都会も田舎もいたるところにあるコンビニエンスストア。
そのコンビニにもはや必須の設備であるのがコンビニATMですよね。
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートと大手御三家では以前と違いほぼ設置されている印象を持っています。
セブンイレブンやローソンに設置されているATMはほぼ統一されているのですが、ファミリーマートはそうではありません。
この記事では、ファミリーマートに設置されているATMは種類が多すぎて非常に混乱することについてまとめてみました。
ファミリーマートのATMは種類が多すぎる件
コンビニ業界の大手3社の一角であるファミリーマート。
最近はサークルK サンクスをも呑み込み、規模を拡大している真っ最中という印象がありますよね。
たまたまふらっと寄ったファミリーマートのお店でお金をおろそうとすると、おろせないんです。
私が利用しているのはネット銀行である住信SBIネット銀行です。
すこししょんぼりとした気持ちで店を出た後に調べてみると、ファミリーマートはATMが統一されていないことがわかりました。
さらにちょっとした問題となるのがコンビニATMの種類の多さではないかと私は思っています。
ファミリーマートにはATMの種類がこれだけあります。
- E-net
- ゆうちょ銀行ATM
- ゼロバンク(大垣共立銀行系)
- バンクタイム(りそな銀行系)
ライバルであるセブンイレブンならセブン銀行ATM、ローソンならローソンATM と統一されているのですが、ファミリーマートは違います。
いや・・・違いすぎます。
全く統一できていない印象がありますね。
今回利用できなかったファミリーマートのATMはバンクタイムのATMだったんです。
しかも、これらのATMですが、利用できる金融機関や手数料無料かどうかも全く異なります。
私がメインで使っている住信SBIネット銀行口座からの出金の場合どうなるのでしょうか。
- E-net:スマートプログラムに応じて月2回から15回出金手数料が無料
- ゆうちょ銀行ATM:スマートプログラムに応じて月2回から15回出金手数料が無料
- ゼロバンク:利用不可
- バンクタイム:利用不可
ちょっと極端すぎるのではないかとも思っちゃいました。
ちなみに、ゼロバンクやバンクタイムは住信SBIネット銀行以外にも新生銀行やジャパンネット銀行、ソニー銀行や楽天銀行といったMICS非加盟の金融機関では利用することができません。
セブンイレブンやローソンではそういったことはなく、すべてのお店でATMが統一されていますので、このような心配はありません。
詳細については以下のページをご覧いただけたらと思います。
バンクタイムはゆうちょ銀行ATMへ置き換え計画も
このように住信SBIネット銀行でバンクタイムのATMが設置されているファミリーマートに行きおカネをおろすことができなくてがくぜんとした私なのですが、
この状況が改善されることになっています。
調べていると、ネット銀行ができないATMの一つであるバンクタイムはゆうちょ銀行ATMへ置き換える計画があるようです。
ファミリーマートのニュースリリースからなのですが、
株式会社ファミリーマート(本社:東京都豊島区、代表取締役社長 澤田貴司、以下「ファミリーマート」)と株式会社ゆうちょ銀行(本社:東京都千代田区、取締役兼代表執行役社長 池田憲人、以下「ゆうちょ銀行」)は、サークルK・サンクスおよび一部のファミリーマートに設置するコンビニATM「バンクタイム」(2,920台)を、2019年1月以降順次、ゆうちょ銀行ATM(以下、ゆうちょATM)に置き換えることを決定しました。
出典:ファミリーマートニュースリリース「コンビニATM「バンクタイム」を「ゆうちょATM」へ置き換えます 」より
バンクタイムのATMが2019年より順次ゆうちょ銀行ATMへ置き換える計画があるため、このややこしい状態は改善されることになりますね。
ゆうちょ銀行ATMの場合、先程ご紹介したMICS未提携の金融機関(新生銀行やネット銀行など)でも利用できるところがほとんどですので、
あっちのファミリーマートでは利用できたのに、こっちのファミリーマートでは利用できない状態は減ることになります。
ゼロバンクはすでにゆうちょ銀行ATMへの置き換え完了!?
もうひとつの独自ネットワークのゼロバンクはどうでしょうか。
こちらはすでにゆうちょ銀行ATMへの転換が進んでいるようですね。
私は四国在住なので愛知県・岐阜県のファミリーマートの状況は設置店舗マップでしか確認できませんが、いくつかの市でチェックしてみてもゼロバンク設置店舗は確認できないくらいゆうちょ銀行ATMに置き換わっていますね。
まとめ:同じコンビニで店によってATMが違うのは問題だと思います
今回はセブンイレブンならセブン銀行、ローソンならローソンATM と統一されているのと対称的に、
ファミリーマートではE-net,ゆうちょ銀行ATM,バンクタイム,ゼロバンクと4種類ものATMが混在していることに驚いた件についてお話ししました。
さすがに4種類もある状況は近々なくなり、E-netとゆうちょ銀行ATMの2種類に統合されるようなので少し安心しています。
ゆうちょ銀行ATMならば、逆にゆうちょ銀行の口座を持っているとほぼ24時間手数料無料で利用することができるので利便性が向上することもわかりました。
コンビニATM はネット銀行利用者にとっては銀行とリアルのおカネがつながる数少ない拠点です。
これが利用できるところと利用できないところが混在するのは問題だと思いますので、早く問題が解決するといいなと感じています。
たまたま私が住信SBIネット銀行を利用していますが、この他にも新生銀行や楽天銀行、それにジャパンネット銀行などの口座を利用の方も同じ状況ですので、参考にしていただけたらうれしいですね。
では、またよろしくです!
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