プリペイドカードとクレジットカードと紐付けて実質後払い機能を兼ね備えた面白い決済カードKyashが新しいサービスをぶち上げました。
それもKyashマネーに1%の「残高利息」を付与するとのこと。
最初このニュースを目にしたときにはベンチャーのKyashにお金を預けるなんて・・・と思っていました。
しかしながら、調べてみると思ったよりも安全そうなので私は試しに預けてみることにしています。
確かに金融機関ではないので預金ではありません。
つまり預金保険機構による預金保険の対象ではありません。
そうかといって、まったく無保証の超リスキーなチャージでもないんですね。
この記事では、私がなぜKyashの残高利息のサービスにあやかろうとしているのかについてお話ししたいと思います。
ちなみに制度の詳細は以下のページに掲載されています。
Kyashマネーの「残高利息」を利用する理由
では、さっそく私なりに考えるKyashマネーの1%「残高利息」を利用する理由についてお話ししたいと思います。
資金供託があるから
Kyashは資金決済に関する法律に基づく前払式支払手段発行者・資金移動業者に登録されています。
これらの業者には義務として定められた資金を法務局へ供託する義務があります。
資金移動業者の場合、受け付けてから決済されるまでに滞留している金額以上のお金を供託しなければいけないんですね。
さらにKyashのホームページでも以下のように記載されています。
本サービスの利用者の保護のための制度として、資金決済に関する法律(平成21年法律第59号)に基づく履行保証金制度が設けられています。当社は、要履行保証額の最高額以上の額を法務局に供託しております。
少なくともルール上は安心してもいいレベルなのかなと私は感じました。
Origami Payでも全額守られた
2018年から2020年にかけて荒れに荒れたなんちゃらPayの戦国時代。
勝者もいれば敗者もいます。
その代表格がOrigami Payでした。
Origami Payは結果としてメルペイに吸収合併されましたが、吸収される前に預けていた資金は全額払い戻されました。
企業がほぼ破綻状態になったとしても資金が守られない可能性は低いかなと感じています。
人柱が一人くらいいてもいいじゃないか
そして最後が人柱になってもいいじゃないかという軽い気持ちです。
大金かもしれませんが、Kyashに預け入れることができる金額は100万円です。
これで年間1%の利息は普段遣いで使わせていただいて、何かあれば運が悪かった・・・ということでまたブログの記事にすればいいかと個人的には思っています。
では、あらためてKyashマネーに1%の「残高利息」が付与されることになり感じたことをまとめてみます。
Kyash残高利息付与で感じたこと
では私が感じるKyashのチャージ金額に1%の利息がつくことで感じたことをまとめてみました。
1%は大きい!
一番最初に感じたことは1%はとても大きい!ということです。
今まで使っていたクレジットカードチャージでは還元率が0.97%でした。
これを上回る還元率なのでどうせならこちらがいいやと思いましたね。
私には投資待機資金がありますので、資金置き場にもいいかなと思っています。
怪しくなれば撤退
ベンチャー企業であるKyashに100万円を預け入れることに不安がないかといえば、けっしてそうではありません。
あくまでも供託があるというサポートがあるから預けてみようと思ったんですね。
ただ、これから成長していくのか、はたまた凋落していくのかはわかりません。
Origamiでもさんざん言われましたのでKyashも話題になることはありそうですので怪しくなれば撤退(できないかもしれませんが)したいと思っています。
利用できるものは利用できるうちに使う
そしてこの手の大盤振る舞いのサービスはあまり長期間利用できないものが多いです。
やはり企業にとって負担になったり、あるいは制覇して釣った魚に餌をやらなくても良い状態になるかで、いずれにせよいつまでも恩恵を受けることはできないと私は思っています。
ですので、これだけ大盤振る舞いしていただけるのならば私はありがたく利用させていただこうと思いますね。
まとめ:使えるものは使おう!
今回Kyashがチャージされた残高(クレジットカードチャージはNG)に1%の利息をつけると発表したことについて感じたことをまとめてみました。
- 資金が供託されていること
- Origamiでもちゃんと資金は帰ってきたこと
- 興味本位(笑)
で、試してみることにしました。
年間1%の12分の1が払われるのですが、税金がどうなるのか(利子所得なのか一時所得なのか)などいろいろ興味がありますのでまたお話ししたいと思います。
では、またよろしくです!