証券会社との連携を売りとする銀行が最近増えてきました。
SBI証券とリンクする住信SBIネット銀行、楽天証券とリンクする楽天銀行、そして大和証券とリンクする大和ネクスト銀行がこのパターンですね。
証券と銀行がリンクすると非常に便利なのですが、無駄にたくさんの銀行の口座を保有するのも考えもの。
今回は私が利用しなくなった大和ネクスト銀行の口座解約をおこないました。
そこで、大和ネクスト銀行の解約方法についてまとめてみました。
大和ネクスト銀行の解約方法について
大和ネクスト銀行の解約についてはホームページにちょろっと記載されています。
これだけで、あとは自分自身で電話をして解約方法の指示を受けなくてはいけません。
私は大和証券の口座を保有していますので、コールセンターへ電話することにしました。
支店・コールセンターの電話番号はどこに載っているのかわかりにくいですよね。
電話番号はログインしたトップページの左下に掲載されていますのでチェックしてみましょう。
表示されている位置は以下のとおりとなります。(少し縦に長いですがご容赦ください)
さっそくこの電話番号へ電話をしてみました。
コールセンターへ電話
次にコールセンターへ電話してオペレーターと話す項目を選択した後オペレーターの方とつながったら
大和ネクスト銀行の口座解約の旨を伝えます。
そこからは具体的な解約手続きがスタートしていきます。
ちなみにコールセンターの電話だけでは解約手続きは終了しません。
別途書類への記入/捺印が必要となりますので気をつけていただければと思います。
この送られてきた書類に必要事項を記入・捺印し返送すればおよそ2週間で解約完了となります。
注意しなくてはいけないポイントとしては
- 銀行の取引状況は解約後はチェックできないので、解約前に出入金履歴等は自分でプリントアウトすることが必要
- 大和ネクスト銀行お客様カードは解約完了後自分でハサミを入れ廃棄すること
- 証券口座を維持し、銀行口座のみ解約する際、残高がある場合には自動的に大和証券の預り金に振替
となっていますので気をつけましょう。
書類の記入方法
大和証券のコールセンターへ電話をかけてから数日。
大和証券から大和ネクスト銀行の解約書類が送られてきました。
これを記入し、返送しなければ解約手続きが終了しませんので、がんばって書類に記入していきましょう。
解約書類は以下のような書類となっています。
書く項目はシンプルなもので、以下の通りとなっています。
- 記入日
- 氏名
- 住所
これに大和証券に届けている印鑑を捺印すればOKです。
記入した書類を同封されている返信用封筒に入れ、大和証券へ返送すれば解約手続きが行われます。
その後、解約完了の計算書が送付されますので、届いた時点で解約が完了したことがわかります。
特徴的なのはその書類の文字がでかいことでかいこと。
明らかに大和証券・大和ネクスト銀行の顧客層が高齢者を意識していることがまじまじとわかりました。
解約にかかる期間について
大和ネクスト銀行の解約にかかる期間はどれくらいかかるのでしょうか。
具体的には約3週間くらいかかると見たおいたほうがいいです。
その内訳としては、
- コールセンターに電話して書類を取り寄せるのに3〜4日
- 解約依頼書に記入捺印して返送してから約2週間
となるため、私の場合解約にはおよそ3週間かかりました。
残高が残っている場合、私は大和証券の口座は解約しませんでしたので、大和証券の預り金に振り返られていました。
その後、大和証券から出金先口座へ出金をしたので実質的には同じことなんですけどね。
なぜ私が大和ネクスト銀行の口座を解約したのか
では、次に私が大和ネクスト銀行の口座を解約したのかについてお話したいと思います。
解約した理由は以下のポイントです。
- あまり使わなかったから
- 他行あて振込手数料無料に魅力を感じなくなったから
- 証券口座の稼働率低下
- 楽天経済圏に加入したから
銀行口座自体あまり使わなかったから
大和ネクスト銀行を解約する最大の理由は銀行口座自体あまり利用しなかったからというシンプルなものです。
銀行口座を開設する以上は頻繁に利用したいもの。
しかしながら、大和ネクスト銀行はほとんど利用することなく、利用していたのは無理やり他行から自動引落で預金にするくらいしかなかったのです。
これくらいならば、証券口座への出入金も大和証券口座の預り金で十分ではないかと思ったのが最大の理由ですね。
しかも出金手数料がセブン銀行ATM以外では必要となり、その無料であるセブン銀行ATMでも日曜日には出金手数料が必要です。
そのため、メインで使っている住信SBIネット銀行と比較してサービス面で劣ることは明らかです。
他行あて振込手数料無料に魅力を感じなくなったから
大和ネクスト銀行の大きなメリットとしては他行あて振込手数料が無料というものです。
大和ネクスト銀行は他行あて振込手数料が本人口座なら何回でも・他人あてなら月3回無料です。
以前は他行あて振込手数料が無料なのは魅力に感じました。
しかしながら、以前と比べて資金の移動の必要がなくなったことからこの最大のメリットがかすんでしまっていました。
一番良く利用していた証券口座の入金もゆうちょ銀行による即時引き落としができますので利用する必要性がなくなりました。
これも大和ネクスト銀行の口座を解約しようと思った理由の一つです。
大和証券自体の稼働率が低いから
私はメインの証券会社としてSBI証券を利用しています。
大半の株式や投資信託はSBI証券で保有しているんですね。
ではなぜ大和証券の口座を利用しているのか。
それは持株会から引き出した自社株の管理と個人向け国債のためです。
それ以外の用途には使用しませんので、稼働率は当然ながら低くなります。
本来ならば証券口座も解約したらいいのでしょうが、従業員持株会から引き出した自社株の受け皿が大和証券の口座に入るため、解約するわけにはいかないんですよね。
それくらいの利用頻度ならば証券口座のみ保有して出入金は預り金からすればOKだという結論になりました。
楽天経済圏に再参入したから
以前、私は楽天証券・楽天銀行、そして楽天カードの3点セットも保有していました。
その後口座断捨離の一環として解約を行い、大和ネクスト銀行の口座を開いた経緯があります。
しかしながら、楽天グループがユーザー囲い込みの一環で俗に言われる楽天経済圏が非常に魅力的であることがわかりました。
そのため、私は口座断捨離に反して再度楽天カード、楽天銀行、そして楽天証券の口座を再開設することにしたのです。
そうなると稼働率の低い口座はさっさと解約を行うという基本方針のため、大和ネクスト銀行の口座を解約することにしたんですね。
まとめ:いらない口座はさっさと解約しましょう
今回私が不要だと判断した大和ネクスト銀行の口座解約方法についてまとめてみました。
解約方法についてはとても簡単なものの、コールセンターへの電話が必要、かつ書類に必要事項記載・捺印が必要でした。
口座をつくるときは気軽に開設することができるのですが、解約というのはとにかく腰が引けるもの。
しかしながら、利用していない口座ならばさっさと解約したほうが自分が管理する必要もなくなりますので身軽になります。
また必要になれば再度契約すればいいのですからもっと気軽に解約したいものですね。
これからも不要な口座は解約していきたいと思います。
では、またよろしくです!
コメント