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iDeCoに拠出スタートしたときには損失額の大きさにびっくりした件

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Ideco sonshitsu bikkuri

私は確定給付企業年金給付企業に勤務しています。

数年前に公務員の方とともにiDeCo(個人型確定拠出年金)に拠出ができるようになった際に加入してから株式インデックスファンドを積み立てている状況です。

加入したときのことです。

いろいろと無料とか税金がかからないという鳴り物入りのiDeCoに加入して拠出スタートしたときのことです。

数か月拠出してもしても損失(いわゆる赤字)が減らなかったんですね。

理由はしょうもないことなのですが、とても肝心なことなんです。

この記事ではiDeCo(個人型確定拠出年金)へ拠出が始まったものの、最初に表示された損益表示で損失幅が大きくてびっくりしました件についてお話しします。

というわけで、まず私が加入しているiDeCoプランについてからお話したいと思います。

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iDeCoに拠出が始まった

2016年11月にiDeCoが確定給付企業年金導入企業勤務の私も加入ができるようになり、申し込んでから数ヶ月が経過しました。

そのようななか、ようやく私も資金の拠出がスタートしました。

これからはようやく私のような草食投資家にとっての最高の節税手段であるiDeCo(個人型確定拠出年金)が動き出すことになります。

私が加入しているiDeCoの概要をここでお話ししますね。

SBI証券で開設

私はSBI証券でiDeCoの口座を開設しました。

メインの証券会社がSBI証券ですので、同じグループにしておいたらいろいろめんどくさくないだろうという安直な理由からです。

ライバルの楽天証券もふくめてもっとよく検討したほうが良かったとちょっと後悔してみたり。

ただファンドのラインナップは素晴らしいものがありますので、それは良かったかなと思っています。

金額

まず金額ですが、確定給付企業年金導入企業に勤めていますので月々12,000円(年間14万4,000円)となっています。

もっともっと拠出したいのですが、制度上仕方がありません。

買い付けるファンド

当初は普段から所有しているポートフォリオをそのままコピーしたものをiDeCo資産にも適用していました。

しかしながら、以下の理由により管理が煩雑となったためポートフォリオを変更することにしました。

  1. 年間拠出限度額が少ないため
  2. トータルな資産と比較するときわめて影響が少ないため
  3. スイッチングが面倒なため

現在のポートフォリオは以下のとおりとなっています。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 100%

Ideco20200624

シンプルな構成とし、しかも毎月積み立てを行うドルコスト平均法を実践しているため、資産が暴落した際でも落ち着いていられると思っています。

その後、資産が増えてきたあとには無リスク資産への拠出を行い、バリュー平均法への移行も検討中です。

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残高を見ると

iDeCo口座を開設することが無事完了し、わくわくしながらiDeCoに拠出し始めたときのことです。

資金が無事拠出されたかなと思ってSBI証券の個人型年金プランサイトへアクセスしてみたところ残高表示をみてびっくりしました。

なんじゃ?この損失は

普通に12,000円引き落とされて、買い付けられたのはいいのですが・・・

いきなりこのような損失の表示となっています。

損益表示

みてみると20%以上の損失となっています。

なんじゃこれ??こんなに大暴落するような経済的なアクシデントはなかったはずです。

それなのにいきなりマイナス20%以上となってしまっています。

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調べてみた

というわけでなぜだろうと思い明細を調べてみました。

国民年金基金への手数料が差し引かれていた

すると国民年金基金連合会への初回登録の手数料が拠出した金額から差し引かれていました。

手数料

金額にして2,880円です。

てっきり私は拠出した金額とは別に手数料が引き落とされるものと思っていましたので、ちょっとびっくりしました。

12,000円のうちの2,880円ですから確かに損失割合が20%を超えるわけです。

この他にも差し引かれていたもの

国民年金基金連合会への手数料以外にも差し引かれていたものがありました。

それは、信託銀行への事務委託手数料です。

毎月63円資産から差し引かれます。

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感想

驚愕

知らないことがたくさんある

iDeCoは掛け金が全額所得控除となるというメリットが先走っていて、加入者に必要な経費などはあまり知らされていないことがよくわかります。

私も国民年金基金連合会への手数料などが必要であることは知っていたのですが、それが拠出金の中から支出されるものとは知りませんでした。

不勉強と言わざるをえないのですが、こういった費用面や制度上のルールなどももっと明確になっていくといいなと感じました。

できることならばこういった費用は通常の掛け金とは別に引き落としてもらえるとなお気持ちがスッキリしていいのではないかと思います。

限度額が少ないため利益が出るのがいつかなぁ

私のような確定給付企業年金導入企業や公務員の方は拠出限度額が月12,000円となっています。

そのなかからこういった費用を天引きされるのはちょっと腑に落ちないところがあります。

たまたまSBI証券に口座を開設しましたので、SBI証券への口座管理手数料は無料となっています。

これが有料になったらさらにSBI証券の手数料が毎月拠出金の中から差し引かれることになります。

これら天引きされた手数料をふくんでも利益が出るのは一体いつのことやらとちょっと心配になってしまいます。

さらに現在は凍結されていますが、特別法人税が復活したらいつ利益が出るのかわからない状態になってしまいますね。

長い目で見ると微々たるものかもしれませんが、短期的に見ると結構な金額が差し引かれるものなんだなぁと実感しました。

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まとめ

今日はiDeCo(個人型確定拠出年金)への拠出がスタートしたものの損益が大幅な赤字となってびっくりしたことについてお話しました。

国民年金基金連合会や信託銀行への手数料がきっちりと引かれたため積み立て当初は積立金額にたいして損失が大きいことがわかりました。

iDeCoはいろいろ無料と言われていますが、肝心な国民年金基金連合会や信託銀行への手数料はきっちり有料のままなんですよね。

ですので投資し始めてからしばらくの期間はマーケットが好調でも損失が発生した状況であることを覚悟しておかないといけないと思います。

私もiDeCoに資金を拠出し始めて数年が経過しました。

1年ほどは損失が発生した状況でしたが、現在では損失もなくなり、コロナショックを経験したにもかかわらず利益が発生しています。

60歳までこの資産は現金化できませんので、ゆっくりと結果に一喜一憂することなく積み立てていこうと思いますね。

では、またよろしくです!

iDeCo資産運用
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記事を書いてる人
ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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