証券会社から他の証券会社へ株式を移す際には大きく分けて2つの方法があります。
ひとつが株式を売却してあらためて書い直す方法、
もうひとつが株式を「ほふり」経由で移管する方法です。
それぞれメリット・デメリットがあるのできすが、利益が出ている際やたくさんの株式を一気に移す際には移管されることをおすすめします。
私はこのたび楽天証券からSBIネオモバイル証券へ持ち株をすべて移管させることにしました。
その経験をシェアさせていただくとともに、株式移管のメリットについてもお話したいと思いまします。
ちなみにSBI証券からSBIネオモバイル証券への移管方法はTwitterでお世話になっていますソラマメさん(@35_restart)の記事が参考になりますので、よかったらチェックしてみていただけたらと思います!
楽天証券からネオモバへ株式を移す方法
ではさっそく楽天証券から他の証券会社(この場合はSBIネオモバイル証券)への移管方法についてご消化したいと思います。
まずはトップページから設定・変更のアイコンをクリックした後に出てくる画面で移管・買取請求をクリックします。
すると株式移管依頼という画面がでてきますのでどの株式を移管させるかを選択します。
今回はSBIネオモバイル証券へ移管させるので日本株式の欄の「申込」をクリックしてください。
移管先証券会社の入力
つぎに移管先証券会社を入力します。
楽天証券は他の証券会社と異なり、オンラインで移管請求ができます。
とっても簡単ですね。
大手証券会社やネット証券会社などはボタンで選択できますが、SBIネオモバイル証券はここには載っていません。
そのため、上記以外の証券会社を選択するのですが、ここでは証券会社検索へというボタンを押し、証券会社を先検索することになります。
検索の際に注意しなければいけないことがあります。それは・・・
ネオモバイル(証券)で検索しなければ出ないということです。
SBIとかSBIネオモバイル証券で検索しても出てきません。
私も何回か検索をかけたのですが、なかなか出なかったのでぜひ注意してくださいね!
次には入力しなければならないことをリストアップします。
- 部支店名:本店
- 部支店コード:N**ではじまる3桁の英数字
- 部支店の所在地:東京都港区
- 移管先機構加入者コード:1122960
- 移管先加入者口座コード:1122960で始まる21桁の番号
となっています。
口座番号と最後の移管先加入者コードはネオモバの以下のリンクで見つかります。
トップページ→メニュー(ハンバーガーサイン)→マイページ→お客様情報の照会・変更→取引パスワード入力
ここに書いてある加入者口座コードを入力してくださいね。
銘柄選択
次に移管させる銘柄を選択していきます。
私の場合には持ち株全てをSBIネオモバイル証券へ移管させる予定なのですべての銘柄にチェックを入れました。
チェックをいれたら自動的に移管銘柄数も計算されます。
とても楽ちんなんですね。
そして最後にある移管先証券会社ですでに特定口座を開設しているにチェックを入れて確認ボタンを押します。
最終確認
最後に最終確認として今まで入力した内容を確認しますのでよーく見てくださいね。
そして最後に取引暗証番号を入力して株式移管ボタンを押せば終了です。
手数料は?
株式の移管は証券会社によって手数料がかかる場合があります。
楽天証券の場合、
楽天証券から他の証券会社への株式の出庫手数料は無料ですので費用を気にすることなく出庫できますね。
楽天証券からの出庫で感じたこと
楽天証券からSBIネオモバイル証券に持ち株を出庫をする手続きをして感じたことについてまとめてみたいと思います。
オンラインでめっちゃラク
まっさきに感じたのは、オンラインでめちゃくちゃラクというものでした。
他の証券会社では、移管依頼書に手書きですべての項目を書かなければなりません。
これが地味にめんどくさいんですね。
今回のような複数銘柄の場合には自分の残高と見比べながらひとつひとつ書いていかないといけないんです。
しかしながら楽天証券の場合は入力も簡単ですし、持ち株が残高からチェック一つで選択できますのでとてもラク。
さらに通常の取引用暗証番号のみで手続き完了ですのでとても簡単でびっくりしてしました。
郵送の手間がいらないのでスピードアップ
オンライン申請のありがたさはこれだけではありません。
通常の郵送による申請ならばコールセンターに書類の発送をお願いし、書類が届いたあと記入し、返送するという手間が発生します。
この往復の日数だけでもかなりのものですよね。
それがオンラインで移管依頼ができるというのは郵送にかかる期間を短縮できるので非常に楽でスピーディである印象を受けました。
こまごまとしたサービスの良さを実感
今回楽天証券からSBIネオモバイル証券へ持ち株を移管させたのですが、しばらく使ってみて、楽天証券の使い勝手の良さも再認識することができました。
SBI証券ではなにかと探すのに面倒なことや配当金が発生したときのアラートなど細い面でのサービスが良かったという印象を持っています。
ですので、一旦は持ち株がゼロになりますが解約することなく使う機会があればまた使ってみたいなと感じています。
まとめ:これでネオモバで配当金再投資の永久機関が完成します
今回私が楽天証券の持ち株を全てSBIネオモバイル証券へ移管する際に記録した移管方法についてご紹介しました。
通常ならば移管依頼書に手書きで書かなければいけないのに対してオンラインで移管でき、非常にスムーズに手続きができたのでびっくりしてしまいました。
現在では「ネオモバ株アプリ」でちょこちょこと買付をおこなっていますので、配当金やTポイントが入れば自動的に買付資金にまわるということでちょっとした「永久機関」が完成しようとしています。
以前ではできなかった移管のオンライン申請や、端株の定期買付などが簡単にできるようになって本当に投資しやすい環境が整ってきたなと実感しています。
もし楽天証券から他の証券会社へ移管する際も同様の方法を取れますので、参考にしていただければ嬉しいですね。
では、またよろしくです!
コメント
はじめまして楽天証券から単元株をネオモバに移管した場合、ネオモバで1株ずつ売却する事も可能なのでしょうか
johnさんはじめまして!
残念ながら、単元株をネオモバに移管しても1株ずつはうれないですね
S株(単元未満株)取引で保有株式が売却できません。どうしたらよいですか?