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投資信託の積立時期が来たのでリスク資産額を調べてみた

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調べる人

私は投資信託の積み立ては年に4回目標額(バリュー経路)と実際の資産額のギャップを調べ、それに応じて売ったり買ったりして資産形成をしています。

いわばバリュー平均法のセオリーを自分なりにやりやすいようにアレンジして積立を行っています。

その投資をするかどうかを判断する時期がやってきましたので、普段はあまり気にしていないリスク資産の状況を確認してみることにしました。

そして追加投資をするかあるいは売却するかを判断する状況を確認してみたいと思います。

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判定結果は売却

今回のリスク資産を買い付けるか、あるいは売却するかをしらべてみました。

いつものとおりNumbers(マックユーザーなので・・・・)に証券会社の投資信託の金額をちょこちょこと入力したところ、

資産表

投資信託を売却することになっちゃいました。

しかもちょこっとした金額ではなく現在資産額の5%も売却するという評価となってしまいました。

前々回(2017年1月)にならぶ大規模な売却ということになります。

前回はこちら

売却・購入の判断について

私はバリュー平均法という方法を用いて年4回リスク資産(インデックスファンド)の調整を行っています。

私が保有している投資信託とポートフォリオは以下の通りになっています。

  • eMAXISバランス 8資産均等型(三菱UFJ国際投信) 80%
  • たわらノーロード 先進国株式(アセット・マネジメントOne) 10%
  • EXE-i 中小型株式(SBIアセット・マネジメント) 10% 

これらのポートフォリオ全体でみたアセットアロケーションは以下のグラフのようになります。

ポートフォリオ
by 投資信託のガイド:ポートフォリオグラフメーカー


株式ポートフォリオをざっくりと50%としているのは、EXE-i中小型株式が日本を含む全世界での中小型株式のETFをまとめたファンド・オブ・ファンズのため、正確な数値を考えると面倒だからです。

ざっくりと株式50%でいいやというのがこのポートフォリオの特徴です。

これを毎月積み立てるのではなく、年4回設定した資産額(バリュー経路)と自分の資産額を重ね合わせて、バリュー経路より資産が増えていれば売却、減っていれば売却するという方針です。

そして、想定する利回りは年5%に設定しています。

それを4半期で分割するので3ヶ月毎に1.25%という利回りですね。

もちろん、実際はもっと複雑な計算が必要なのはわかっています。

ただ、私にはそこまで厳密にする必要が無いのでざっくりとみるようにしています。

高いか低いかは判断が分かれるとおもいますが、私は低めに想定するようになっちゃいました。

そのほうが心理的な負担も少ないですからね。

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感じること

投資信託を積み立ててらっしゃる方はほとんどの方が毎月積み立てていらっしゃると思うのですが私はあえて毎月積み立てを行っていません。

さらに投資信託の金額を増やすだけではなくあえて売却を行うことで資産額が想定金額になるように調整を行っています。

このことについて感じていることをまとめてみます。

今の状況がいつまでも続くとは限らない

今回のリスク資産を売却するという判断結果が出たことは、想定よりも資産の増え方が大きいということになります。

株などのリスク資産に投資している私たちにとっては非常に追い風であることは間違いありません。

ただ、この状況がいつまでも続くとは限りませんしむしろ続かないと思ったほうがいいでしょう。

相場はいつまでも順調とはかぎりませんので、私は資産額を判定し、得られる果実は旬のうちに収穫しておこうと思っています。

ルールを守って投資を行うことでもっと儲かるんじゃないかといった欲望を抑えるように気をつけています。

売却した資金は投資待機資金として来るべき追加投資の必要に迫られたときに備えることになります。

株式市場が下落したときにはその投資待機資金をつかって追加投資をおこなっていきたいですね。

リバランスするちょうどいい機会

そしてバリュー経路の意外な良い点としては手動で資産額を調整しますのでリバランスを行いやすいというメリットがあります。

自動積立の場合だと、資産が少ない場合は積立額の調整をおこなったり、あるいは大きくなると売り買いをおこなうことで調整を行います。

これを売却額や追加投資額を変化させることでリバランスを行うことができます。

いわば年4回リバランスをおこなっているというかたちになります。

リバランスを推奨している本を読むとリバランスする機会は年1回や割合が大きくずれたときにおこなうとされています。

どうせ売ったり買ったりするのだから私はこれを機にポートフォリオをきれいにしてすっきりさせたい。

理論上正しいのかどうかはわかりませんが、このようにしてリバランスにも取り組んでいます。

関連記事:今年の投資方針書を決めました
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まとめ

3ヶ月毎にまとめているリスク資産がどうなっているかを判断したことをお話ししました。

今回はたまたま追い風で、資産を売却という嬉しい誤算となりました。

次回も売却ならより順調でしょうし、追加購入が必要ならば相場があまりよくなくなっているのかなと実感することができます。

最近はバリュー平均法で取り組まれている方をあまり見かけなくなりましたが、私はこれからもバリュー平均法を用いて投資信託の積み立てを行っていきたいと思います。

そして3ヶ月後の10月にまたどうなっているかをお話ししたいと思います。

この記事が参考になれば幸いです。

では、またよろしくです!

マネープラン資産運用
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ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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