我が家にはなぜか古い英字新聞があります。
これは妻が独身のときに段ボール箱などに貼り付けるとちょっとおしゃれになるという目的で買ったものなんです。
日付は2003年。
現在はハムスターを入れる段ボール箱の敷物に使っています。
たまたま私がハムスターの敷物にしていた英字新聞が汚れたので取り替えようとしたときにふと目に入ったものがあります。
それはニューヨーク証券取引所の株価欄。
もう17年も前の新聞です。
あの企業やこの企業の株価はどうなっているのかな?と思いみてみると・・・
いやぁ、びっくりしましたね。
この記事ではAmazonの株価を参考にまだ大きくないときに買っていたら今はどうなっているのか、
そして以下に持ち続けるのが難しいのかについて考えてみました。
2003年のAmazonの株価はどうだったのか
ではたまたま見つけたAmazonの株価は2003年1月17日はどうだったのでしょうか。
ご覧ください。
終値が21ドル40セントなんですね。
さて、2020年12月時点の終値を見てみましょう。
なんと、3104ドル20セントなんですね。
もし2003年にAmazon株を買っていたら(当時は米国株は購入が難しかったのであくまで仮定ですが)145倍まで膨らんでいた超お宝株となっていたわけです。
Appleもどえらいことになっていた
たまたま撮影したのがAmazonの株価の比較のためだったのですが、偶然Appleの株価も掲載されていました。
当時は14ドル10セントと終値がついています。
しかしながら、アップル株は分割をおこなっていますので、今の株価に直すと少し遅れて2003年1月31日の場合0.26ドルとなっています。
2020年12月現在121.78ドルですので468倍にまでふくらんでいます。
いやぁ・・・恐るべしGAFA。
ひめだかが感じたこと
このような衝撃的な株価を見てみて感じたことについてまとめてみたいと思います。
値上がり幅がすごすぎる
一番最初に感じたのは値上がり幅がすごすぎるということです。
よく、10倍に膨れ上がった株のことをテンバガーといいますが、そんなものじゃない
100倍以上にふくらんでいるわけです。
2003年当時にAmazon株やApple株を買って持ち続けられた方はきっと大勝利でしょう。
100株も持っていたらきっと大金持ちになっていることは間違いないですね。
あくまで結果論
すごいなぁ、すごいなぁと思っているのですが、あくまでも株価がものすごく高くなっているのはあくまでも結果に過ぎません。
2003年当時Apple株やAmazon株を自由に買えるような環境ではありませんでした。
今では当たり前に気軽にネット証券で米国株を購入することができますが、当時は大手証券会社で高額の手数料を払って購入しなければなりませんでした。
そして日本株は非常に厳しい状況だったので、ここであえて高い手数料を支払って増えるか減るかわからないIT企業に投資していたかわかりませんよね?
しかも当時はITバブルが弾けた後でしたので、なおさら買おうとするのにはちゅうちょしていたと思います。
さらに為替の問題も入ってきます。
当時は今みたいに安定している相場ではなく1ドル80円台もざらです。
さらにリーマンショックと円高でダブルパンチを食らう状況ではなかなか持ち続けるのは難しかったのかなとも思いますね。
今の環境はありがたい
そしてもうひとつ感じるのが今の投資環境はとても便利になってありがたいというものです。
今は米国株に限らずさまざまな国の株式を低い手数料で購入することができます。
私も以前は海外ETFを購入していたのですが、ネット証券で販売されていても手数料は27.5ドルかかりました。
そう思うといまはとても環境としてはありがたいなぁとおもいますよね。
そしてこの時期から投資を始められた方がちょっとうらやましくも思います。
私は昔から投資をしていましたが、当時はとてもじゃないけど海外個別株など買うことができず、インデックスファンドも今から比べると高コストでしたので。
まとめ:古新聞からいろいろかんがえられてよかったです。
今回、たまたまハムスターのために交換しようとした英字新聞がたまたま株式欄で、そこでみたAmazon株やApple株が大化けしている現実にびっくりしたことについてお話ししました。
当時から持っていれば確かにボロ儲けだったでしょうが、なかなか相場は激しく動くため振り落とされたり、円高で価値が激減していたためなかなか持ち続けるのは難しかったと思います。
たまにはちょっと昔の新聞などを見ながらあのときは・・・と思いをはせるのはいいかなと感じましたね。
では、またよろしくです!