私は何回もインデックス投資の魅力についての記事を書き続けています。
その一方で個別株投資の魅力についても感じているのでまさに今はハイブリッド投資(ワインや海外不動産はやってないですよ)といったところでしょうか。
これだけ個別株投資のやりかたとか魅力とか書いているのだったら個別株投資をしたほうがいいじゃないかと思われる方がいらっしゃるかもしれません。
しかしながら私はインデックス投資をやめるつもりはありません。
むしろ強固な投資の地盤としてこれからも活用するつもりです。
この記事では個別株投資に浮気しつつもインデックス投資を続ける私が感じるインデックス投資の良さについて振り返ってみたいと思います。
インデックス投資の良さを考えてみる
では、さっそく私なりに考えるインデックス投資の良さについて考えてみたいと思います。
いろいろとあるのですが、一つずつ解説していきましょう。
敷居が低い
まずなんといっても敷居が低いことですね。
個別株や外国株をするにはさまざまな面でハードルがあります。
銘柄分析をしたり、ドルへの両替、情報収集などなど、今まで預貯金したことのない方にとっては非常に難しいことのオンパレードです。
たいしたことがないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そのような方は決して初心者ではなくれっきとして上級者ですから。
- 100円から積立可能
- 市場平均に追従すること
- 情報の入手が容易になってきたこと
これらのメリットを総称して敷居が低い投資と言えるのではないでしょうか。
ましてやそれすらめんどくさければバランスファンドに投資すれば一切無視することも可能ですね。
外貨の両替が必要でないこと
次に感じるのは外貨の両替が必要でないことです。
外国株や海外ETFは米ドルなどの外貨の両替が必要です。
円での積み立てが可能なサービスもありますが、両替手数料がかなりかかりますよね。
株価や配当も当然ながら現地通貨建て。
頭の中でひと計算しなくちゃいけないですよね。
一方で国内インデックス投資の場合、海外株式に投資している場合にも基準価額は円で発表されます。
1ドルがいくらとか考えなくてもいい。
これは非常に考える余計な項目が増えなくてすむということです。
その手間を別なことに使えばいいのではないでしょうか。
それだけではありません。
今は私達はそれなりに元気だと思いますが、万が一天国へ行ってしまったときに家族に遺産相続するときに家族が外貨に強いとは言い切れません。
我が家の場合には私以外に外貨に慣れている人間はいません。
遺された人にとっても円で評価ができるのはわかりやすくていいのかなと思います。
これも大きなメリットの一つではないかと思いますね。
換金の手間がかからないこと
そして3つ目が換金の手間がかからないことです。
個別株の場合、出来高がない株式の場合だと売りたいときになかなか売れないこともありますよね。
外国株の場合には日本円に両替する手間が発生しますよね。
ところが国内籍のインデックスファンドを換金する場合にはあっさりと必要な金額を解約することができます。
口数(株数)ではなく、必要な金額を引き出せるというのはとっても楽でいいのではないでしょうか。
つまらないこと
そして最後の魅力(?)なのですが、つまらないということです。
個別株や外国株などはやれ優待、やれ配当、やれ増資、などなどの興奮したり凹んだりすることがたくさんあります。
さらに株式を中心とするインデックスファンドの場合には約定は1日1回・しかも翌営業日が原則です。
リアルタイムの約定なんて求めてはいけません。
インデックスファンドへの投資の場合にはリアルタイムの値動きなどきにせずの~んびりと市場平均に応じてたんたんと運用が続いていきます。
配当金も基本的には基準価額に織り込まれるため、配当金ゲット!というイベントもありません。
このつまらなさが意外と長く続けられる要素なのかなと思いますね。
つみたてNISA口座を開設してインデックスファンドを選び積み立て設定してほったらかして忘れたつもりでいるだけで資産を増やせるのは魅力的だと思いますね。
ドキドキ・ワクワクするのは資産が増えてからでもいいのかなとも思っています。
ひめだかはどうしてるの?
私は個別株をかいつつもインデックス投資がベースとなっています。
そこで私はこれからインデックス投資をどのように位置づけたいのかについて考えてみました。
バリュー平均法で投資は年4回のみ
私はインデックス投資をバリュー平均法と呼ばれる方法で運用しています。
これはざっくりいうとバリュー経路とよばれるお金が増えるシミュレーションに沿ってファンドを売買するというものです。
バリュー経路よりも実際の資産が多ければ売却し、少なければ買い付けるという方法です。
バリュー平均法による投資判断は3ヶ月ごとの年4回のみにしています。
これくらいの期間があくとなんだかんだでまとまった取引をする、これでいいと思っています。
ちょこちょこした取引は個別株で端株を買っていけばいいのかなと思いますね。
インデックス投資はどっしりと構えて運用していきたいものです。
必要な金額を引き出す
つぎにはお金が必要になれば必要な金額を引き出すというものです。
インデックスファンドを含む投資信託の便利さは金額による解約が可能というものです。
お金が必要になった際に必要な金額を解約によって手に入れることが可能です。
ですので、無駄のない解約ができるんですね。
これからはお金が必要になることが増えますが、必要な際に必要な金額を調達できるのはいいことだと感じていますので、ちょこちょこ解約していきたいです。
個別株は国内株のみ
最後に感じているのは個別株は国内株のみにするということです。
どうしても私はもしものときに家族にかける負担を減らしたいと思っています。
その際にハードルとなるのが外貨建て資産というものです。
確かに投資家としては海外ETFや外国株のほうが配当利回りも高く魅力的でしょう。
しかしながら、もしものときに家族のことを考えるとちょっとなぁと思ってしまうんですよね。
しかも英語だらけの会社名をみたら混乱するのかなとも・・・
ですので私は個別株は日本株のみにしていきたいですね。
日本株をコツコツと積み立てていき、配当をいただいたり、優待をいただいたりと楽しみたいと思っています。
まとめ:インデックス投資は簡単でおすすめです!
15年以上インデックス投資を続けている私があらためてインデックス投資の良さについて考えてみました。
さまざまな魅力がありますが、読まれる方によっては非常につまらない、得られる利回りが少ないとか考えられるかもしれません。
しかし、誰でも簡単に投資できる環境となっている現在には利用しない手はないと感じています。
投資に慣れてきたら個別株や外国株にチャレンジしたくなったらその時点で判断すればいいのかなとも思っています。
ですので私はこれからもインデックス投資を投資の要として運用を続けていきたいと思いました。
では、またよろしくです!
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