新年あけましておめでとうございます。
本年も「こつこつとスマートに暮らそう」とひめだかTwitterアカウント(@kotsu2life)をなにとぞよろしくお願いいたします。
ここ数年間新年最初の記事(新年の挨拶を除いて)は、私の投資方針をご紹介することにしています。
投資方針を記事にしている理由としては2つあります。
- ひめだかがどのように投資をしているのかお話しするいい機会だから
- 自分自身の1年間の投資方針を決めて、自分自身にそれを守らせるため
というものです。
毎年投資方針を決めているおかげで、2020年3月から4月にかけてのいわゆる「コロナショック」のときにもうろたえることなく、当初の投資方針を貫き通すことができました。
ですので、今年1年間も投資方針を決めることで、暴落の嵐や暴騰の狂喜乱舞が襲ってこようとも普段どおりの投資を続けていきたいと思います。
2021年投資方針
では早速私の投資方針についてご紹介したいと思います。
ざっくりとみて以下の方針でやっていきます。
では、それぞれの方針について見てみたいと思います。
運用資産・ポートフォリオ
私は以前は個別やFXもふくめた複数の資産に投資を行っていました。
しかしながら、現在は休職中であるために、仕事をしていたときと比較して収入が激減しているため、個別株にリスク資産を投じる余裕がなくなりました。
そのため、2021年はインデックスファンドのみの運用を行っていきます。
私が運用するポートフォリオは以下の通りで2020年と変化はありません。
このちょっとクラシカルなポートフォリオを維持していきます。
一方iDeCo資産は
というシンプルな構成で取り組んでいきます。
iDeCo資産と通常のリスク資産の割合は混合しないものとします。
投資方法
投資方法は2020年と同様にバリュー平均法による積立投資を実施していきます。
以前は個人で保有しているリスク資産(NISA・特定口座)のみバリュー平均法で投資を行い、
iDeCo(個人型確定拠出年金)についてはドルコスト平均法で積み立てを行いました。
iDeCoの資産も加入後数年が経過し、ある程度の金額となりました。
そのため、2021年からはiDeCo資産もバリュー平均法を採用することに。
このバリュー平均法の投資方法についてはあとで詳しくお話しします。
投資利回りは年5%と設定
私が想定する投資利回りは2020年同様に年5%に設定します。
ポートフォリオ作成サイトでシミュレートをしてみたところ概ね6%程度のリターンがでてきます。
しかしながら、そこまではちょっと厳しいかなとも思っています。
そのため、少し甘いかもしれませんが、暴落時の追加拠出を考慮に入れて例年通り年5%に設定しました。
これでも14年後には資産は2倍になるのですから侮れませんね。
急激なファンドや投資資産の変更は行わない
そしてあわせて超大事なことは急激なファンドや投資資産の変更は行わないということです。
どうしてもマーケットが荒れたときにあのファンドを持っていればなど隣の芝生が青く見えるものです。
私も悔しい思いをいろいろとしてきました。
そのために多少はリターンが低いものの8資産均等型がメインになっているというのが大きな理由となっています。
これだけ多くの資産、期間を分散させて投資しているということなので、あわてて資産やファンドの変更はしないということは肝に銘じていきたいと思っています。
どうしても変更したければ、数ヶ月かけてじっくり考えるようにしていきます。
ここまでは大雑把な資産運用についての方針なのですが、次からは私の投資のキモとしているバリュー平均法の運用方針についてまとめてみます。
バリュー平均法の運用方針
次に私が運用の基本方針としているバリュー平均法の運用方針をまとめていきたいと思います。
投資日程
通常の投資資産、iDeCo両方にバリュー平均法を2021年から採用していくのですが、投資する感覚はどちらも同じようにしていきます。
- 通常の投資資産:1,4,7,10月
- iDeCo資産:3,6,9,12月
理由は大したものではありません。
投資に関連したブログを書いているなど、お金のことには興味がある私です。
普段も皮算用をよくしているので、どうせならずらすことで楽しむことを増やしたいというただそれだけの理由です。
バリュー平均法のルール
基本の年利回り5%を4分割した3ヵ月利回り1.25%ずつ増えるようバリュー経路(資産の増え方)を設定します。
正確には年間利回りが5.09%となるのですが、そこは気にせずわかりやすさを優先するようにしていきます。
バリュー経路より資産の金額が高ければ売却、足りなければ購入を行います。
売却の順序
バリュー経路より資産額が高い場合には資産を売却するのですが、できるだけ税金の負担を少なくするために一般NISAを併用しています。
そのため、資産を売却をする際には順序を決めることにしています。
- NISA口座(利益が出ているもの)
- 特定口座(損失が発生しているもの)
- 特定口座(利益が出ているもの)
- NISA口座(損失が発生しているもの)
特定口座は損益通算をするため、損失を売却したあとは利益が出ているものを売却することで、支払う税金を少なくしようと考えています。
iDeCoの場合には先進国株式インデックスファンドから定期預金にスイッチングする方法で行っていきます。
投入資金
バリュー平均法で投入する資金としては預貯金・預り金とします。
金融システムが正常に作動している場合には、数日で現金化することができますので、必要なときにはちゅうちょなく現金化をすることにしています。
資金が枯渇したときの対策
通常ではバリュー平均法で耐えられる程度の預貯金を保有している私なのですが、何らかの理由で投資資金が枯渇する可能性があります。
バリュー平均法は暴落時にいかに資金を拠出し続けるかというのが最大の課題ですので、極力このような事態にはなりたくありませんが、もしものことを考えておきたいと思います。
私の場合には資金が枯渇したときには
- 投資予定金額を記録しておく
- リバランスのみ続ける
- マーケットが回復したときに投資予定金額を償却していく
という方針を続けていきます。
まとめ:今年も退場しないように続けていきます
新年最初のブログ記事ということで、私が2021年の1年間どのように運用していくのかについて考えてみました。
通常通りバリュー平均法で運用していくのですが、今年は通常のリスク資産に加えてiDeCo資産もバリュー平均法で運用していきたいと考えています。
今年もマーケットはいろいろと荒れるとは思います(毎年思っていますが・・・)。
そのような荒々しい相場環境でも生き延びられるように1年間投資に励んでいきたいと思います。
最後になりましたが、今年もブログの記事も書いていきますので、読んでいただけたら幸いです。
では、またよろしくです!