私は毎月給料日現在の金融資産の残高を表計算ソフトでつけてきました。
その期間はおよそ15年。
その間にいろんなことがありました。
経済的なアクシデント、天災事変、私自身が職場を去ったこと、そして現在となんとか家族崩壊せず生きることができています。
非常にありがたいことだと実感しています。
そのようなことがこのあとご紹介する1枚の写真でいろいろ思い出されるんですね。
この記事では、私が資産運用しながら毎月資産残高のグラフをつけてきて感じることについてまとめてみました。
まずはこのグラフを見てください
では、このグラフを見てください。
2008年から現在まで毎月つけてきた資産残高のグラフです。
このグラフでは、リスク資産、現預金含んだものとなっています。
私はグラフを毎月ちまちまとつけていくたびにいろいろ感じるものがあるんですね。
次にはこのグラフを付けていて感じることについて書いていきたいと思います。
毎月グラフを付けていて感じること
毎月私がグラフをつけていて感じることについていろいろお話しして行きたいと思います。
投資していてよかった
一番感じるのは投資をしていてよかったというものです。
我が家の金融資産のうちリスク資産の割合はおよそ7割。
また、私の資産配分のまずさもあり、思ったよりも資産の伸びがよくないかもしれません。
しかしながら、投資をしていなければこのような資産残高の伸びはなかったと思っています。
金融的なアクシデントにも負けず、撤退することなく、コツコツと投資をしていてよかったなと実感していますね。
金融資産があったからこそ立ち向かえた
私は以前勤務していた職場でハラスメントを受け、勉強しながら、労災認定を得ることができました。
労災申請を行うということは会社と真っ向から対立するということを意味します。
在職しながら労災申請を行われる方もいらっしゃいますが、本当に意志の強さは尊敬に値すると思っています。
しかしながら、私はそのような根性もなく、休職して退職することを決意し、さらには法律系資格の勉強をしてようやく申請までこぎつけたへたれです。
しかも年齢は50歳が見えてくる状況で、再就職もきびしいなかで、会社に対して自分が受けたことを堂々と主張するためにはやはりお金が必要だったと感じました。
もちろん申請自体はお金はかかりません。
しかしながら、自分と家族の生活を維持していくためには金融資産の担保が必要だった ことは否めませんね。
家族との暮らしを守るためにはそれなりの金融資産を確保しておいてよかったと感じています。
思ったよりも変動が激しい
そして最後に感じるのは思ったよりも金融資産の変動は激しいということです。
私のリスク資産のうち、株式が占める割合はおよそ6割。
残りは債券だったりREITだったりします。
資産の伸びもマイルドなはずですが、マーケットが荒れたときにはは思いっきり資産残高が減ったりとなかなかハードモードなんですね。
もちろん、お金が増えるときはとてもうれしいです。
よく、投資は航海だと例えられますが、まさにさざなみではなく、外海にでた航海のような気持ちを持っていますね。
これからどうする?
いろいろ感想をお話ししたあとで、これからどうしていきたいかについてもお話ししていきたいと思います。
ずっと続けていきたい
一番感じているのはずっと続けていきたいということですね。
今まで15年近く続けてきたことですし、マネーフォワードの数字を貼り付けるだけの簡単な作業ですので、ずっと続けていきたいと思います。
一つの数字がまとまるといろんなことが見えてきます。
これからも数字をまとめていき、より充実したグラフにしていきたいですね。
ひと手間かけても難しくしないことが大切
このグラフを付ける前にはポートフォリオ表を毎月作成していました。
ところが、とても大変であまり続かなかったんですね。
確かに損益率などのグラフをつけるともっと充実したものとなるのでしょうが、スキルも能力もない私は残高をつけるのが精一杯でした。
一方で、現在ではマネーフォワードなどで簡単にグラフにしてもらえます。
それはそれで便利なのですが、ちょっとひと手間かけてグラフをつくるのもたのしいなと私は思っています。
まとめ:残高だけでもグラフにまとめるといろんなことがわかりますよ
今回我が家の資産残高のグラフを15年ほどつけていて実感することについてまとめてみました。
残高をつけるデータはマネーフォワードの数字を貼り付けるだけなのですが、年数が経過するにつれて資産が変動するとともにお金だけでなく、自分や家族といろんなことがあったなということが見えてくるようになりました。
損益率つけるとなかなか大変なのですが、残高だけならすぐにつけられますので、私は続けていこうと思います。
もちろん金融機関等から提供されるグラフで見るのもいいのですが、ちょっとひと手間かけた感覚でとても大事なものになってきますよ。
では、またよろしくです!