最近ビットコインやクラウドファンディングといった新しい投資対象に熱い視線が向けられていました。
しかしながら、一旦暴落した後には鳴りを潜めたようにブームが去っていたのですが、最近ふたたび相場が急上昇していることから再び注目される存在になっている仮想通貨。
ブロガーさんなどのブログでもビットコインに投資し、結構儲かったという鼻息の荒い話しをよくブログ界隈でも見かけるようになっています。
新聞でもビットコインなどの仮想通貨にまつわる記事をしょっちゅう見かけます。まさに注目される投資案件なのでしょう。
私はこのように熱しやすく冷めやすい仮想通貨には投資していません。
この記事では私があえてビットコインなどの仮想通貨に投資していない理由についてお話ししたいと思います。
私は投資しない
この件について私のスタンスははっきりとしています。
今のところビットコインやクラウドファンディングには投資しません。
たとえ相場がうなぎのぼりになっているからとか儲かるからとしてもです。
では、私がなぜビットコイン投資やクラウドファンディングをしないのかをご説明します。
投資しない理由
私がビットコインやクラウドファンディングなどをしない理由なのですが、とても単純な理由となっています。
よくわからないから
一番の理由はよくわからないからなんです。
私の投資スタイルは基本的には株や債券などの昔からある投資対象(しかもインデックスファンド)をちまちまと積み立てておいてリバランスを行うことを基本としています。
これらの投資対象の場合、書籍やブログ、それにWeb上の情報がふんだんに入手することができます。
ところが今のところ私が投資しないとする投資対象はまだ勉強するための情報が不足していると感じているからなんですね。
私は多少リターンが少なくても情報(ネットばかりじゃないですよ)が豊富な投資対象に投資していきたいと感じています。
イケイケのときに投資しても高値掴みになるから
次の理由は高値づかみのおそれがあるからです。
このチャートは最初のブームとなったビットコインの相場が急上昇したころのものです。
2ヶ月で3倍程度まで相場が上昇しています。
このままイケイケドンドンでビッグウェーブに乗れるといいのでしょうが、私はとてもじゃないけれども自信がありません。
このようなシチュエーションだと私の場合投資した途端大暴落というありがちなパターンに陥ってしまいそうな気がしてなりません。
相場の変動がはげしすぎるから
相場が急上昇したころにはかなりイケイケモードで、取引所のCMががんがん流れるようになっていました。
ところが、2018年1月からは雲行きが怪しいものになってきました。
私がビットコインの相場を知ったのは1BTC=30万円程度のころでした。
その後がんがんと相場は上昇し、1ビットコインは220万円の大台を記録。
山っ気のある方ならばそりゃぁノリノリだったでしょう。
私の周りでもビットコインの話を耳にすることが増えてきました。
そのようななか、2018年12月には1BTC=36万円まで落ち込みます。
ピークから見れば6分の1という状況まで落ち込みました。
FXでもこれだけの暴落を目にすることはあまりないでしょう。
以前からいろいろと目にする暴落という様子が再び起こっています。
その後、再びビットコインの相場は急上昇することになります。
現在では、1BTC=90万円になりそうになる状態ですね。
これだけ相場の変動がはげしすぎるものは私にはちょっと荷が重いと感じています。
そのためこれだけ投機熱が加熱しているにもかかわらず、私はいまだにビットコインには投資していません。
相場感がないから
私は長いあいだインデックス投資ばかりしていたせいもあり、相場を読む力がありません。
毎月インデックスファンドを積み立てて、年に1度リバランスをすることの繰り返しでやってきた私にとって個別銘柄の株式を含めて売買するタイミングを読むことができません。
現在はインデックスファンドだけでなくFXもちょっとだけつまんでいますが、これも一度設定しておけば自動的に売買を繰り返すから取り組んでいるだけなので相場感とは関係なく取引をすることができます。
今が売りだ!買いだ!という投資は精神衛生上あまりよくないと感じていますのでやらないようにしています。
暴落していくなかトイレにこもってスマホで取引をするようなことはさすがにできませんので。
利益は少ないのでしょうが、手間がそれだけかかっていませんのでそれなりの成果で十分ではないかとも感じています。
(それでも年17%増えたときもありました。これでも私にとっては十分すぎる成果です。)
それでも投資したい方は
それでもビットコインやクラウドファンディングに投資してみたいと思う方もおられるかもしれません。
私なりに感じることをまとめてみたいと思います。
遊びでやってみるのはありかも
まだまだ歴史の浅いこれらの投資対象に投資してみたいという気持ちも理解できないわけではありません。
まさに時代の流行に乗っていると感じられますし、大儲けできるかもしれません。
ですので投資するなとはいいません。
ただまだまだ本格的に取り組むのは時期尚早な気持ちがしますので、パチンコや競馬と同じように遊びでやってみるという気持ちが必要です。
つまり全額吹っ飛んでもいいくらいの気持ちで取り組んでみてはいかがでしょうか。
欲がからんでそれができないようでしたら取り組むべきではありません。
つまり大暴落で泣かないくらいの金額にとどめておいたほうがいいと思います。
儲かるからといって全財産ぶっこまないで!
繰り返しになるのですが、いくら儲かるからといって
全財産を突っ込むといったことはやめていただきたいと思います。
一攫千金を目論んで突っ込むことはよくありますが、相場が暴落してすってんてんになってしまったことも過去の歴史上いくらでもあります。
ちょっと前にネットを賑わせたこの画像を思い出していただけたらと思います。
中国でも株が暴落して貴重な財産がとけてしまったという話がありました。
しかも2015年といった最近の話です。
インデックスファンドをふくめてどのような投資対象でも暴落することは大いにありえます。
大切なことは退場させられないようにするにはどうすればいいか、これだけです。
相場が暴騰していくなかあえて乗らないようにするのは勇気がいることです。
ですので楽しみの一つとして投資するのもいいでしょう。
ただひとつゲームオーバーにならないように気をつけていただければと思います。
それを考えると投資できる金額はおのずと限度が出てくると私は思っています。
まとめ
今日はビットコインをメインに新しい投資対象が続々と登場するなかで私がまだ投資するのにちゅうちょする理由をお話ししました。
古臭い伝統的な資産にしか投資していないからなのかもしれませんが、それでも暴落の経験はあります。
ましてや新しい投資対象の場合は上がり方が急な分下がり方も急な気がしましたのでそれに注意しながら投資をしていただけるといいなと感じました。
投資する際の参考にしていただけたらと思います。
では、またよろしくです!
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