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インデックスファンドとはどのようなものか一から解説してみた

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インデックスファンドってなに?どのようなものに投資するの?

この記事をお読みの皆様はどのような方法で投資をしよう、あるいはされていますか?

投資する方法についてはいろいろあります。

株式、不動産、FX、ワインとかあやしいファンド(笑)などなどありますね。

そのなかでの投資方法の一つとして「インデックスファンド」というものがあります。

私はこのインデックスファンドを投資の中心に据えています。

相場の良いとき、悪いときといろいろありましたがいまのところいい感じでお付き合いできています。

今回はこのインデックスファンドについて考えてみたいと思います。

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インデックスファンドについて

インデックスファンドとはどのようなものでしょうか。

まずはWikipediaからの定義を見てみたいと思います。

インデックスファンドとは、ファンドの基準価額がある指標(インデックス)と同じ値動きを目指す運用をする投資信託のこと。パッシブファンドとも呼ばれる。

出典:インデックスファンド – Wikipedia

・・・・むつかしいですよね?私なりに考えてみました。

日経平均みたいなさまざまな投資先の平均的な数字に投資する投資信託・・・でしょうか。

Wikipediaの方がわかりやすいかもしれませんね(笑)

まぁ、日経平均という株式に投資するようなものとざっくり思っていただければOKです。

どのようなものに投資するの?

インデックスファンドはどのようなものに投資をするのでしょうか?

ここではそれをまとめてみたいと思います。

インデックスファンドの投資対象は以下のものの指標(インデックス)になります。

  • 株式
  • 債券
  • 「REIT(不動産投資信託)」
  • 「金」
  • 「コモディティ(商品相場)」

ここでは主要な株式と債券について書きます。

株式

まずはインデックスファンドの投資対象ナンバーワンである株式です。

よくニュースで「日経平均株価」や「TOPIX(東証株価指数)」という言葉を聞いたことがあるかと思います。

これに投資する投資信託がいわゆる「株式インデックスファンド」と呼ばれるものです。

通常はトヨタ自動車などの株式(これを「個別株」といいます)に投資を行いますよね。

一方で日経平均株価の場合は日本経済新聞が選んだ225種類の株式の平均株価であったり、

TOPIXの場合だと東証1部の株式全体をひっくるめた指数にまるごと投資するということが可能です。

そのため、個別株に比べて価格の変動が平均的となるのが特徴です。

変動幅が平均的にはなりますが、決して変動幅が少ないことはありません。
株式インデックスファンドの場合、資産が半減する可能性もあるので注意が必要です

株式を投資対象とするインデックスファンドは先ほど書きました日経平均株価の他に、

東証株価指数(TOPIX)やアメリカ株の場合ダウ30種平均株価、S&P500などの指標に投資を行います。

また、日本以外の先進国の株式市場の平均を算出したものや新興国などの市場のインデックスに投資するものもあります。

債券

債券へ投資するインデックスファンドは

日本国債や地方債、社債などの国内債券のインデックス(NOMURA-BPI)や

海外の債券のインデックス(シティグループ世界国債インデックス)などに投資します。

債券もバラバラのモノ(いわゆる「生債券」)では期間や発行時期により金利がバラバラとなっています。

それを一つにまとめたものとなりますので、金利が平均的になるというのが特徴的です。

そして債券インデックスファンドは株式インデックスファンドよりも資産変動リスクが少なめですので、

株式インデックスファンドの変動リスクを和らげる効果があります。

インデックスファンドの種類の特徴

株式・債券インデックスファンドについてお話ししたところで、それぞれの特徴について見てみましょう。

株式

トヨタやパナソニックといった個別株と比較した場合、

たくさんの銘柄をまとめているため値動きも良くも悪くも平均的になりますので、

価格が上昇した時もそれなりですが、暴落した時にも平均的な下落となります。

長所としては機関投資家などのプロの成績の平均の成果をに苦労せずに得られるところにあります。

また個別株にあるような不祥事等による株価の暴落(ゼロになる時もあります)の幅も平均的になるので資産的にゼロになることはほとんどないと思われます。

短所はこの裏返しです。

個別株では株価が暴騰することもありますがインデックスファンドはそれなりです。

またリーマンショックのような全体的に暴落してしまう場合は、

つられて短期的には年率40%以上下落する可能性もあります。

債券

債券は国債、地方債、社債などがあるだけでなく期間によって利率もバラバラです。

それを指標化したものが債券インデックスです。日本債券の場合NOMURA-BPIという指標が使われています。

日本債券インデックスファンドはこのNOMURA-BPIに連動するように設計されたインデックスファンドです。

長所としては債券をバラバラで所有した場合、

利率が上下したり途中で売却する際には値動きによって利益や損失が発生したりします。

インデックスファンドで所有した場合全体的な値動きになっていきます。

また国内債券インデックスは株式インデックスファンドとは逆の値動き(逆相関)をすることが多く、

株式インデックスファンドの値動きを和らげる効果があります。

短所としては預金ではないので債券の利率が上昇した場合債券の価格は下落しますので、

株式インデックスファンドほどではないですが損失が発生する可能性があります。

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どのように利用すればいいの?

株式や債券などを中心にインデックスファンドについてご紹介しました。

これらをどのように利用すればいいのでしょうか。

  • 株式のみや債券のみで利用する
  • 自分の決めた割合で資産を割り振る方法

いずれの方法も投資法としてはアリです。

しかしながら単体で投資する方法だと、

  • 株式インデックスファンドのみだと資産の変動が激しい
  • 債券インデックスファンドだとリターンがイマイチ

とそれぞれの欠点が浮き彫りになります。

そこで私がおすすめするのは

割合を決めて株式と債券などのインデックスファンドを混ぜて投資する方法

です。

  • 自分で株式と債券を1対1で投資する
  • 資産を織り交ぜたバランスファンドに投資する

などの方法があります。

詳しくは以下のページをご覧くださいね。

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まとめ

この記事ではインデックスファンドについての概要をお話ししました。

投資する対象は株式や債券だけでなく不動産や商品などがあること

そしてインデックスファンドは良くも悪くも平均をとる投資信託であることがお分かりいただけたのではないかと思います。

投資のプロやマニアでない私たちが簡単に市場の荒波におカネを委ねることができる投資先はインデックスファンドが最適だと考えています。

それ以上に儲けたいと思われる場合は個別株などの投資方法を別に勉強する必要があります。

それがなく機関投資家などのプロがしのぎを削って得られた利益の平均を簡単に得られるのですから使わない手はないと思います。

そして少しの金額を株式・債券インデックスファンドに投資し、

市場の動きに慣れることによってより多くの金額を投じること、

あるいは個別株投資など別の投資法に移行するための下積みができるのではないでしょうか。

記事中に関連記事をご紹介していますが、それぞれに詳しく方法が掲載していますので、お読みいただき、投資するヒントとしていただければうれしいですね。

では、またよろしくです!

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