水道水が臭い!と感じられる方も多いのではないでしょうか?
ウォーターサーバーなどを検討されてる方も多いでしょうが、維持コストが非常に大きいのも考えものですよね。
できればちょっとした投資で少しでも改善できたら儲けものと思う方もいらっしゃると思います。
私もその一人で、ある程度は塩素臭さが抜ければいいかなと思っていました。
その程度の需要ならば、高級な浄水器やウォーターサーバーは必要ありません。
蛇口直結の浄水器もいろいろとありますが、なにげに意欲的な商品を見つけました。
今回は東レが発売しているwatarball(ウォーターボール)を買いましたのでレビューしてみたいと思います。
waerballについて
今回ご紹介するwaterball(ウォーターボール)についてざっくりとまとめてみました。
東レが製造・販売している浄水器です
ウォーターボールという何なのかわからないネーミングをしていますが
これは東レが製造・販売している浄水器です。
最小限の化学物質除去に特化
従来東レはトレビーノというブランドで浄水器を製造していますが、こちらは活性炭と中空糸膜を主体にしたフィルタで水を浄化しているのに対して、
このwaterballは活性炭のみで浄化しているのが特徴的です。
そのためトレビーノで除去できていた汚れを除去する機能は省略されています。
除去できる化学物質は以下の通りとなっています。
遊離残留塩素 (総ろ過水量600L, 除去率80%, JIS S3201試験結果)
2-MIB〔カビ臭 〕(総ろ過水量600L, 除去率80%, JIS S3201試験結果)
CAT〔 農 薬 〕(総ろ過水量600L, 除去率80%, JIS S3201試験結果)
テトラクロロエチレン (総ろ過水量600L, 除去率80%, JIS S3201試験結果)
トリクロロエチレン (総ろ過水量600L, 除去率80%, JIS S3201試験結果)
出典:東レwaterballホームページ
waterballのメリット・デメリット
つぎにこのwaterballのメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
まずメリットをあげてみたいと思います。
シンプルなデザイン
なんといってもシンプルなデザインです。
通常の浄水器はこのようにごてっとしていますが、waterballではそのようなことはありません。
賃貸マンションのちゃっちい蛇口にもしっくりくる小さなボディです。
そして機能も絞り込まれています。
水道水はシャワーのみとなっているのに対して浄水はそのままでてくるのみです。
水の出方によってどのような水が出ているのか一目でわかるのもいいですね。
安価
つぎに挙げられるのは価格の安さです。
以前はトレビーノシリーズで安価なものを使用していましたが、それよりも安いんですね。
安いとなぜいいのか。それは本体をまるごと交換できるからです。
浄水器は使っているうちにだんだんと水あかや汚れがついてきます。
それを掃除する手間は相当なものです。いっぽうで掃除しなければだんだんと汚れてしまう。
これを解決する方法は本体丸ごと交換です。これならいつでもきれいな状態で使うことができます。
ただその場合気になるのがコストです。高い浄水器を買った場合そうそう本体丸ごと交換ができません。
私はこれを1100円程度で購入しましたので、遠慮なく交換することができます。
日本製
この製品、安いにもかかわらず日本製なんです。
以前使っていたトレビーノはフィルタが日本製で本体が中国製だったのですが、これはすべてが日本製となっています。
日本製大好きな私としてはとても意外でしたしうれしかったですね。
デメリット
つぎにデメリットをあげたいとおもいます。
このwaterballはフィルタが活性炭のみですので汚れを除去することができません。
そのため水が濁っているといったニーズには対応できません。
また除去できる項目が高性能トレビーノシリーズでは13項目なのに対してwaterballではわずか5項目です。
そのため高機能を求められる方には向きません。
良くも悪くも機能をばっさりと切り込んでいるというのが特徴的ですね。
取り付けてみた
このwaterball(ウォーターボール)を我が家の浄水器に取り付けてみました。
結構シンプルに取り付いています。
蛇口が重そうではありません。
浄水が出ている状況です。浄水が出るときには少し水量が減る感じがします。
水道水がそのまま出ている状況です。
浄水しない場合にはシャワーのみとなりますので水の形態によって浄水されているかどうかが一目でわかります。
感想
この浄水器ウォーターボールについての感想を書いてみたいと思います。
シンプル・イズ・ベスト
なんといってもこの浄水器はシンプル・イズ・ベストの際たるものだと思います。
機能は絞り込んだうえ、価格もしぼりこみ、かつコンパクトにまとめています。
コンパクトなので、賃貸マンションなど貧弱な蛇口にもぴったりだと思います。
蛇口直結型の浄水器はどうしても水が出るところに大きな物体がとりつくため、
賃貸マンションの蛇口だと折れてしまわないか心配になってしまいますよね。
それがウォーターボールにはありません。
ある程度浄水できればいい人向け
いろいろな物質を除去しなくてはいけないと思われる方には向きません。
なんといっても除去できる物質が5項目となっていますのである程度除去ができればOKと考えられる方に向いています。
また汚れを取り除くフィルタの中空糸膜がありませんので水の汚れを取り除きたいかたには向きません。
ちなみに両方のタイプの浄水器を使いましたが、私には違いがわかりませんでした。
汚れたらまるごと交換できる
前回別の激安トレビーノのときもお話ししましたが、非常に価格が安いため、
本体が汚れてきたら本体丸ごと交換ができるという点も気に入っています。
浄水器は使っているうちにだんだんと汚れてくるものです。
掃除するものいいのでしょうが、こういったものは丸ごと交換することにより清潔に使うことも必要ではないかと考えています。
まとめ
今日は東レのシンプルな浄水器「waterball(ウォーターボール)」についてお話ししました。
我が家では必要十分な浄水器でしたのでこれからはこの製品を使い続けていきたいと思います。
安いですし汚れたら丸ごと交換できますのでオススメです。
安価な浄水器をお探しの方は一度試してみてはいかがでしょうか。
では、またよろしくです!