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新しい金融商品に投資する際に心がけてきたたったひとつのこと

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Hajimete toushi

株式やFX、それに投資信託といったものは「リスク資産」と呼ばれ、資産額が上下に動くものです。

いいかえれば得もするけど損もするという商品ですよね。

大損するかもという可能性を背負っているからこそ、大きな成果も得ることができる。

言ってしまえばとても簡単なことなのですが、なかなか人間は欲深い生き物です。

どうしても利益を得たいと考えてしまうもの。

そうやって大儲けをしたいと思っているときに限って値下がりして、含み損を抱えてしまい、頭も抱えてしまう。

そういった経験はありませんでしょうか。

私も頭を抱えた経験は多々あります。

失敗をおそらく他の人よりもたくさんしてきたからこそ身につけた、シンプルな心がけがあるんですね。

特に新しい金融商品に投資を開始する際には、ちょっとちゅうちょするのが普通です。

そこで私はちょっとした心がけをするようにしていますね。

この記事では、新しい金融商品に投資を開始する際にこころがけていることについて考えてみました。

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投資を開始する際に心がけていること

では早速私が新しい金融商品に投資する際にこころがけていることについてご紹介します。

なくなったつもりで取り組む

シンプルなことなんですが

「投じたお金はなくなったつもりで取り組む」

ということです。

大切なお金なのですが、どうしても欲が出てしまい、少しでも多くのリターンを得たくなるのが普通です。

しかしながら、それがよく裏目に出てしまい、損をすることが多かった私です。

それならば「なくなったつもりで取り組もうじゃないか」と考えたんですね。

すると「お金を増やさなきゃ!!」という強迫観念がすっとなくなりました。

全額を失うということはほとんどないのですが、ドブに捨てたつもりとか勉強料としてなどさまざまな理由をつけていいと思いますが、なくなったと思って取り組むようにしています。

次に私が体験したさまざまなシチュエーションでの経験と結果をお話ししたいと思います。

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ひめだかが新規投資した金融商品について

では私が「なくなったつもり」で取り組んできた金融商品についてどのように行ったのか、そして現在どうなっているのかについてお話しします。

従業員持株会

一番最初になくなったつもりで投資を開始したのが「従業員持株会」です。

これは、上場企業に勤務されている方が給料天引きで自社株に投資をすることができ、通常ならば5%や10%程度の奨励金が支給されます。

毎月のお給料やボーナスごとにコツコツと積み立てながら自社株に投資をおこなうというものですね。

私は当時インデックスファンドしか購入したことがなく、個別株、しかも自社株を購入することはリスクの集中につながるとして加入することをためらっていました。

理由は「株式の下落と給与ダウンのダブルパンチの可能性があるため」です。

その当時、勤務先の株価が大暴落をつづけていて、入社した当時の1/4くらいになっていました。

ふと思ったんですね。

これだけ株価が下がったら、損しても大した金額じゃない。勉強料のつもりでやってみようと。

それから15年ほど毎月天引きで積み立てては、一定の金額になると売却しています。

結果としては株価が上がり、結果として取り組んでよかったというものになっています。

FX

これだけインデックス投資を唱えている私ですが、10年近くFXも行っていました。

なぜFXに手を出したのか。

それはあまりにも株式市場が低迷している上に円高のダブルパンチをうけていたからなんですね。

少しでもお小遣い稼ぎになるかもしれないと手を出したのがFXだったんですね。

「トラリピ」という、たくさんの売りと買いの注文を網のように張り巡らせて、相場が荒れると約定と決済をひたすら続けていくという投資法を当時初めて知りました。

もちろん長期投資家を自認する私です。

「投機」の代表格と言われるFXに資金を投じるのにはためらいもありました。

そこで考えたんです。

「証拠金はなくなったつもり」で取り組もうと。

その時点で証拠金分は自分の資産から除外しました。

本当になくなったつもりにしたんですね。

それから10年近くトラリピは続けました。

最近、FXはもういいかなと利益が出た状態で卒業することができました。

こちらもいい意味で卒業することができてよかったと感じていますね。

子供名義の投資信託

お子さんが生まれたときに手続きするのが児童手当の給付申請があります。

この児童手当の使いみちは私のようなマネー系ブログや、マネー系サイトなどでよく取り上げられます。

だいたい書かれているのが

「リスクがある資産を避けて、預貯金にしておきましょう」

というものです。

私も当初はその教えを守って個人向け国債を児童手当で購入していました。

一方で別のこともやっていたんです。

それが子供名義の投資信託口座の開設です。

これはもしかしたら投資信託を買っていたら子供が大きくなったときに財産が増えているかもと思ったんですね。

これも「なくなったつもりで投資」しましたね。

ここのパターンでやったことはFXと同じです。

我が家の資産に含めない

ということ。

まさに使途不明金がごとくわざと資産残高から消し去ったんですね。

すると10年ほどたつと、時期もラッキーだったせいか、資産が大きく膨らんでくれました。

現在でも使途不明金扱いのままにしていますが、児童手当の使いみちを現在の教材費や給食費などに充てることができてよかったなと思いますね。

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なくなったつもりにすることで感じたこと

つぎになくなったつもりにすることで感じたことをまとめてみたいと思います。

気分がラク

どうしても新しい投資商品に投資を行うときには「成功したい・もうけたい」という気持ちが先走ります。

きちんと損益の記録をつけているときに限って損失ばかりが発生。

よくありがちですよね。

その「儲けないと」という気持ちを捨て去る意味で、最初から全額損失扱いにしておけば、

「利益があれば儲けもの」と思えるのではないかと感じています。

損失額を限定できる

次に感じているのが損失額が限定できるというもの。

「なくなったもの」として認識できる金額というものには限界があります。

損失予定金額をあらかじめ決めた上で取引することは、もしダメだったとしても損失額がなくなった金額に限定できるということは感じています。

実際には長期間ほったらかしにしたりするので、私の場合にはすべてプラスの状態になりました。

これくらいなら諦められるくらいの金額が最初に取り掛かるのにはいいかもしれませんね。

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まとめ:なくなったつもりの金額で投資はおすすめです!

今回、私が新しい金融商品に投資を行う際には、あらかじめなくなったつもりで投資をしていることについてお話ししました。

なくなったつもりにすることで、家庭の資産から除外することになり、もうかればラッキー!という状態になることと、

損失額を限定できるというメリットがあるということがわかりました。

だれでも投資を始めるのは損失発生リスクもあるので怖いものです。

なのでなくなったつもりで投資をできる金額からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

では、またよろしくです!