この時期にいつも関心をもつのが確定申告です。
申告は通常は2月16日から3月15日(土日などで若干ずれます)となっています。
この確定申告はどのようにして申告されているでしょうか。
自分で申告書にゴリゴリ書いている方もいらっしゃるでしょう、会社などを経営されている方はタイムイズマネーということで税理士の先生にお願いしている方もいらっしゃると思います。
私は国税庁の方針にのっとって(?)確定申告書作成コーナーで確定申告書を作成しています。
今年も例年同様に確定申告書を作成したのですが、いつも感心することがあるんです。
それは・・・
確定申告書作成コーナーが年々ブラッシュアップされているということ。
通常役所のサイトは一旦作ったら放置されたままで、10年前のサイトがそのまま使われているなんてごく当たり前ですよね。
サイトを見て古い作りだなぁ・・・と思うこともしばしばです。
ところが確定申告書作成コーナーは違います。
毎年サイトが使いやすく改良され続けているんですね。
この記事では、確定申告書作成コーナーが使いやすくなっていることについてまとめてみました。
確定申告書作成コーナーが便利になったこと
ではさっそく何年間か確定申告書作成コーナーのお世話になっている私が感じる確定申告書作成コーナーが便利になったことについてまとめてみたいと思います。
スマホ申告が簡単!
現在の確定申告書作成コーナーはスマホでも申告が簡単にできるように改良されています。
基本的にスマホでもパソコンでも基本ページが共通化するようになってきました。(いわゆる「レスポンシブデザイン」)
それもスマホ入力を想定して作られていますので、パソコンでの入力もシンプルにできるようになっていました。
源泉徴収票の入力もスマホで入力するのをベースにできていますのでとても簡単になっています。
私も入力してみましたが、以前のごちゃごちゃ感はまったくなくスムーズに入力ができています。
ふるさと納税の入力が超簡単になってた
びっくりしたのはこちらですね。
ふるさと納税の入力が超簡単になっていたということ。
以前はふるさと納税の入力は寄付金控除から完全手入力でした。
ところが、現在では〇〇県〇〇市を選択して寄付日と寄附金額を入力すればOK。
本当に楽になりましたね。
しかも寄付金控除を入力すれば即座に寄付金控除の金額が表示されるのもうれしいです。
e-Taxも簡単に!
国税庁が積極的に推進しているのがe-Taxです。
現在は移行的措置としてマイナンバーカード方式と並行してID・パスワード方式も採用されています。
あらかじめ税務署でID(利用者識別番号)を取得しておけばスマホでピッと押せば確定申告完了。
私も以前はe-Taxの敷居の高さを感じて書面印刷を行っていましたが、これだけ使いやすくなっているのを知るとわざわざ印刷して税務署の時間外収受箱(ポスト)にいれることなく、e-Taxで送ろうと思いますね(・∀・)
作成中の保存もクラウドで可能に
現在のe-Taxではスマホサイトで作成したデータもicloudなどのクラウドサイトでの保存が可能です。
私はiPadで作成してみましたのでiCloudでの保存となりました。
以前はiPadで作成したデータの保存はできませんでしたのでこれは地味に便利になっています。
一気に作らなくても源泉徴収票のみや、ふるさと納税のみなどそれぞれのペースで確定申告書を作成できるのは良くなったと思いますね。
感じること
E-Taxサイトの改善をつうじて私が感じたことについてまとめてみたいと思います。
時間外収受箱にいかなくても大丈夫
私は以前は印刷した上で税務署の時間外収受箱へ投函していました。
しかしながらこれだけ簡単に確定申告書が作成できるのならばさくっと作成してe-Taxで送ってしまえばOKなので無理して税務署まで走らなくてもいいかなと思うようになりました。
さらにID/パスワード方式のおかげでマイナンバーカードとカードリーダも必要ありませんのでさくっとできそうです。
添付書類の省略もありがたい
通常源泉徴収票や株式取引などの特定口座年間取引報告書、ふるさと納税の寄付金控除証明書は原本の添付が必要でした。
しかし2020年申告分からは保管の必要はありますが、書面の提出は省略できるようになりました。
単純に送信するだけのパターンが増えましたので、非常にありがたいと感じました。
まとめ:スマホが使えたら申告できますよ
今回確定申告を行うにあたって確定申告書作成コーナーを利用してみたらスマホ向けに作成(レスポンシブデザイン)になっていてとても使いやすいサイトになっていることで感じたことについてまとめてみました。
年々ブラッシュアップされ、原本添付が必要だった書類が省略(保管は必要)ということになってきて使いやすくなったなぁと思っています。
今まで書面で提出された方、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
あわせてノウハウをまとめていますので、ぜひ一度ご覧いただければ幸いです。
では、またよろしくです!