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インデックス投資家が東証スタンダード銘柄を買い始めて感じたこと

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このブログを更新するのは本当に久しぶりです。
ありがたいことに、ななし(X:@_teeeeest)さんから例年ベストバイストックという企画への参画を招待されました。

普段は何もブログの記事を書いていない私です。

ふと、「何を書こうか」と考えてみました。

例年ならば大した投資内容は決まらず、無理やりETFとインデックスの乖離率や贔屓でない大手証券会社を無くしてしまえとか
ちょっと過激なことを考えたのですが、僕の柄ではないしと早々にボツに。

でも今年はそんなことありません。

私、ひめだかは今年から純粋なインデックス投資家ではなくなったんです

今年買い始めた金融商品をリストアップしてみましょう。

  • 日本小型個別株投資
  • 米国生債券
  • 暗号資産(仮想通貨)
  • 十分ネタがあるじゃないかと。

    投資家としてのスタンスだとこれらをぐだぐだと書けばいいのですが、ななしさんがおっしゃるのはベストバイ「ストック」です。

    ですので、冒頭のガチのインデックス投資家だった私が東証スタンダード高配当銘柄にたどり着いたきっかけや銘柄選択などについてご紹介してみたいと思います。

    ひめだかが買ってる株

    理由とかは後回しにして、早速ひめだかがどのような株を買っているのかをご紹介しましょう。

    基本コンセプトがネットキャッシュ比率1以上,PRE10倍程度,PBR1倍未満,配当利回り4%以上です。

    このネットキャッシュ比率が肝なのですが、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
    有料記事ですが、1ページ目に計算式が載っています。

    清原達郎式「小型成長株投資」の候補240銘柄を抽出!ネットキャッシュ比率で浮かぶ割安株リスト
    日本株展望や投資の心得などを説いた「伝説のサラリーマン投資家」清原達郎氏のインタビューに続き、本稿では、清原氏が実践してきた小型成長株投資の要諦を凝縮解説する。併せて、同氏の定義する「ネットキャッシュ比率」1以上の割安銘柄を独自に抽出。清原...

    私はこれをより厳しい値を採用(流動資産から在庫等のうち半額を控除)しているものとPER,PBRを四季報オンラインから引っ張ってきています。

    これのうち配当利回り4%以上の銘柄に分散投資していますね。

    現在のところ、19銘柄ありました。

    なお、ほとんどが「東証スタンダード銘柄」です。

    海外投資家も機関投資家もインデックス投資家も見向きもしない「無視された銘柄たち」です。

    これらがメインに投資している銘柄です。

    一部プライム銘柄がありますが、ほとんどはスタンダード銘柄たちです。
    当然ながら取引高もプライムと比べるとほとんどありません。

    ひめだか銘柄の意外な特徴

    私が保有する銘柄は意外な特徴があるようです。

    配当利回りが高いし、株価も安めなのは当然なのですが、

    意外と値動きが穏やかというものがあるんですね。

    あんな半導体を作る機械の会社とかそんな服屋さんみたいな日経平均採用銘柄は値動きは結構荒いのですが、私が持っている銘柄の値動きは極めて穏やかです。

    まぁ、マーケットにひっそりいる石の裏にいるダンゴムシのような感じですが(笑)

    配当はしっかり

    石の裏にひっそりいるかのような銘柄たちなのですが、配当はしっかりと産んでくれます。
    先ほどの表を見ていただけるとわかるのですが、4%以上の配当利回り銘柄でした

    これは高配当株を狙って購入したものではなく、ネットキャッシュ比率の高い銘柄をスクリーニングしたらたまたま高配当株式がたくさんあったというだけの話です。

    では、次になぜ私が東証スタンダード銘柄での高配当銘柄投資にハマってしまったのかについてご紹介します。

    なぜ個別株投資を始めたのか

    一冊の本との出会い

    今までガチのインデックス投資家であった私がなぜ日本小型高配当株と出会ってしまったのかについてお話ししたいと思います。

    それは、清原達郎氏の本と出会ってしまったからなんですね。

    本を読むのが苦手な私は、たまたまAmazonAudibleという本を朗読してくれるサービスに契約していてインデックス投資に限らずいろんなジャンルの本を聴いていました。

    そのような中でたまたま清原達郎氏の「我が投資術」があったので聴いてみたんですね。

    すると日本小型株投資の魅力を知ってしまい、独自のスクリーニング法も紹介されていました。
    どうせならメジャーなやつよりマイナーな方法で探してみるかということでチャレンジすることにしてみました。

    インデックス投資だけだった時よりも、投資における知識の幅が広がった気がします。

    石の裏のダンゴムシを探す毎日

    清原氏のスクリーニング法をそのまま真似ても、いいなと思う銘柄がたくさん出てくるわけではありません。

    「流動資産」というものでも、業種・会社によって計上するものは様々です。

    販売用不動産(不動産業)、貸付金(証券会社等)など個人的にクエスチョンをつけたくなるような流動資産がたくさんあるようなものもたくさんあります。

    それらをクリアしたとしても異常に配当利回りが低い企業、親子上場で親会社に億単位の経営指導料支払うくせに配当利回り1%未満のような企業と必ずしも清原氏の計算法が全てではないんだなということも学びました。

    そんなこんなで独自のパラメータを入れたりして石の裏にひっそりと潜むダンゴムシのような株を探すのが楽しくなりましたね。

    これからやっていきたいこと

    私がやっている東証小型株投資のご紹介をさせていただきましたが、これからをやっていきたいことについてご紹介したいと思います。

    のんびりと続けていきたい

    数ヶ月間の間に40ほどの銘柄を購入し、さらにその倍くらいの銘柄をリサーチしてみましたがある程度の目処はたったと思っています。

    それなりにいい銘柄を仕入れることができたと思っていますが、基準を若干下回ったからといっても手放すことをしていません。

    なんたってスタンダード銘柄ですので何があるかわかりません。

    分散投資として配当をもらいながらじっくりと放置しておこうと思っています。

    急落時には買い進めることができるようにする

    穏やかな値動きの保有銘柄なのですが、ちょっと嵐になると荒れ狂うことは容易に想像できます。

    2024年8月初頭の暴落時にはこれらの株も大きく値を下げました。

    そのような時には損切りなど売り逃げるのではなく、できうる限り買い進めるようにしたいと思います。

    実際年初来底値の銘柄もありましたが、指値注文を入れておき、刺さったらラッキーと思って放置しています

    リサーチを楽しみたい

    最後にはリサーチを楽しみたいというものがあります。

    素人ながらも自分なりにリサーチして見つけてきた銘柄です。

    四半期決算や四季報発売の際にはデータをアップデートしたりしてリサーチを楽しみたいと思います。

    思ったよりよかったり、悪かったりと複雑ですが、値動きとともに財務諸表を見ながらデータをぽちぽちしていきたいと思いますね。

    まとめ:個別株投資も楽しいね

    数十年間ガチのインデックス投資家としてやってきた私が、個別株投資、しかも東証スタンダード銘柄を買い始めて感じたことについてお話ししました。

    きっかけは清原達郎氏の本との出会いだったこと、銘柄がいわゆる「石の裏にひっそりと生きるダンゴムシのような銘柄」だったこと、そして配当利回りが実は結構高いことなど、チャレンジしてみないとわからないことだらけで、取り組んでよかったなと今では思っています。

    よく高配当投資は悪という強い意見を目にして心を痛めることがあるのですが、昔は私も同様な気持ちでした。

    しかしながら、決めつけはいけないということは今は感じていますね。

    これからも個別株投資にかぎらずいろんな投資にチャレンジしてみたいなと感じています。

    では、またよろしくです!

    個別株
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    記事を書いてる人
    ひめだか

    インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
    1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
    【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
    妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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