株式市場が好調な現在、株式100%でいくという方が非常に多く見受けられます。
さらに米国株のみでいくぞ!という方が非常に多いのもまた事実ですよね。
ところが私の場合はメインのファンドはeMAXISバランス8資産均等型(無印・Slim)なんです。
これだけ相場が良い中でもリスク資産の8割は8資産均等型バランスファンドのポートフォリオです。
今回、Twitterのフォロワーさんの一人であるななし(@_teeeeest)さんの企画であるベストバイストック2019に賛同させていただき、どのようなお話をすればいいのかについて考えてみました。
前日は橘龍馬さんからバトンをタッチされました!
ちなみに橘さんの記事はこちらですので一緒にお読みいただけたらと思います!
やはり私にとっては8資産均等型バランスファンドのお話がいいかなと思い、あらためてベストバイだと思っている理由について考えてみました。
ちなみに1ヶ月間ブロガーさんがそれぞれ感じるベストバイな株や投資信託などの金融商品について語っていますのでぜひチェックしてみていただけたらと思います。
つねにベストバイな理由
私がつねにeMAXISバランス8資産均等型(無印・Slim)がつねにベストバイな理由についてお話ししたいと思います。
平均の中の平均
8資産均等型バランスファンドがベストバイであると考えている理由の一番の理由は平均の中の平均ということがあります。
リスク資産は株式や債券やREITなど様々なものがありますよね。
出典:JPMorgan HP 「Guide to the Marketsでスッキリ解決!(3)」
これらの資産がどのように増えたり減ったりするのかは毎年大きく変動しています。
あるときには株式が、あるときにはREITが、そしてリーマン・ショックのときにはなんと日本国債が一番リターンが高かったんですね。
それをすべてひっくるめて一つのファンドとしているためいわば平均の中の平均という立ち位置になっています。
そのためベースとなるファンドとしては最適だと感じています。
思考停止ができるから
2番めの理由としては思考停止ができるからということがあります。
8資産均等型バランスファンドの場合、以下の資産を12.5%ずつ均等に配分されます。
一つのファンドで株式(国内・先進国・新興国)、債券(国内・先進国・新興国)、REIT(国内・先進国)これだけのリスク資産を持てることになります。
するとリスク資産で爆上げした資産に投資していなかったと後悔することもありません。
すると全部の資産に投じていることでいい意味での「思考停止」状態になれるからです。
思考停止は通常ではあまり良い意味では取られないのですが、市場の変化も気にせず投資したまま勝手にリバランスしてもらえるのでここでの「思考停止」は投資家にとってもメリットが有ると思いますね。
トッピングも自由自在
そして最後の理由がトッピングも自由自在ということがあります。
私のポートフォリオは以下の通りとなっています。
- eMAXIS Slim 8資産均等型 80%
- たわらノーロード 先進国株式 10%
- EXE-i 中小型株式ファンド 10%
8資産均等型ファンドを80%、株式ファンド20%にしておけば
株式:非株式=1:1にできるなどトッピングも自由自在となっています。
リスク資産のベースにしてトッピングしていくという使い方も自由にできるので非常に便利だと感じていますね。
8資産均等型ファンドがメインにいたるまで
私もeMAXISバランス8資産均等型がメインになるまでは従来型のファンドを購入していました。
さらには海外ETFも購入していました。
つぎには8資産均等型ファンドがメインになるまでのことについてお話ししたいと思います。
海外ETFも購入していた
私は以前にはVTなどの海外ETFも購入していました。
時期は楽天証券やSBI証券が海外ETFを取り扱い始めたときですね。
憧れのVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)100%の時期もありました。
しかしながら、
- 当時は現在のように取引手数料が無料ではなく、27ドルかかる時代
- 1万ドル単位でFXから現引きでないと為替コスト上不利
- 万が一のときに遺された家族が取り扱うのが非常に難しい点
などから国内籍インデックスファンドに変更しています。
リーマン・ショック後の〇〇ショックの連続
次に私に大きな影響を及ぼしたのはリーマン・ショック後のさまざまな経済的なアクシデントです。
リーマン・ショックからアベノミクスの間にはさまざまな経済的なアクシデントが私を含んだ投資家を襲いました。
- ギリシャショック
- ドバイショック
- 東日本大震災
などなど・・・
その間投資家にとっては不毛な時期が続きました。
現在のような株式ファンドが報われる時期ではありませんでした。
投資していないアセットに限って爆上げ
そして最後には投資していない資産(アセット)に限って爆上げしたという経験もありました。
海外ETFからインデックスファンドに変更したときには先進国株式100%だったのですが、
そのようなときに限ってREITや新興国株式が爆上げ。
投資していないファンドに限って上がってしまうという悲しいことが起こってしまったのです。
それだったらすべての資産に均等に投資する8資産均等型がいいじゃないかと考えて現在のかたちになりました。
8資産均等型に感じること
つぎにいつも買い続けているeMAXIS バランス(8資産均等型)について感じていることについてまとめてみたいと思います。
私にとっては常にベストバイ
このファンドを買い付けるようになって一番に感じることは私にとっては常にベストバイということです。
無駄に投資家としての経験(失敗経験の方が多いですが)があるにもかかわらず、個別株や株式インデックスファンドをメインにすることなくバランスファンドをメインにしたのはいい意味での思考停止状態になりたかったからですね。
そこそこ売れているものの、ライバルも増えてきた現在でも私にとってeMAXISバランス(8資産均等型)は安定したベストバイファンドとなっています。
思ったよりも値動きが大きい
2番めに感じたことは思ったよりも値動きが大きいということです。
このファンド、バランスファンドといってなめることなかれ。
意外と値動きが荒く、山高ければ谷深しといったファンドとなっています。
詳しくは以下の記事をご参考くださいね。
ちょっとつまらないかも
最後に感じることはちょっとつまらないかもということも感じています。
個別株のように配当や株主優待もなければ、米国株のようにがっつり上がってきたわけではない。
そこそこ平均の中の平均を維持してきたので、恩恵は受けてきました。
しかしながらまぁまぁの成績ばかりというのはそれはそれでつまらないものです。
ただ8資産均等型といういわば全部入りファンドなのでどっしりと腰を据えてじっくりと付き合っていくのには良いファンドだなぁと感じています。
まとめ:これからもメインの資産であり続けます
今回ベストバイストック2019に協賛させていただき、ストックではなくファンドで申し訳ないのですが、eMAXISバランス(8資産均等型)についてのわたしの気持ちを書き連ねてみました。
いろいろとファンドや株式などのリスク資産を行ったり来たり、損をしたりしながら現在のポートフォリオにたどり着きました。
全部入りということで成績も平均の中の平均なのですが、それがまたいいのではないかと考えています。
現在ではありがたいことに資産残高も増え、早期償還する可能性もほぼなくなりました。
ですのでこれからもじっくりと育ててわが家にとってのメインファンドであり続けていこうと思います。
皆さんにとってさまざまな商品がベストバイになりうるので、いろいろと試していただきこれはという商品に巡り会えるといいなと感じました。
次の記事は1級FP技能士のみさきさんの記事ですのでおたのしみに!
では、またよろしくです!
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