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クレジットカードの利用限度額をあえて下げる3つのメリット

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クレジットカードの限度額をあえて下げるメリット

クレジットカードの限度額ってだれでも気になりますよね。

メインのカードでは非常に気になりますが、サブのカードの場合にはそこまで必要でしょうか。

たくさんクレジットカードを持っていて限度額が高いままだと盗難時のリスクや新しいカードを取得する際のハードルにもなりかねません。

今回はクレジットカードの利用限度額を「あえて」引き下げることについて考えてみました。

クレジットカードはできるだけ自由に使いたいものです。

しかしながら上をみるとカード会社の審査があるので自由にはできないのですが、限度額を下げることは自分の意思でできますしメリットもいくつかあります。

この記事ではクレジットカードの利用限度額をあえて下げるメリットについて考えた後に、利用限度額を下げる方法ご紹介しています。

そして限度額について見直しをする必要があることについても解説しています。

ではまずクレジットカードの限度額を下げるメリットについて考えてみましょう。

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クレジットカードの限度額を下げるメリット

クレジットカードは通常限度額がいくらと設定されています。

設定されていないカード、それはブラックカードですけどそんなもの庶民の私たちには縁がないものです。

この限度額ですが通常は上がってほしいですよね。

理由はさまざまですが、

  1. 自分が認められた気分になる(いわゆるステータスを感じる)
  2. よりたくさんのモノを買うことができる

ことがメインだと思います。

これはほいほいと上がっていくわけではありません。

クレジットカード会社がときどき審査して「こいつの限度枠を上げたろうか」と勝手に上げてくれるかあるいは

限度額を増やして欲しいとこちらからカード会社にお願いして上げてもらうか

どちらかとなります。

ただこの限度額が増えるのはありがたいのですが、なかには異常に高い限度額になるカードも出てきます。

自分のメインカードではなくサブカードの限度額が上がってしまうこともあります。

限度額が上がって欲しくないカードの限度額が上がってしまった場合

こちらから限度額をさげてよーとお願いすることができます。

限度額を上げることは審査が入りますのでほいほいとは上がらないのですが、

限度額を下げることは簡単に下げることができます。

このメリットを3つにまとめました。

メインカードの限度額を上げる余地をつくる

メインで使っているカード(1枚しかない人を含む)はできるだけそのカードを使いたいために限度額が少しでも高いほどいいですよね。

特にメインカードの限度額の少ない方にとっては使える枠が広がることはいいことだと思います。

メインカードよりサブカードの方が限度額の多い方はサブカードの限度額を下げちゃいましょう。

そうすることでメインカードの限度額を上げられる可能性がでてきます。

クレジットカードは業界でカードの与信状況(限度額の情報や支払い状況)を共有しています。

支払いが滞ると別のカードの申し込みができなくなってしまうのもこのシステムのためです。

限度額も同じでカードを持っている人にたいしてカード全部でいくらなら限度枠をあたえてもいいだろうという金額が総与信枠といいます。

サブカードの方がメインカードと比較して限度額が大きい場合メインカードの限度額が増えない原因のひとつとなります。

そのような状況の場合サブカードの限度額を下げるようにするとメインカードの限度額を上げることができる余地が広がり、限度額を上げられる可能性がアップします。

使い込みすることを防ぐ

カードの限度額が大きくなると1ヶ月にお買い物できる金額がアップします。

といっても自分のお金が増えるわけではありませんから限度額が増えたからといってお買い物をしまくっていたら支払いに困ることになります。

そのため使い込まないようにするために限度額を下げることもメリットの一つです。

ただ下げまくってしまい買い物がしづらい状態になると何のために下げたのかわからない状態になってしまいますのでほどほどにしたいですね。

金額的には過去6ヶ月分くらいの支払い履歴を平均してみてその2〜3ヶ月分くらいの額がいいのではないかと思っています。

がちがちに1ヶ月分にしてしまうと毎月の締めがあり、利用代金の引き落としの後に限度額が復活しますのである程度余裕がないと限度額が復活しない限りはそのカードは使えないことになってしまうかも。

そうならないために少し多めの枠にしておくことが必要です。

サブカードならサービスをうけるために限度額はいらない

ポイントやサービスを受けるためにクレジットカードを契約しているパターンも多いと思います。

カードを作るだけ作って財布に入れていないカードもあると思います。

でも解約するとそのサービスを受けられなくなってしまうので解約はできない。

このような場合には限度額を極限まで下げることで受けられるサービスはそのままでカードを維持しておくことができます。

もともと30万円ある限度額を10万円に下げておくと万が一盗難や紛失にあっても被害が少なくて済むというメリットもありますし、ポイント増量やサービスも引き続き受けることができます。

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限度額の下げ方

限度額の下げ方は非常に簡単です。

各クレジットカードのサービスセンター(カード裏面に書いてあります)に電話して

オペレータの方とお話しするようにしてから

「クレジットカードの限度額を下げたい」と伝えればOKです。

事前にいくらにしたいかは考えておいてくださいね。

その金額をオペレータの方に伝えればその時点から限度額は引き下げられます。

この限度額はショッピング枠に対してのものなのですが、いらないのにキャッシング枠が設定されているカードもあります。

このキャッシング枠を0(ゼロ)にすることも同じ方法でできます。

この場合はオペレータの方に「キャッシング枠をゼロにしたい」と伝えれば大丈夫です。

限度額を増やす際には審査が必要なのでその場では決められないのですが、下げることは自分の意思で自由に決められますので必要な金額を伝えるようにしていただけたらと思います。

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上がりすぎた限度額を見直すことも必要

長期間クレジットカードを使っていくと知らず知らずのうちに限度額が増えていくことがあります。

月額100万円以上の限度額になっている方もいらっしゃると思います。

ただこれは本当に自分の必要な限度額なのかどうか考えてみた方がいいですね。

普段1ヶ月あたり5万円くらいしか使っていないカードに100万円もの限度額がついても盗難・紛失時のリスクが増えるばかりでメリットがあるかどうか正直疑問です。

クレジットカードには海外旅行時など多額の利用が見込まれる時には臨時増枠という制度があります。

まとまった利用が見込まれる時にはそのときだけ限度額をあげてもらうようにするといいと思います。

クレジットカード会社の支払い限度額の変更の部署へ電話して臨時増枠をお願いすると目的や予定の金額を聞かれますので正直に話せば限度額がそのときだけ引き上げられます。

もちろん審査されますのですべてが通るわけではありませんが通常の増枠よりも通りやすいと思います。

ですので限度額が上がりすぎた場合はあえて下げることも時には必要だと私は考えています。

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まとめ

通常は「上がる」ことを意識しがちなクレジットカードの利用限度額をあえて「下げる」ことについて考えてみました。

一人で何枚ものクレジットカードをお持ちの方もいらっしゃると思いますのでこの機会に自分に必要なクレジットカードの限度額はいくらなんだろうと考えてみてはいかがでしょうか。

限度額を下げることは非常に簡単ですので試してみてくださいね。

では、またよろしくです!



クレジットカードマネー
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ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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