私が毎年行っているのが家計格付けチェックです。
資産額や支出・収入などをプロットすることによって我が家の家計がどのようになっているのかについて毎年ざっくりとですがまとめています。
今年はいろいろありましたので、家計格付けチェックは行いたくなかったのですが、やはりいいことも悪いことも含めて行ってみたいと思います。
今年は例年とちがって劇的に変化してしまいました
この記事では、家計格付けチェックを行ってみて私が感じたこと、そしてどのように来年はお金の使い方をどうしていこうかについて考えてみたいと思います。
2019年家計格付けチェックの結果
2018年と比較して2019年家計格付けチェックはどのように変化したのでしょうか。
結果はこちらとなっています。
の3点です。
それぞれの結果について見てみたいと思います。
当然ながら格付けは低下した
一番の衝撃は格付けが低下してしまったということです。
- 2017年は総合点が74点で、格付けはA2
- 2018年は総合点が83点、格付けはAa3
だった一方で
2019年は総合点が68点で、格付けはBaa1とランクが下がってしまいました。
大変残念なのことなのですが、私は現在メンタルをやられてしまって休職中の身です。
働けていないので当然ながらお給料はいただけなくなりました。
そのかわり健康保険から傷病手当金というものをいただきながら生活を送っています。
この傷病手当金、標準報酬月額の2/3いただけるという健康保険のセーフティネットの一つです。
今までのお給料の2/3となるため当然ながら収入は減ってしまっています。
資産運用に助けられた
2番めは資産運用に助けられたというものです。
昨年から資産残高はかなり増えて1年を終わることができそうです。
しかし、この資産残高はあくまで含み益のため、収入金額には反映されません。
もしこの資産残高がなければ、今の休職ライフももっと変わっていたことでしょう。
無理やり復職して消耗していたのかもしれませんが、資産残高が精神安定剤的な役割を果たしていますね。
支出は少し上がった
最後に感じたのは支出は少し上がったというものです。
昨年と比較すると子供が大きくなるごとに支出金額は大きくなっていく傾向があります。
さらに冒頭でもお話しした収入が激減してしまったことから赤字になっていることがわかりますね。
ちょっとやばい。
支出はある程度QOLを確保しながら節約していますので、固定費はほぼ節約しつくしています。
ですので、残念ながら支出は赤字となってしまいました。
このことから格付けはいびつな形となっています。
家計格付けチェック2019の詳細について
つぎに私自身の家計格付けチェックをどのようにしたのかについてご紹介します。
家計格付けチェックは日経電子版の記事であったものです。
5年ほど前の記事なのですが、現在はリンクが切れて亡くなってしまいました。
そこまで厳密なものをもとめていませんので全く問題なくチェックすることができます。
家計格付けチェックは5つのステップに分かれています。
- 家計簿で得たデータを基に求められたデータを入れる
- 資産残高とローンの割合・貯蓄率・家族一人あたりの資産を算出
- 項目別の評価を確認する
- レーダーチャートでバランスチェック
- 格付けをチェックする
では、それぞれみてましょう。
家計簿で得たデータを基に必要なデータを計算する
まずは自分のおカネに関する基礎体力ともいえるデータを引っ張り出してきます。
毎日家計簿をつけているのならばそのデータを持ってくればいいのですが、私は家計簿をつけていませんので、ざっくりとしたデータとなっています。
細かい支出はマネーフォワードから、あとは給与明細や入金明細から概算で算出しました。
また、生活費は一定金額を別口座に入金していますのでその金額をそのまま支出額としています。
そこで得られた数値が以下の通りとなっています。
資産残高は2018年11月(12月にガッツリ減りました・・・)と比較して500万円ほど増えたのですが、収入の金額が激減しています。
これで0馬力、3人家族が住んでいます。
資産残高とローンの割合・貯蓄率・家族一人あたりの資産を算出
このデータをもとにローンの割合や収入に対する貯蓄の割合、そして一人あたりの金融資産を算出していきます。
といっても難しい計算方法ではないので、電卓があれば簡単に算出することができます。
そこで得られたデータが次の値ですね。
当然ながら借金はありませんので、相変わらず自己資本比率は100%となっています。
ただ悲しいことに、毎月赤字決算となっていますので、Bの値はマイナスになってしまいました。
家族1人あたりの資産は昨年よりも167万円のアップ。
0馬力の割には資産残高がアップしていますので非常に助かっています。
項目別の評価を確認する
つぎに項目別の評価を確認していきます。
チェックリストをもとに、さきほどプロットしました数値をあてはめることにより点数を算出していきます。
項目は
- 家計安全度
- 貯蓄パワー
- スケールパワー
- コストダウン努力
- リスク耐久力
の5点です。
結果は以下の表のとおりとなりました。
当然ながら貯蓄パワーはマイナスになってしまったのですが、他のポイントは昨年と同様となっていて守りに特化した家計となりました。
平均よりも資産残高が高いためゲームオーバーになる可能性は低そうです。
レーダーチャートでバランスチェック
総合点数の算出だけでも十分おなかいっぱいなのですが、
次には大手企業労働組合の平均と比較して自分がどの位置に属しているのかレーダーチャートでチェックしてみましょう。
私の場合、以下の通りとなりました。
ここでも明らかにわかってしまいます・・・
貯蓄パワーのなさを。
働けていないのですから、仕方ないですね。
そしてもう1点。
コストダウン努力が平均並みとなっています。
これも改善の余地があるかなと感じましたね。
いよいよ格付けチェック
そして最後に格付けをつけることにします。
ここで参考にさせていただいた記事では毎月算出するようになっているのですが、さすがに私はできませんので、年1回だけとさせてもらっています。
ちなみに
- 2017年はA2
- 2018年はAa3
だったのに対して
2019年はBaa1と4ランクダウン。
やはり貯蓄パワーが完全にへし折られたのが影響しています。
感じたこと
2019年版家計格付けチェックを行ってみて感じたことについてまとめてみましょう。
収入が激減するとかなり痛い
一番感じるのは収入が激減するとかなり痛いということですね。
幸い私は傷病手当金をいただけているので、標準報酬月額の3分の2の金額はいただけています。
しかしながら、住民税や健康保険料、そして厚生年金保険料が高いため、相当な金額が差し引かれてしまいます。
もともと節約体質ではあったのですが、赤字があたりまえの生活になってしまいました。
ですので、来年はもっと節約に励まないといけないなと感じましたね。
資産運用していてよかった
2番めは資産運用を行っていてよかったというものです。
収入が激減したため、貯蓄することができなくなったのですが、2019年は非常に相場が良かったため、資産残高はアップしました。
休職という経験したくないことを行っているにもかかわらず、資産残高があるためゲームオーバーにならないという安心感は相当なものだと思います。
元気なときにコツコツとインデックス投資をメインとする資産運用をしていて本当によかったと思っています。
まとめ:2020年はどうなるかな?
今回2019年の家計格付けチェックを行ってみました。
結果としては収入が激減したため格付けは下がったものの、資産残高に支えられ、なんとか生活が出来ているというありがたい結果となりました。
2020年は自分の人生を決める年と思っていますので、よく考えてお金を大切に扱っていきたいと思いますね。
2020年末の家計格付けチェックの際にはなんらかのメッセージが出せると思うので、そのときはどうなのかなとも思いました。
来年はもっと節約しないといけないとも感じましたね。
では、またよろしくです!
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