが、こちらは資格での収入はなく、資格取得・維持費用でむしろマイナス でした。

私は、

  • FP3級
  • FP2級
  • FP1級
  • AFP・CFP
  • 行政書士

以上の順で資格の勉強に取り組んできました。

当然ながら無料では試験は受けられません。

もちろん教材を買う費用も必要です。

さらには資格維持費用も必要です。

しかしながら、これらで仕事をしていません。

そうなるとわかりますよね?

当然ながら資格取得・維持費用はペイしません。

これはやはり大きなデメリットかなと思いましたね。

生きる目的を得られた

ある意味一番大きなメリットかもしれません。

休職するとなると、当然ながら社会から完全に切り離され、孤独な生活を強いられます。

幸い家族がいたので話すことはできますが、それで終わりです。

どうやって生きていけばいいんだろうと本当に困り果ててしまいました。

資格取得の場合、試験期日および合格・不合格がはっきりしています。

そのため、試験合格を目指すことが、生きる目的となりました。

もちろん四六時中ずっと勉強ができるわけではありません。

病気のため動けなかったりすることもしょっちゅうでした。

でも、資格を取りたいんだという気持ちがあれば再び机に向かうことができたのはよかったのかなと思っています。

ちょっとだけ自信が取り戻せた

3番目にはちょっとだけ自信が取り戻せたというものがあります。

ハラスメントによりうつ病となり、休職してしまった私は完全に自信を打ち砕かれた状態となっています。

しかしながら、仕事は社内完結でスキルが身についていなかったのを実感していました。

ですので転職するとなるには年齢の問題やスキルがないとだめだと思ったのが、ちょっとだけ自信を持てたのがよかったと今では思っています。

セカンドライフの選択肢が増えた

そして最後に実感しているのはセカンドライフの選択肢が増えた というものです。

なんだかんだとFP資格と行政書士とライセンスをとることにより、何もない状態よりも少しはセカンドライフについての選択肢が得られるようになったのかなと実感しています。

FP資格だけだと業務独占はないですし、行政書士だけだと仕事が厳しいというものがありますので、両方あれば少しは生きられるかなと思えるようになりました。

もちろん厳しいのは重々承知のうえです。

ですが、まったく何もない状態よりは次の暮らしをしていくためのツールを手に入れられたかなと言うのが正直な感想です。

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デメリットは?

資格取得の勉強をすることはメリットばかりではありません。

私なりに感じた休職中の勉強のデメリットは以下のとおりです。

  • 療養に専念できない
  • 転職の意欲が下がる
  • 合格しなかったときはただの時間つぶしに終わる

療養に専念できないというのは、せっかく休職したにもかかわらず、試験に合格しないとというプレッシャーがかかり、休まなければならないときに休めないという状況に陥ってしまいます。

ですので、やはり休職後すぐの勉強は避けたほうがいいですね。

転職の意欲が下がるというものがあり、試験に合格してから職探しをしようという理由で試験勉強に没頭してしまうパターンですね。

しばらく生きていけるだけの金融資産をお持ちの方ならばそれでもいいのでしょうが、そうでない方は生活の危機を迎えてしまいます。

合格しなかったときはただの時間つぶしに終わってしまう ことは、資格取得はあくまでも「合格してなんぼ」という面があります。

たしかに試験に合格しなくても、勉強に取り組んだことは大切なのですが、そうなると資格取得を目指さなくても自分に役立つことを実践していたほうが役に立つことが多いです。

ですので、壮大な時間つぶしに終わらないようなんとか合格を目指したいものですね。

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今思うこと

では、FP資格および行政書士試験に合格した私が休職してからひたすら勉強をしてきて感じたことについてお話ししておこうと思います。

FPは2級でよかった

まず感じているのはFP資格は2級で打ち止めにしたらよかったのではということです。

FP2級までは自分の教養としても十分に勉強する価値はあると思います。

ライフプランから金融、保険、不動産、相続、税金と幅広いお金の知識が身につくのでおすすめな資格だと思います。

しかしながら、CFPおよび1級FPはちょっとやりすぎたかなと思うのが正直な感想です。

CFPおよび1級FPの勉強時間はかなりの時間勉強しました。

ただ、これらの資格は金融業界にお勤めの方がスキルアップのため取得したほうがいいのではと思っています。

そのため、FPは2級で打ち止めにして行政書士にしたほうがよかったかなと今では思っています。

行政書士試験は取り組んでよかった

行政書士試験については法律の勉強をして本当に良かったと言えます。

なぜなら、ハラスメントを容認する企業に立ち向かう勇気を与えてくれたからです。

行政書士試験では民法の勉強をします。

ここで私が受けてきたことは不法行為なのではと感じ、弁護士の先生に相談したり、労災申請する勇気がもてたりしました。

法律の勉強をしなかったら泣き寝入りのままでした。

労災については社労士の分野なのですが、法律の勉強をとおして戦う勇気をもたらしてくれたと思います。

そして、許認可申請の独占業務もありますので、しんどかったですが取り組んでよかったと思いますね。

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まとめ:休職中の資格取得はメリット・デメリットがありますよ

今回私が休職を開始してから数年間資格取得の勉強をしてきたことについてまとめてきました。

いろいろメリットもあるのですが、一方でデメリットもあったことも否定することはできません。

私は一旦資格取得のレースから降りて、ブログを書いたり、あるいは自分に役に立つこと、またはのんびりと生きていこうと思います。

では、またよろしくです!

FP試験休職行政書士
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記事を書いてる人
ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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