今回は投資に関する記事ではありません。
私個人の話なので、書きたいまま書かせていただきたいと思います。
タイトル通り、私は勤続20年近く転職もせずサラリーマン生活を送ってきました。
しかしながらさまざまなリスクを抱えつつも新しい人生を送っていきたいと考えるようになりました。
私は40代の家族持ちなのですが、当然ながらいまさら勤務している会社を離れることは無謀なことだと思うかもしれません。
ただ私の場合は通常のパターンとは少し違っていることに気が付きました。
今回は、私がセミリタイアについて本気に考え出すようになった理由についてお話ししたいと思います。
私がセミリタイアを本気で考えるようになった理由
私がセミリタイアについて本気で考えるようになった理由は以下のとおりです。
- 会社の同僚によるモラハラが激しいから
- 仕事内容を押し付けられることが増えたから
- ある程度仕事をやり尽くしたと感じたから
同僚によるモラハラが激しい
私は内勤の仕事をしているのですが、昼間は上司や同僚は営業活動のため外出していますので、女性の同僚と2人で仕事をしています。
その際に、
- 言動や行動の一挙手一投足を監視される
- 気に入らないことがあれば罵倒・詰問の上上司に告げ口
- 自分のことは棚に上げて平気で事務所を離れて強制ワンオペ状態にする
などなどの状況があり、精神的に参ってしまいました。
当初は良薬は口に苦しと思いながらも耐えてきたのですが、苦すぎたため今ではなんの返答もできません。
すべてド正論でズバズバ切り込まれていきます
黙っていればなぜ理由を言わない、返答すれば言い訳するなといわれ罵られる毎日。
これが毎日少なくとも10回、多ければ数十回に及びます。
2人の世界ですので、逃げる場所はありません。
必死に努力をして、指摘されたことを一つ一つつぶしていきましたが、一つ改善すると3つ指摘される毎日なのに疲労困憊してしました。
上司にも相談したのですが、言われるのはいつも「つらいのはわかるが、がんばって耐えろ」と言われる毎日。
これが1年半ほど続いています。
私の仕事の詰めが甘いと言われればそれまでなのかもしれないのですが、マイルールのリングで責められるうえに口げんかはめっぽう弱いのでまさにサンドバック状態です。
てなわけで、心療内科に通いながらなんとか仕事をしているという有様です。
どんどん増えていく業務内容
つぎに感じているのが業務内容がどんどん増えていく現実です。
私は今でこそ内勤業務を行っていますが、かつては営業活動も行っていたこともあり、
良く言えば「マルチプレイヤー」
悪く言えば「なんでもできる便利なやつ」
というわけで、さまざまな業務を押し付けられることが増えてしまいました。
それをしなかったら・・・
女性の同僚の詰問・罵倒が待っています。
それが同僚が放置していたとしていたとしてもです。
「同僚が放置していたのを見逃したあなたが悪い」という論法ですね。
- 本業の仕事以外にも雑用もどんどん増えていく
- オーバーフローする
- 怒鳴られる
- 萎縮しながらこなす
- 1に戻る
といった負の連鎖となってしまいました。
上司にも訴えたのですが、どうしようもないみたいで放置されてしまっています。
ある程度仕事をしたかなと感じたから
最後に感じたのは仕事を一通りはやりつくしたかなと感じたからです。
業務内容は一通りやりつくしましたし、
新入社員を何人も入社時トレーニングをしていきました。
その結果これから最低10年この仕事をするのに絶望を感じたんですね。
こなしきれない仕事を一人で行い、その結果が罵倒のみというのが目に見えていますのでもう、真っ白になっちゃったというのが本当な気持ちです。
つぎに40代で仕事を辞めるのに立ちはだかるハードルについて考えてみたいと思います。
40代で仕事を辞めるのに立ちはだかるハードル
では次に40代で仕事を辞めるのに立ちはだかるハードルについて考えてみたいと思います。
再就職先がない
若い20,30代の方ならば現在の労働市場は売り手市場のため、転職も容易でしょう。
しかしながら40代以降のシニア世代はそうではありません。
もちろん、分野のプロフェッショナルのかた、マネジメント経験のある方ならば転職先もあると思います。
ところが私のようなポータブルなスキルがない人にとっては転職は難しいと考えるのは容易なことです。
おカネの心配
再就職先がない心配があるのと同時に心配なのがおカネの心配です。
私のような家族持ちの場合だとなおさらです。
金融資産がない家庭も多いことでしょう。
そうなると再就職先がない=人生終了の可能性もグンと上がってしまいます。
しばらくは退職金や失業給付で乗り切ることができるでしょうが、それ以降は金融資産がないと生活ができなくなってしまうということが容易に想像できますよね。
最低でも2つのハードルがあるのですが、私には幸いながらカバーできる要素があります。
次には私にとってラッキーな点をあげてみたいと思います。
私にとって恵まれた点
次に私にとって恵まれた点について挙げてみたいと思います。
金融資産がちょっとはある
私にとって最大の恵まれた点は金融資産がちょっとはあるという点です。
我が家の金融資産は4,000万円ほどあります。
そのうち3,000万円は株式やインデックスファンドといったリスク資産です。
これを運用しながら配当金や運用益を生活費に使えばすぐに資金がつきてゲームオーバーになる可能性は低いかなというのが実感です。
徹底した節約体質な妻の存在
次に心強い存在が節約体質な妻です。
妻のおかげで、以下のものが我が家にはありません。
- 車
- 持ち家信仰
- 見栄
- 外食の習慣
- 旅行
- 生命保険
- スマホ依存
どうでしょう?
これらのポイントはすべて固定費がかかったり、高額であるものばかりですよね。
これらすべてに興味がなく、生活費が少なく暮らすことができています。
現在の金融資産は運用は私が、節約体質は妻が担っていることでできたといっても過言ではありません。
さらに今回の退職をするにあたっても妻に相談したら
「全然大丈夫やで!!家族3人で平和で質素に暮らしたらいいやん!」
となんとも心強いお言葉をいただきました(涙)
副収入の存在
最後にありがたいなと感じたものがもう一つあります。
それは副収入の存在です。
このブログは広告を貼らせていただき、少しばかりのおこづかいを頂いています。
さらに株式の配当金という収入も少しながらあります。
株長者や、アフィリエイターみたいなすごい存在ではないのですが、ほんの少しの収入があるのも非常に心強いものです。
これからどうするか
これからどのようにしていきたいかについてまとめてみますね。
再就職したい
まず感じているのは当然ながら再就職したいということです。
歳をとったと言ってもまだ40代です。
多少体力は落ちたかもしれませんが、まだまだ仕事をしたいものです。
ですので、再就職したいとはおもっています。
ただ、非正規雇用でも全く問題ありません。
お給料が安かったとしても、上記で話した収入や金融資産がありますので、ポイントはほどほどの仕事量・良好な人間関係の職場を探したいと思います。
ライターやブログを書くのもあり
非正規のアルバイト・パートに採用されない可能性も多々あるでしょう。
40代になるとアルバイトやパート雇用にも採用されない可能性も十分あります。
そうなったときには金融資産の切り崩しもありえますが、どうせならわずかでも今持っているスキル(?)を活かしたいものですね。
というわけで、現在はまだやっていないライティングのお仕事やブログの更新を増やすことでちょっとでも金融資産の切り崩しを減らしていきたいと思っています。
ゲームオーバーまでの時間を楽しむ
上記2つでも無理だったときにはあきらめてゲームオーバーまでの時間を楽しみます。
資金が尽きてしまったらゲームオーバーかとおもいきや・・・
そのときには生活保護(通称ナマポ)にすがるつもりです。
ただ、今のところセミリタイア希望者にとって必須サイトである「逃げ切り計算機」でシミュレートしてみたら10年以上先の話ですが。
その間に何らかの仕事でもあればゲームオーバーまでの期間が延びますので、そこまでヤバくないのではないかと思っています。
まとめ:やっぱり寂しいですけどね。
今回、20年勤務し続けた会社を離れようと本気で考えた理由とセカンドライフプランについてざっと考えてみました。
モラハラや業務過多といった私にとってどうしようもないことが原因なので離れることが一番なのではないかと考えるようになりました。
現在のところメンタルが不調をきたしているので、退職か休職か悩んでいるところですが、どちらにしても行動を起こしていきます。
このプランではまだまだ詰めが甘いのはわかっていますので、もっと詳細を詰めてはいきたいですね。
もちろん、今まで勤務した会社に愛着がないのかと言えばウソになります。
仕事も地味ですが、それなりに充実してましたし、お給料も福利厚生もしっかりしているので安心して暮らすことができました。
それができなくなるのは非常に辛く、寂しいものですが、このままではつぶれてしまうという危機感から次の人生を歩んでいきたいと思います。
今回の記事は私のプライベートな愚痴記事だったのですが、お読みいただきありがとうございました。
次回からはまた投資ネタなどを書いていきたいと思いますのでお楽しみに!
では、またよろしくです!
2019更新
この記事の続きを書きました!
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