私は郵便局で個人向け国債の一部を保有していました。
事務手続きなどが非常に大変で苦労していたので思い切って解約することにしました。
ところが個人向け国債の中途解約はまさにラスボス状態で、とてつもない苦労をすることになってしまうことに。
結局、私は郵便局で個人向け国債を買っていいことは何一つありませんでした。
この記事では郵便局で個人向け国債を中途解約した際に大変な思いをしたこと、そして郵便局で個人向け国債を購入するのは本当におすすめできないことについてまとめてみました。
郵便局で個人向け国債を中途解約はマジで大変
私は郵便局で個人向け国債を10項目(10回に分けて購入)ありました。
これを中途解約するので、郵便局へ行ったところ想像もつかない目にあうことになってしまったのです。
郵便局の窓口でないと解約できない
郵便局(ゆうちょ銀行)で個人向け国債の手続きはすべて郵便局の窓口で行います。
これが大きなメリットでありかつ大きなデメリットなんです。
メリットとしては何もわからない方なら郵便局の社員さんの手取り足取り頼りにしながら対処ができること。
デメリットとしては電話や郵便での対応ができず、郵便局の貯金窓口が開いているときでないと手続きができないこと。
とくに個人向け国債の場合にはデメリットのほうが強く出てしまいます。
なぜなら社員さんが業務に精通していないため、貯金事務センターの指示を受けながら出ないと対処できないからです。
これだったら最初からコールセンターとか郵送でのやり取りのほうが郵便局の方に迷惑をかけないですむのですが、意地でも郵便局の窓口に押し付けたいようですね。
項目ごとで1枚の解約申込書が必要
次に立ちふさがるハードルですが、項目ごとに1枚ずつ解約申込書が必要だということです。
1回でまとまった金額を購入している方なら1枚で大丈夫なのですが、私はこまめに10回ほどに分けて個人向け国債を購入しました。
この場合だと10枚の中途解約申込書を「手書き」で書かないといけません。
私の場合には書類を持ち帰って書きましたが、同じような項目をひたすら書かないといけないのではっきり言って心が折れました。
それぞれ印鑑が必要
3点目はそれぞれ印鑑が必要ということです。
某大手証券会社なら電話一つでできたのですが、郵便局の場合には届出印が必要で、全ての申込書にはんこを押さないとダメなんですね。
これはこれで地味にめんどくさいんです。
枚数が足りない場合、取り寄せてから再度来局要
国債の解約書類は郵便局に多数あるわけではありません。
私の場合には項目が多かったため、郵便局内のストックとなる書類がなくなってしまったため、1週間後に再来局する必要がありました。
細かく個人向け国債を購入していた私が悪いのですが、1回で解約できないのは非常に辛いものを感じています。
局内での手続きにも時間がかかる
あらためて郵便局へ行ったのですが、もちろん局員の方は国債がらみの端末操作は慣れているわけではありません。
今回解約したところではおよそ30分処理にかかりました。
その間何回も電話をされて指示を受けての作業だったので、通常の貯金業務と違いちゃちゃっとはいかないです。
さらに待っている間もめんどくさい仕事をさせていると自責感いっぱいの時間が過ごせます。
感じたこと
今回このような形で個人向け国債を中途解約したのですが、私が郵便局で個人向け国債を購入・解約したことで感じたことをまとめてみたいと思います。
郵便局で国債を買ってはいけないと確信
一番に感じたのは郵便局では国債を買ってはいけないということです。
郵便局は国債や投資信託を買うところではなく、貯金をあずけるところと認識したほうがいいですね。
私はゆうちょ銀行の預金類は高い評価をしているのですが、預金以外の投資信託や国債といったマイナーな商品は買ってはいけないと確信しました。
局員さんに迷惑をかけてしまう
つぎに感じるのは局員さんに迷惑をかけてしまうという自責感です。
私の手続きさえなかったら仕事とはいえ局員さんは別の仕事ができただろうに、とんでもないことをさせてしまったと自責感にかられてしまいました。
買うのも売るのも諸手続きも非常に難しいみたいで、どこでも大きな迷惑をかけてしまったと反省しています。
窓口をふさぐので他のお客さんに迷惑をかけてしまう
さらに局員さんに迷惑をかけてしまうことで、他の貯金で用事のお客さんにも迷惑をかけてしまうということもありますね。
私が行った郵便局は小さな局でしたので窓口は一つしかなく、たまたま貯金のお客さんが少なかったので助かったのですが、多かったらどうしようかと終始ハラハラでした。
証券会社で買うほうがいろいろとラク
それでは個人向け国債はどこで買ったらいいのでしょうか?
それは証券会社です!
証券会社は株式だけではなく債券の販売も主業務のひとつですので、手続きはいたってスムースです。
今回郵便局と同時に某大手証券会社でも中途解約を行ったのですが、
かかった時間は電話で3分弱でした。
あまりのあっけなさにびっくりしたくらいです。
やはりもちは餅屋なので、証券会社で購入することをおすすめします。
大手証券会社なら個人向け国債をまとまった金額で購入する際にはキャッシュバックが高額ですのでおすすめです。
まとめ:国債は証券会社で買いましょう
今回、郵便局で個人向け国債を中途解約するということをして、手続きに膨大な時間がかかってしまったことについて考えてみました。
本業ではない国債の取り扱いをしているのはいいのですが、すべての手続が郵便局に丸投げで、局員さんには多大な迷惑をかけてしまったなと反省しています。
これから個人向け国債などの国債を買う際には素直に証券会社で購入しようと思いました。
こちらのほうが売る側、買う側としてもストレスレスでお付き合いできますので。
くれぐれも郵便局で個人向け国債を買われる際には時間と手間がかかることを留意の上買っていただけたらと思います。
では、またよろしくです!
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